ジャンル: BLUESupcoming
PLP-8061 Good Rockin’ Charles
2023.09.26
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ブルース裏名盤最右翼! グッド・ロッキン・チャールズことチャールズ・エドワーズが1976年に発表した唯一のアルバムをLP再発!
55年にジミー・ロジャーズのバンドに参加し、56年にあの「Walkin’ By Myself」の録音に起用されるものの、怖気づいて(?)酒を飲みに出かけてしまい、キャンセル、57年にはコブラ・レコードが録音の機会を設けたものの、スタジオに現れずキャンセルと、自らチャンスをつぶしたせいもあり、残した録音はきわめて少ない。
しかし、そのシンプルかつ力強いブルース・ハーモニカの味わいは他では求めえないものだ。Ⅰ、Ⅱ、両サニー・ボーイ・ウィリアムスンとリトル・ウォルターの影響が大きいが、圧倒的なヴォリュームと押しの強さ、歯切れの良さは天下一品! サニー・ボーイⅠ世ともまたひと味違う、投げ出すようなぶっきらぼうなヴォーカルも最高! オープニングの「Eyesight To The Blind」(サニー・ボーイⅡ)から痛快そのもの! 忘れ得ぬ隠れた名盤だ。
PLP-7638 Tramp
2023.09.20
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B.B.キングが「眠れる巨人」と敬愛したローウェル・フルスン。その代表作にしてブルース史に燦然と輝く大傑作となる1967年発表のケント第二作。表題曲は66年R&Bチャート5位の大ヒット。オーティス・レディング&カーラ・トーマスのカヴァー(67年)もヒットし、80年代以降、サンプリングの大ネタとなった“元祖ファンク・ブルース”だ。もともと、アルバム制作を目的とした66年「トランプ」セッションからの11曲+『ソウル』(66年)からの再収録となる、重厚なサウンドと計り知れない深みに満ちた歌声がえもいわれぬ叙情を創出する傑作スロー・ブルース「ブラック・ナイツ」の全12曲。表題曲はもちろん、クールに熱い「トゥ・ウェイ・ウィッシング」、塩辛い歌声がたまらない「ハスラーズ・ゲーム」等、ブラック・ミュージックの躍動グルーヴがブルースで大放出された絶対的名盤を、レアなモノラル盤(KLMP 5020)仕様でLP再発。
PLP-8051 Sings the Blues
2023.08.25
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戦後テキサス・カントリー・ブルースの巨人の一人、スモーキー・ホッグ。その全録音の3分の1以上を記録したモダン・レコードに1947年から51年にかけて録音された作品をまとめ、1961年にモダン系列のクラウンから発表されたアルバムをLP再発。自由奔放としか言いようがない歌がとにかく最高! かなりのアルコール中毒だったがゆえか、小節数もデタラメだったりするが、その投げ飛ばすような、べらんめえ的な歌がどうにも沁みるのだ。気風のいい乾いた音色のギターもじつに味わい深く、この野放図さ、破天荒さ、天衣無縫ぶりには、一度ハマったら抜けられない魅力がある。ヒットした「グッド・モーニング・リトル・スクール・ガール」(オリジナルはもちろんサニー・ボーイ一世)の別テイクをはじめ、気の向くまま、思いつくままに歌うホッグ節全開の12曲。レーベル・メイトでもあったブギの女王、ハダ・ブルックスのピアノも聞き物。クラウン名物の“美女ジャケット”仕様でどうぞ。
PLP-7693 Mean Ol’ Frisco
2023.08.25
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エルヴィス・プレスリーのデビュー曲「ザッツ・オール・ライト」のオリジネイターで、エルヴィスが「リアル・ロウダウン・ミシシッピ・シンガー」と敬愛したブルースマン、アーサー“ビッグ・ボーイ”クルーダップ。
南部魂全開!!の歌とギターでブルースの嵐を巻き起こすクルーダップの、ボビー・ロビンスンのプロデュースによる、1962年ニューヨーク録音のファイア盤。表題曲ほか、「ザッツ・オール・ライト」、同じくエルヴィスがカヴァーした「ソー・グラッド・ユー・アー・マイン」、「ケイティ・メイ」など過去の代表曲の再演が中心で、クルーダップのトレードマークかつ最大の魅力となる甲高い歌声は健在ながらも、どの曲もオリジナルとは一味違う渋みにあふれている。当時57歳で円熟味をきわめていたクルーダップを味わい尽くす名盤だ。原盤はかなり珍しい本作を、オリジナル・アートワーク、逆貼りジャケット仕様でLP再発!
PLP-7694 King Of The Jungle
2023.08.25
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PLP-7687 Blue Lightnin’
2023.08.23
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偉大なるテキサス・ブルースマン、ライトニン・ホプキンス。1959年に“再発見”されて以降、数多くの録音を残したライトニンが、ルイジアナ州シュリーヴポートの名門ジュウェル・レコードから発表した3枚のアルバムの第一弾をLP再発! 1965年、地元テキサスにおける録音で、エルモア・ニクスンのピアノとベース&ドラムというバンド編成に、ギラつくライトニン節が炸裂! ライトニンのダーディ・ブルースの美学を捉えた、かねて名盤として評価の高い一枚だ。それを、広く出回っている本人のカラー写真を使用したジャケット・デザインではなく、今やかなり“見ない”、ライトニンの別の写真をあしらい、全面ブルーに加工したデザインの珍しい別ジャケ仕様でお届けする。こうしたちょっとした違いを楽しむというのもまた、ヴァイナル道の醍醐味のひとつなのだ。
PLP-7673 Sings the Blues
2023.08.22
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頑固一徹にブルースを生きた狼ハウリン・ウルフ。その1951、52年にモダン系列のRPMに吹き込んだ作品をまとめ、1962年に同じくモダン系列のクラウン・レコードから発表されたアルバムをLP再発。ウィリー・ジョンスンによる、プリミティヴなデルタ・ブルースとファンシーなジャズのコードをミックスした掟破りのギター、ドラムのウィリー・スティールと正体不明のミュージシャンたちが繰り出す強力無比のバッキング、アイク・ターナーの躍動感あふれるピアノに乗り、ウェスト・メンフィスで荒々しくタフなブルースを吠えまくったウルフ。ピアノの調律が狂っていたり、ギターのチューニングが合っていなかったり、ハーモニカのキーもズレていたりと、ドサクサでありながらも美しい――これ以上の衝撃はない。キャリアの最初期、40歳をすぎてレコーディング・デビューしたブルースの狼の暴れぶりに圧倒されること間違いなし。相棒ヒューバート・サムリンのギターが宙を舞うその後のシカゴ録音(チェス)もすばらしいが、とことんワイルドなこのメンフィス時代のウルフの魅力には何物にも代えがたいものがある。クラウン名物の“美女ジャケット”仕様でお届けする(※注:中身は純度100%の荒くれサザン・ブルースです。取り扱いには十分にご注意ください)。
PLP-7662 Blowin’ Smoke
2023.08.21
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PLP-7647 Blues After Hours
2023.08.17
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ハウンド・ドッグ・テイラーからライ・クーダー、デレク・トラックスまで、数多くのミュージシャンに多大な影響を与えつづけている巨人エルモア・ジェイムズが、自身のバンド、ブルームダスターズを従えスライド・ギターで暴れまくる!! 〈酒場の見返り美人〉ジャケで有名なクラウン盤LP(1960年)を正規再発! 「ダスト・マイ・ブルース」等のスライド・ギターで3連でたたみかけるブルーム調のナンバーから、南部らしさとアーバン/ジャンプ感覚が同居したブルームダスターズ・サウンドが炸裂する楽曲まで、すべてが絶品!豪快なスライド・ギターはもちろん、ゴスペルに根差したディープなヴォーカルもすばらしい。なにもかもが強烈な輝きを放っている。