ジャンル: ROCKリリース情報

PCD-17149 When Loud Weather Buffeted Naoshima
2008.06.06

2006年10月から2007年4月にかけて、瀬戸内海の直島(香川県)の地中美術館を中心に、直島諸島全体で開催された展覧会『直島スタンダード2』にデイヴィッド・シルヴィアンが出展したきわめて美しいインスタレーション作品。

『ウェン・ラウド・ウェザー・バフィッテッド・ナオシマ』は、2006年10月から2007年4月にかけて催された展覧会、『直島スタンダード2』の一部として、日本の直島にある直島福武美術館財団によって依頼されたものである。

作品は、その場所に特定したものである。事実、シルヴィアンは、この作品を聴くときに本村の町の音が混じりあっていないと本当の完成ではないと語っていた。

サマディサウンドから『ウェン・ラウド・ウェザー・バフィッテッド・ナオシマ』をリリースするにあたり、シルヴィアンは島の音を最終的なミックスに取り込んだ。とはいえ、本来の場所で作品を聴くことと比べることができないのは明らかだが、どうにかしてその響きを生み出そうとしている。制作の過程で、シルヴィアンは種々の予期できないコンテクストの中で新しい、そして興味深い解釈を見出せる断片を作り上げた。

「手近にあるものに敬意を表し、対比し、拡大しながら、現実の違った次元に対する認識を高める作品を作ろうと試みたんだ。現実と想像の両方を多重露光させ、多層化させ、関係を指し示しながらね。タイトルで触れている“loud weather”っていうのは、その日々の生活における精神的な系譜と、その影響によって補完される島の感情的な生活のことなんだ」

風景、そして多層的な次元に対する字幕スーパーというアイデアは、島にある直島福武美術館財団所有の地中美術館が地平より下に位置し、建物の中に4枚のモネの睡蓮の絵が納められているという事実から生まれたものである。モネの目を通して見た、20世紀フランスのジヴェルニーの風景が、瀬戸内海に浮かぶ日本の島の地中に納められているのだ。モネの庭と解釈することもできる。美術館の入口近くに、彼が愛した植物がたくさん取り入れられているのだ。

この作品は、限定版フォーマット(鶴見幸代によるカヴァー・アートで、サマディサウンドのクリス・ビッグによって美しくデザインされたDVDデジパック)で、カタログから削除されるまでの期間限定で入手可能な形で作られる。

財団が島の常設のコレクションの一部としてオーディオを設置すると決定すれば、作品はサマディサウンド版が終了してもアクセス可能なものとしてそこに残るであろう。

レコーディングは、クライヴ・ベル、クリスチャン・フェネス、アルヴェ・ヘンリクセン、アキラ・ラブレー、そしてデイヴィッド・シルヴィアンから成るミュージシャンのアンサンブルで演奏された。

デイヴィッドは2006年にサマディサウンド・スタジオでこの作品を作曲し、録音し、プロデュースした。本作のためのマテリアルの最終的なミックスは、07年1月に完成した。

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DR-036CD Avalanche To Wandering Bear
2008.06.06

あのエリザベス・シェパードを発掘、サンシャイン・ステイトの日本デビューもセットアップしたカナダの人気レーベル<Do Right!>が送り出すネクスト・ニューカマーは、ファイストを思い起こさせる微かなジャジー・テイストが心地良い女性シンガーソングライターのヴァレリー・ゴア!アメリカ西海岸のレーベル<Six Shooter>から05年にリリースされた前作がSSWファンを中心に話題となったヴァレリーの2枚目のアルバム!インディ・ロックやジャズのテイストも感じさせるサウンドは今作でも健在!M4“Scared”はカーリン・クロッグ“Don’t Get Scared”へのオマージュ!ジョニ・ミッチェルやマリア・マルダーのような古き良き時代の歌姫や同郷のSSWであるファイスト、はたまたキャット・パワー辺りにも近い雰囲気で、日本でもリリース前から注目が集まっている一枚!SSWファンやロック・ファン、さらにはJAZZファンをも惹きつけてしまう魅力に溢れています!

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PCD-93121 live 1974
2008.06.06

昨年、奇跡の再結成を果たした、ノイ!のミヒャエル・ローターとクラスターの2人(ディーター・メビウスとハンス・ヨアキム・ローデリウス)から成る1970年代ジャーマン・エレクトロの最高峰グループ、ハルモニアによる驚愕のライヴ音源!

○1974年3月23日、ドイツのGriessemでの録音。

○いつ果てるとも知れぬ淡々としたミニマルなグルーヴに気が遠くなるようなトランス感覚を味わいながら、ローターが時折見せる、ライヴならではのノイジーなギタープレイにも興奮させられる素晴らしい音源。クラウトロックとアンビエントの幸福感に満ちた出会い。

○ ハルモニアは、わずか3年の活動期間(1973~76年)中に2枚のアルバムを残しており、当時から彼らを高く評価していたブライアン・イーノをはじめ、デヴィッド・ボウイやエッジ(U2)やエイフェックス・ツインなどからも賞賛を浴びている。

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PCD-18005 Mountain Magic – a Kill Rock Stars collection 1991-2000
2008.06.06

キル・ロック・スターズの軌跡を辿るコンピ・シリーズ第二弾!

レーベルが設立された1991年から2000年にいたるまでの膨大なクラシックスより選りすぐった20曲+α。未発表曲やボーナス・マテリアルも満載!!

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LOS-10 Scales
2008.06.06

以前、<Not Not Fun>からLPを2枚リリースし、今回が初のフル・アルバムとなる米カンザス州で活動している3人組、MYTHICAL BEAST。まるで闇への行進曲のような芯まで響くドラムに、脳内で繰り返されるミニマルなギター・リフ、そして力強い女性ボーカルの全てが重く圧し掛かる最高のサイケ・ロック。全体的にダークなサウンドが特徴ですが、奥でわずかに光を感じさせてくれる神秘的な作品です。BLACK MOUNTAINのファンにオススメです。もちろんGreg Weeksプロデュース!

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PCD-20014 yesterday was dramatic – today is ok
2008.06.06

いまやエレクトロニカの古典的名盤となったアイスランドのムームによるデビュー作『イエスタデイ・ワズ・ドラマティック、トゥデイ・イズ・オーケー』(2000年発表)待望の再国内盤化が決定!

※同タイトル商品でありますPCD-23157品番は生産中止となります。

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ACU-11 Flood Bank
2008.06.06

70年代後半から80年代前半にかけてUKを拠点に活動し、ザ・キュアーやバウハウス、バースデイ・パーティらとともにUKのポスト・パンク・シーンで注目を集めた伝説的なバンドであり、中心人物のRICO CONNINGがディペッシュ・モードやワイアー、スワンズといったバンドをプロデュースしていることでも知られるTHE LINES!話題となった発掘コンパイル盤『Memory Span』に続いてのリリースは、彼らの2枚のアルバム『Therapy』と『Ultramanine』をカップリングした『Flood Bank』!メランコリックな雰囲気を漂わせたポップな作風と、耽美なサウンドは正に70年代後半~80年代前半という時代を象徴するよう!16PのブックレットにはRICO自身によるエッセイと2種のヴィンテージなインタビューを掲載!

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