ジャンル: ROCKリリース情報

PCD-93105 Real Emotional Trash
2008.06.06

スティーヴン・マルクマス(ex.ペイヴメント)、ザ・ジックスを率いての約3年ぶりのニュー・アルバム! 似つかわしくない(失礼!)かもしれないけど、堂々の、圧巻の大傑作! これはマジでヤバイ!

ペイヴメント解散後のこの男の充実ぶりはいったいなんなのだろう? 

スティーヴン・マルクマス、ジャネット・ワイス(クワージ/ex.スリーター・キニー)を新たにドラマーに迎えたザ・ジックスを率いての通算第4作、『リアル・エモーショナル・トラッシュ』! 自らタイトルに”クズ”と銘打っているのは、彼がいかにこの作品に自信を持っているかの表れだろう。

ブルー・チアーかブラック・サバスかと聴き紛うほどヘヴィなアルバム・オープナー「Dragonfly Pie」から、一気にマルクマス・ワールドへと引きずり込まれる。

この男には、レコード・コレクターの耳にだけ届くようなマニアックなサウンドを、誰もが引きずり込まれずにはいられない平易な表現へと音訳する不思議な才能が備わっているのかもしれない。

このアルバムにも、ニール・ヤングやオールマン・ブラザース、リチャード・トンプソン、テレヴィジョンといった先達からの影響が見え隠れするが、そのすべてをマルクマス印に仕上げてしまうその手腕は見事というほかない。さりげなくすごいギターも相変わらずすばらしい。最高傑作!

※録音:T.J.ドハーティ(ソニック・ユース、ウィルコ、ルース・ファー等)

※ミックス:ニコラス・ヴァーネス(アニマル・コレクティヴ、ブラック・ダイス等)

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CDCHD-1211 Holy Mackerel! : Pretenders To Little Richard’s Throne
2008.06.06

信頼のブランド〈ACE〉から、ロックンロール史に残る偉大なるシンガー、リトル・リチャード。チャック・ベリーらと並び、ロックの創始者とも言われ、“Tutti Frutti”や“Long Tall Sally”など数多くのヒット曲をリリースしたリチャードだけに後進へも強い影響を与えましたが、今作はそんなリチャードに影響を受けて制作されたロックンロール曲を中心としたコンパイル盤!ジェームス・ブラウンやオーティス・レディング、エタ・ジャームス、さらにはジョー・テックス(LITTLE BOOKER名義)やドン・コヴェイ(PRETTY BOY名義)らの楽曲も収録!

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PCD-22305 嘘の館
2008.06.06

80年代ノイバウテンの総決算的な傑作! 1989年発表の5thアルバム。

クラシカル/アンビエントな要素が色濃く出ていた前作と比べると、『ハルバー・メンシュ(半分人間)』的なインダストリアル・ロック/ノイズへの揺り戻しも感じさせるような内容。

冒頭の「Prolog」から「Feurio!」の流れにそれが如実に表れているが、アルバムの真ん中に位置する長尺の「Fiat Lux」などは、逆に前作の路線をさらに突き詰めたようなところもあり、一筋縄ではいかない。

いずれにせよ、ノイバウテンのディスコグラフィのなかでも最も音楽的に整理されて聴きやすい作品のひとつであり、なおかつ強烈なインパクトを保ちえているところがポイント。

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DC(CD)-383 RTZ
2008.06.06

<Time-Lag Records>からハラランビデスとのスプリットでリリースされた12インチに収録されていた“Resurrection”やヴィブラカシードラル・オーケストラとマジック・カルパティアンズ(ノルウェイ)とのスプリットに収録の“Warm, Earth, Which I’ve Been Told”。<Three Lobed>のPurposeful Availmentシリーズからの“You can Always See The Sun”。さらに、1999年に<Pavillion>からわずか33枚限定のLPを無料で配ったという幻の一枚から“Nightly Trembling”。そして極めつけは、今作が世界初登場となる未発表音の“Punish The Chasm With Wings”!これは6OOAフリークでも驚きのレア度の満点の内容!より実験的なサイケデリック・フォーク・テイストの初期ベン・チャスニーの世界観にドップリ浸かることができる、彼の貴重な仕事が収められた歴史的なリリース!お見逃しのないように!

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PCD-20025 Either/Or
2008.06.06

1997年2月発表。1997年2月発表。ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』やベックの『オディレイ』などと並び、1990年代アメリカの金字塔的なアルバムのひとつと言っていいサード・アルバム。従来の弾き語り多重録音の生々しさはそのままに、曲によって様々な楽器を取り入れ、サウンドの幅が飛躍的に増している。全曲本当に素晴らしい、永遠の名作。

エリオットの世界的なブレイクのきっかけとなったガス・ヴァン・サント監督のハリウッド映画『グッド・ウィル・ハンティング』の挿入歌、「Between The Bars」「Angeles」「Say Yes」の3曲も収録。タイトルの「either/or」は、デンマークの哲学者キルケゴールによる同名の著書(邦題『あれか・これか』)から取られたもの。

エリオット・スミスがキル・ロック・スターズに残した不朽の傑作アルバム2枚を待望の国内盤化!

メジャー移籍後の作品では、ともすればポップな意匠の陰に隠れがちだった、異様なまでに生々しいエモーションと痛みは、いま聴いても十分すぎるくらい衝撃的。

彼の歌は大仰さからは程遠いものだが、聴けば聴くほど心に沁みわたってくる。

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SALVODCD-207 Move
2008.06.06

ロイ・ウッドが率いたザ・ムーブのファースト・アルバム!“Flowers In The Rain”や“Fire Brigade”などの代表曲を収録した名盤!

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PCD-22301 コラプス(崩壊)
2008.06.06

1981年、結成から1年余りで発表されたデビュー・アルバム。メンバーはブリクサ・バーゲルト、N・U・ウンルー、FMアインハイトの3人。

チェーンソーや電動ドリルやノコギリといった工具、建築現場や廃品集積場から持ち出した部材やジャンク、チューニングしていないエレキ・ギターといったものから繰り出される耳をつんざくような轟音とプリミティヴで肉感的なリズム。

叫びと歌と語りの間を行き来しながら放たれるブリクサ・バーゲルトの黙示録的なテクスト。と思えば唐突に引用されるセルジュ・ゲンズブール「ジュ・テーム・モ ワ・ノン・プリュ」のメロディ。

今も圧倒的なインパクトを保っているノイバウテンの出発点。

初期録音の「Stahldubversions」9曲をボーナス収録(全23曲)!

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