ジャンル: ROCKリリース情報

PCD-27090 Stud
2025.01.24

テキサス・ハード・ロックの雄馬が解き放たれる! 1975年、わずか200枚のみプレスされ、世界中のコレクター達から“聖杯”と呼ばれてきた幻のアルバム『スタッド』が待望の最新リイシュー!

1974年にヒューストンで結成、地元でライヴ活動を行いながらリハーサルを重ね、レッド・ツェッペリンなどから影響を受けながら独自のスタイルを構築していく。そうしてテキサス州ローゼンバーグにあるザ・バロンズ経営のスタジオでレコーディング、傘下レーベル“バロン・レコーズ”から発表されたのが唯一のアルバム『スタッド』である。若さに任せたハードなサウンドと恐れを知らない実験精神を兼ね備えた本作。当時17歳のドクター・ティモシー・ウィリアムスが若さのままに斬り込んでいくリード・ギターを前面に迎え、ポール・デヴィッドのリッケンバッカー・ベースとオルガンがバンドの音楽性の基盤を支え、深みと彩りを与える。ジョージ・ランデルの鉄壁のドラムスも強力で、トリオならではのソリッドなテキサス・ロックとプログレッシヴな展開を兼ね備えている。ひたすら重量感溢れるリフとビートとシャウトが押し寄せる「Woman Like You」(M1)や理屈抜きにぶっ飛ばす「Captain Boogie」(M2)などの痛快なハード・ロックを筆頭に、執拗に攻めるヘヴィ・リフ、断末魔の叫び、プログレッシヴなジャムがせめぎ合う「Stud」(M3)、間違った方向に進んでいく世界を憂う叙情派ナンバー「The War Song」(M5)という、それぞれ約12分のロング・ナンバー2曲もバンドの個性を際立たせている。骨のあるハード・ブルースとアコースティック・ギターが絶妙な「Jim / Blues」(M4)を加えた全5曲のアルバムは、興奮とスリルに富んでいる。

彼らの才能を認めレコーディング費用を負担、200枚のLPをプレスした“バロン・レコーズ”だったが、アルバムはヒューストン周辺のラジオ局でエアプレイされたものの、メジャーのレコード会社との契約を獲得するには至らず。LPは再プレスされることもなく、テキサス州のロック・コレクターですらも入手不能の状態が続いていた。2015年にはスペインのレア盤リイシュー・レーベル“グエルセン・レコーズ”傘下のサブ・レーベル“アウト・サイダー”から復刻され、そのクオリティの高さが好事家/マニアを驚かせた。それから10年、復刻盤すら入手困難な状況が続いていた。だが2025年、遂に待望の日本盤CD化が実現! ポールが当時を振り返るライナーノーツや貴重なライヴ・フォトの数々を含むブックレットも付属、日本をテキサス色に塗り替えるときが来た!
*1970年代のイギリスの同名バンドとは別バンドです。

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DGP-1487 Live in the Netherlands
2025.01.23

マイケル・マクドナルドも称賛するイギリスのシンガー・ソングライター、ジェイムズ・セイヤー。リズム&ブルース、ソウル、ファンクへの情熱あふれるアルバム『クリエイション』で鮮烈なデビューをはたした彼の、オランダでのライヴを収録したEP。

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PCD-25463 Do Not Go To War With The Demons Of Mazandaran
2025.01.16

パワフルでオリエンタルなヴォーカルと大地をのたうつような重厚なグルーヴで高密度に展開していくエクストリームかつプログレッシヴなドゥーム・サウンドで注目のUKプログレッシヴ・メタルバンド、ローウェンが遂に日本上陸!

UKの老舗HR / HM専門メディア『METAL HAMMER』の2024年ベスト・プログレッシヴ・メタルアルバムにてオーペスに続き第2位に選出(第3位はナイトウィッシュ)されるなど、現行メタルシーンに新たな風を吹き込んだ本年度最重要プログレッシヴ・メタルアルバム!

日本国内盤にはオリエンタルな詠唱とダフ、シュルティボックスといった民族楽器の演奏にアコースティック・ギターのみで制作された3曲入りEP『Unceasing Lamentations』(2021)をボーナストラックとして追加収録!

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PLP-7543/4 アマチュア・アカデミー 40周年記念盤
2025.01.14

ムーンライダーズが1984年に発表した通算9枚目のアルバムにして、バンド史上最大の問題作とも評される『アマチュア・アカデミー』が40周年記念盤としてアナログリイシュー! 音質にこだわった45回転LP2枚組の豪華仕様!

2026年にデビュー50周年を迎える日本ロック/ポップス界の至宝、ムーンライダーズ。全曲のタイトルが記号化されていることも特徴で、スタジオの使用時間が500時間、ベードラの音を作るのに1週間、同時に3つのスタジオを使うなど、制作にあたって数多くの逸話も残された「バンド史上最大の問題作」とも言われている。「30 (30 Age)」や「G.o.a.P(急いでピクニックへ行こう)」など今でもライブで演奏される人気曲を多数収録している代表作のひとつが、発売から40年目の節目に音質重視の45回転LP2枚組で蘇る!

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PCD-27088 The lost Warthog tapes
2025.01.14

コロラド州の山々を揺るがすアシッドな一撃! 1970年代初頭という激変の時代の産物であるアメリカン・サイケデリック・ハードの“幻”の逸品、ウェイクフィールド『ザ・ロスト・ウォートホグ・テープス』が最新CDリイシュー!!

コロラド州プエブロで1969年に結成。ヒッピー・ムーヴメント末期ならではのジャム志向のハード・ロックバンド、ウェイクフィールドは地元のシーンで支持を得て、初期フリートウッド・マック(ピーター・グリーン在籍)のオープニング・アクトやチャック・ベリーのバックを務めるなどした。同州のデンヴァーやボルダーなどの都市部やワシントン州シアトルなどへの遠征を経て1970~71年、デンヴァーの低予算スタジオ“ウォートホグ・スタジオ”でレコーディング・セッションを行い、その音源は長年聴かれることなく眠ってきたが、2002年になってコロラドの再発レーベル“ギア・ファブ・レコーズ”が発掘することとなる。

ハードなリフとエッジの効いたリード・ギターで攻め立てるサイケ・ロック・サウンドを起点としながら、未知の領域へと解き放たれていく本作『ザ・ロスト・ウォートホグ・テープス』。オープニングの「ブリング・イット・オン」(M1)からホーン・セクションをフィーチュア、コンガを交えたサウンドが鋭利なギターと煽りあい、さらにトランペットやフレンチ・ホルン、フルートなどもが加わって、1960年代サイケデリアの残滓を感じさせながら新時代の混沌へと歩を進めていく。8分以上の長尺ナンバーも彼らの表現をさらに豊かにするものだ。フルートのイントロから水のごとく流れていく「ウォーター」(M7)、トランペットが曲を導いていく「スノーチャルド」(M8)、人生そのものを11分に凝縮した「オールド・マン」(M5)などの起伏に富んだナンバーは、孤独や博愛を描いたディープな歌詞を踏まえて、コンセプト・アルバムと解釈するリスナーがいるのも納得だ。ただ、シリアス一辺倒でなく、ユーモアを感じさせるのも彼らの懐の深さだ。「レッツ・ゲット・ローデッド」(M12)はあからさまなドラッグ・ソングだが、カウンターカルチャーの後ろ暗さは感じさせず、トランペットやハンドクラップ、カントリータイプのギターソロに乗せて「ハイになろうぜ!」と歌う。「ローリン・ダウン・ザ・ハイウェイ」(M14)もブルースのパスティッシュに近いライトなノリだ。そんな明暗を兼ね備えた作風もトータル性を伴っている。バンドは1974年に解散、ギタリストのボビー・バースはブラックフットに加入するなど表舞台でも知られるようになったが、ウェイクフィールドの名前はロックの歴史から忘れられつつあった。だが今、止まっていた時計の針が動き出すときが来たのだ。

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PCD-26131 The Price Of Illusion
2024.12.04

フランス在住のイギリス人シンガー・ソングライター、デヴィッド・ゲスによる、本邦初登場となるセカンド・アルバム! ウェルメイドな楽曲とジェントルな歌声に魅了されること間違いなしの秀逸ポップ・アルバム!

「2019年にデビューしたフランスを拠点とする英国人シンガー・ソングライターが、クオリティを極めた第2作でついに日本デビュー。伝染力の高いアダルト・ポップスで、ハイセンスなリスナーを直撃する。トランペットでマイケル・レオンハート(スティーリー・ダン)、ミックスでボブ・クリアマウンテンが参加」――金澤寿和

「デヴィッドの曲はミックスするのがとても楽しかった! 彼はすばらしいソングライターであるだけでなく、魅力的な声を持っている。彼のアレンジはとても広くクリーンで、きわめてダイナミックで、スティーリー・ダンを彷彿とさせる。彼の2曲のミックスに僕を選んでくれて、とても光栄だった!」――ボブ・クリアマウンテン

「デヴィッドは、1970年代と1980年代の偉大なソングライターの豊かな歴史が深くしみ込んだ、伝わりやすいメロディのコレクションを書いた。すばらしく作り込まれ、録音された曲の上でアレンジし、編曲し、ホーンを演奏することはこの上ないよろこびだ!」――マイケル・レオンハート

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PCD-27087 Limited Edition
2024.12.04

ブリティッシュ・ロックからの系譜とUSハードが交錯する70年代カナディアン・ハード・ロック! カナダ最東部ノヴァスコシア州で3人のティーンエイジャーにより結成されたハード・ロックトリオ、ブルー・マックスが1976年に唯一録音した激レアプロモ盤が最新CDリイシュー!

ブルー・マックスはカナダの最東部にあるノヴァスコシア州アマースト出身のジョージ・ダグラス(Drums)、アンドリュー・ダグラス(Bass / Vocals)、ロバート・グレイヴス(Guitar / Lead Vocals)の3人により1973年に結成。結成当初は3人とも10代前半という早熟なバンドで、ハイトーンのヴォーカルにファズの効いたソリッドなギター、うねるベースにタイトなドラミングで展開していく様はレッド・ツェッペリンやジェスロ・タルといったブリティッシュ・ロックの系譜を受け継いでいるかのように思わせながらも、ブルー・チアーやサー・ロード・バルチモアといったラウドでガレージ~プロト・メタルなUSハード勢にも通じるサウンドも呑み込んだ70年代中頃ならではのヴィンテージなハード・ロックを聴かせるバンドとして地元のティーンエイジャーを中心にローカルエリアで知られた存在となる。

結成当初からオリジナル曲をライヴで演奏していたバンドは自分たちの楽曲によるアルバムの必要性を感じ、1976年の冬に遂にレコーディングを実施、プロモーションを目的として1000枚のみプレスされたのが本作『リミテッド・エディション』だ。冒頭の乾いたギターリフからハイトーンのヴォーカルで畳み掛けるオープニングの「Sweet Lovin’」(M1)を皮切りに、Aメロとエッヂの効いたギター・ソロのみで1曲を押し切るソリッドなナンバー「Life Long」(M3)やミドルテンポのグルーヴィーなロックから変拍子も織り交ぜたプログレッシヴな展開を見せる8分を越える大曲「March of The Trolls」(M5)、そしてアコースティックなアルペジオギターからうねるベースラインとタイトなドラムで急展開をみせる「The New One」(M6)やグルーヴィーなギターリフに随所に織り込まれるドラムブレイクが象徴的なZEP直系の「The Hooker」(M8)など70年代ハード・ロックの旨味をたっぷりと濃縮したアルバムに仕上がっている。アルバムはローカルエリアでは高い評価を受け、バンドはその後も地元を中心にライヴ活動を続けるもレコード会社との契約を獲得するには至らず時代の流れに押し流されるように1980年に解散。本作は長きに渡り知る人ぞ知る激レア盤として存在するも、2000年代に入りCD / LPでリイシューされたことで新たな評価を得たアルバムである。

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PCD-26130 Go Back
2024.12.04

シー・ブリーズ=ウエストコースト、ヨット・ロック、AOR、ブルー・アイド・ソウル!!イタリアのプロデューサー、ネリオ“パピック”ポッジが、“シー・ブリーズ”の名の下にそれらの音楽スタイルに捧げた大好評のプロジェクト第2弾!

「イタリアの敏腕プロデューサー:PAPIKが2023年に送り出して大評判を取ったAORプロジェクトの第2弾。深みのあるテナー・ヴォイスを中心に、複数の歌声が絡む様子もオシャレで、聴き流すにヨシ、聴き込んでもなおヨシ。注目の名曲カヴァーは、ボズ・スキャッグス「JOJO」、スティーリー・ダン「DO IT AGAIN」、ルパート・ホームズ「HIM」、ニコレット・ラーソン「LOTTA LOVE」と、こちらも旨味タップリで」――金澤寿和

イタリアのプロデューサー、ネリオ“パピック”ポッジが、1970年代から80年代にかけてアメリカのFMラジオで流行った音楽スタイルを定義する洗練されたサウンドに捧げたプロジェクトの第2弾。前作にまったく引けを取らないすばらしい仕上がり!

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