ジャンル: ROCKアーティスト情報

MY MORNING JACKET
2008.09.10

1998年にジム・ジェームスとトゥー・トーン・トミーを中心に、地元ケンタッキー州ルイヴィルで4人組として結成。翌年19999年にはインディー・レーベルのDarla Recordsより「Tennessee Fire」を発表。新たにキーボーディストを加え、2001年には同レーベルから「At Dawn」を発表。2002年には新たなドラマーにジェームスの幼馴染のパトリック・ハラハンが加わり、当時メジャー系列だったATO Recordsと契約。2003年には「It Still Moves」を発表し、フー・ファイターズとのツアーを行うなど、本格的に知名度を上げていくことになる。ここ日本にも同年サマーソニックで来日している。2004年にはギターリストとキーボードが同時に脱退し、続けて行われたオーディションの結果、カール・ブローメルとボー・コスターが加入し、今の編成になる。

2005年には、レディオヘッドなどでの仕事で知られるジョン・レッキーをプロデューサーに迎え、「Z」を発表。今までのリヴァーブに浸っていた、サザン・ロック的な色から脱却し、凄まじい進化を見せつけ、世界中で高評価を得る。パール・ジャムとのツアーも続き、日本にはフジロックで来日するなど、その名をもはや世界レベルまでと押し上げる。2006年には4年連続出演していたBonnaroo Festivalで、いまや伝説として語り継がれている深夜の3時間セットをやるなど、ライブ・バンドとしての評価を「宇宙最高」とまでと向上させ、それを決定付けるライブ・アルバム/DVDの「Okonokos」も発表。

2007年は主にアルバム制作に時間を費やし(といってもLollapaloozaやニール・ヤング主催のBridge Schoolにも出演)、新作の「Evil Urges」を名プロデューサー、ジョー・チカレリと完成させる。2008年に発表された同作はグラミー賞にもノミネートされた。2009年には初の単独来日公演も実現し、満員御礼となる。その後充電期間に入り、リーダーのジム・ジェームスはコナー・オバーストやMウォードとモンスターズ・オブ・フォークを組んで話題になるなど、積極的にバンド以外の音楽活動にも参加。

2010年10月には今までのアルバムを毎晩一枚丸ごと再現するという5夜連続ライヴをニューヨークで敢行し、大きな話題を呼ぶ。そして遂に、世界中が待ち焦がれた新作「Circuital」が2011年5月に発売が決定し、既に欧米メディアでは今年最も注目するアルバムの一つに挙げている。

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BONNIE ”PRINCE” BILLY
2008.09.10

”不恰好にねじれ曲がっていて、毛むくじゃらででこぼこだが、驚くほどに肥沃な本当のニンジン*”のような唯一無二の歌声・・・。

ここ最近のビョーク作品に欠かせない存在でもあるヴァルゲイール・シグルドソンのプロデュースもすばらしかった『ザ・レッティング・ゴー』(06年)がきわめて高い評価を受けた、まさにワン&オンリーの個性と歌声を持つ現代アメリカを代表するシンガー・ソングライターのひとりボニー ”プリンス” ビリー。

*©アラスデア・ロバーツ

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IRMIN SCHMIDT & KUMO
2008.09.10

カンのキーボード奏者、イルミン・シュミットが、エレクトロニクスに異才クモを迎えた注目のプロジェクトによるアルバムをリリース。

IRMIN SCHMIDT
http://www.irminschmidt.com/

KUMO
http://www.myspace.com/kumosolo

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THAO
2008.09.10

ワシントンDCにほど近いヴァージニア州フォールズチャーチで、ヴェトナム系アメリカ人の両親のもとに生まれる。 シングルマザーとなった母親が営むクリーニング店を手伝う傍ら、12才の時にギターを手にして曲を書き始める。 2005年、時にカントリー・ブルースからの影響を感じさせるフィンガー・ピッキングのギターが印象的な最初のフル・アルバム『Like The Linen』を発表。 2006年夏の全米ツアーから、4人編成のバンドを率いて「Thao Nguyen and The Get Down Stay Down」と名乗り、同じメンバーで本作の録音も行った。

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MICE PARADE
2008.09.10

Mice Parade is Adam Pierce, Brandon Knights, Caroline Lufkin, Dan Lippel, Doug Scharin,Dylan Cristy, Gunner Tynes, Josh Larue.

スワーリーズやディラン・グループ、ムーム、デイヴィッド・グラブス、フィリスティンズ・ジュニアなどでドラムをプレイ。

現在も、ランシング・ドライデン、HIMなどのライヴ・プロジェクトが進行中のアダム・ピアース率いるマイス・パレード。

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AFRIRAMPO
2008.09.10

2006年後半以降は、日本ではオニ・ピカそれぞれのソロ活動が多く、あふりらんぽとしてのライヴは少なかったが、オニの妊娠・出産に伴う休息・充電期間を経て、2008年春頃から本格的に再始動の予定。

今後もまるで予測不可能な動きを見せてくれるであろう彼女たちから目が離せない!

2002年5月 あふりらんぽ誕生

2003年8月 初のアメリカツアー

2004年6月 アフリカ/カメルーンに2ヶ月滞在

2004年7月 ギューンカセット(大阪のインディーレーベル)よりミニアルバムリリース 初の日本ツアー

2004年8月 2度目のアメリカツアー(東海岸ではライトニング・ボルトとツアー)

2004年10月 ソニック・ユースとヨーロッパ・ツアー

2004年12月 アシッド・マザーズ・テンプルのレーベルよりアルバム『A’』リリース 韓国にてライブ

2005年4月 キューンソニーよりアルバム『URUSA IN JAPAN』リリース ヴィンセント・ギャロ主宰のオール・トゥモロウズ・パーティーズに出演 ヨーロッパツアー(スウェーデン/イギリス/イタリア)

2005年5月 2度目の日本ツアー

2005年6月 TZADIK(ジョン・ゾーンのレーベル)よりアルバム『KORE GA MAYAKU DA』リリース

2005年10月 ヨーロッパツアー(トルコ/ギリシャ/スロベニア/クロアチア/ノルウェー/イギリス/オランダ)

2005年12月 アシッド・マザーズ・テンプルのレーベルよりアルバム『We’re Acid Mothers Afrirampo!』リリース

2006年3月 3度目のアメリカツアー

2006年4月 ヨーロッパツアー(フランス/イギリス)

2006年7月 MOONLIGHT(あふりらんぽ自主レーベル)よりアルバム『バカが来た!』リリース

2006年7-9月 3度目の日本ツアー

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MEG BAIRD
2008.09.10

フィラデルフィアのフォーク・グループ、エスパーズの歌姫。

主要なソングライターのひとりであるメグ・ベアードは、エスパーズの設立メンバーであり『ディア・コンパニオン』は彼女のファースト・ソロ・アルバムである。

絶賛された2006年リリースの『エスパーズII』に続くメグのアコースティック・アルバムは、リスナーに熱烈な関心を寄せられている。

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HARLEM SHAKES
2008.09.10

シンズも顔負けの素晴らしいメロディ、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーのような高揚感とユニークなヴォーカルを兼ね備えたブレイク間違いなしの逸材。ディアフーフやベイルートとも親交があり、あのアークティック・モンキーズ(ニューヨークで共演済み)のアレックス・ターナーも熱視線を送っているという規格外のニューカマー!

地元NYCではすでに話題沸騰。2007年3月のディアフーフの全米ツアーでラッパーのバスドライバーと共にサポート・アクトに抜擢。

その後もテープス・エン・テープスと東海岸ツアーを行い、ライヴアクトとしての評価も全米でうなぎ上り。

ディアフーフのメンバーはもちろん、アンタイからアルバムをリリースしている新鋭ラッパーの CADENCE WEAPON がピッチフォークのインタビューで激賞する(「今すごくハーレム・シェイクスっていうバンドにハマってるんだ。ストロークスっぽいって言われるかもしれないけど、シンガーがすごくオリジナルだと思う」)など、インディー・ロックの枠を超えた注目を集めている。

フル・アルバムは2008年春発売予定。

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CAT POWER
2008.09.10

クラシックかつモダンな、奇跡の感性を持った女性シンガー・ソングライター、キャット・パワー=ショーン・マーシャル。

ショーン・マーシャルは時を止める。彼女、ショーン・マーシャルがピアノの前に座る、もしくはひざの上にギターを置くと、たとえそこが酔っ払いで溢れ返る騒々しいクラブであろうと、ラップトップを広げる人たちでいっぱいのカフェであろうと、その場の全ての注目を集め、世界の動きを止めてしまう。キャット・パワーとしてのマーシャルの音楽は、どこからともなくやって来て、その場を包み、そして消え失せてしまう。リスナーは何かに撃たれたという感覚を覚えるのだが、それが何なのかは分からない。 

『ザ・グレイテスト』(グレイテスト・ヒッツではなく、新しいスタジオアルバムである)制作のため、マーシャルはメンフィスに戻り、心地好い感触と魅力的なリズムで有名な、セクシーな70年代のハイ・レコードのサウンドを追求した。彼女はアル・グリーンのギタリストであり、曲作りのパートナーでもあるメイボン“ティーニー”ホッジズにアルバム全曲でギターで参加してもらった(ティーニーは“Love and Happiness”、“Take Me To The River”をはじめ、多くのソウル・クラシックスを共作している)。ティーニーと共に、ハイ・リズムのバンド仲間(そして弟)のリロイ“フリック”ホッジズがアルバムの半数の曲でプレイしている(メンフィスのトップ・ベーシスト、デイヴ・スミスが残りの曲でプレイしている)。バンドを強力に固めているのは、ブッカー・T&ザ・MGズの現存メンバーが、前任ドラマー、故アル・ジャクソンの後釜に起用したことでその名声を確固たるものにしたスティーヴ・ポッツだ。その他、キーボード、ホーン・セクション、ストリングスにメンフィスのトップ・ミュージシャンが参加している。キャット・パワーはまさにそのルーツへと向かい、彼女が幼い頃から親しんできた曲やスタイルに対する彼女自身の賛歌を作り上げた。

『ザ・グレイテスト』には、キャット・パワーの無二のサウンドに、アル・グリーンのレコードを素晴らしいものにしている全ての要素が加えられている──メンフィス・ホーンズ、ファンキーなストリングスのアレンジ、スムースなバックグラウンド・ヴォーカル。「Lived in Bars」は真夜中に始まり、良質な時間の源泉へと遡る水のように流れる催眠的な曲である。表面的には質素な──より掘り下げて聴くととても複雑なのだが──「Willie」や、まるで彼女が初めて書いた曲のようでもあり、そして彼女が常々作りたいと切望してきた曲のようにも聴こえる「Where Is My Love」など、多くの曲がキャット・パワーのキャリアの初期の頃を思い起こさせる。その一方で、「Living Proof」という、ほとんどゴスペル的なスウィング感を持った、静かな曲と対を成す曲もある。きわめて優美なタイトルトラックは、ビッグ・スターのサード・アルバムと21世紀の間をつなぐミッシング・リンクのようだ。もしアレックス・チルトンが現在、若く美しい女性であったら、きっとこんな感じのサウンドを奏でているだろう。

メンフィスでのレコーディングは、実のところショーン・マーシャルにとって、古巣に戻ってのパフォーマンスなのだ。彼女はこのサザン・ソウルの街に、セカンド・アルバム『ホワット・ウッド・ザ・コミュニティ・シンク』を録音するため、1996年2月に初めて赴いた。その時のセッションのエンジニアはスチュアート・サイクスだった。彼はイーズリー=マッケイン・スタジオで数多くのレコーディングを手がけてきた。サイクスは、グラミー賞を受賞したジャック・ホワイトのプロデュースによるロレッタ・リンの『Van Lear Rose』のミキシングを担当したことによって、今やインディ・ロック界の有名人からメインストリームの著名人となった人物である。

このアルバムは、ビッグ・スターの作品の生家として名高い、スタックスも第二のスタジオとして使用していたアーデント・スタジオでレコーディングされた。そして、ボブ・ディランからノース・ミシシッピー・オール・スターズまで、数多くのアーティストによって品位を高められてきたスタジオである。そして今、そこにキャット・パワーが加わった。

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HI-TECHNOLOGY SUICIDE
2008.09.10

悪名高き“殺害塩化ビニール”の社長兼QP-CRAZY、猛毒、恐悪狂人団のヴォーカリストであり、超過激プロレス団体“666”を主宰するザ・クレイジーSKB、現在はwin a sheep free、good music!といういわゆるポスト・ロック系バンドで活動するMINATO441S.M.、そして、遠藤ミチロウや間寛平のバックも務めたツージーQ、さらにハイテク脱退後、SADSの初代ドラマーとなった牟田も在籍していた異色ハードコア・パンク・バンド。

1989年から94年にかけて、超過激&変態的なスタイルで数々の伝説的な激ヤバ・ライヴを繰り返し、“史上最凶最悪バンド”とカルト的人気を誇る。プロレスラーとのバトルや電気グルーヴ、みうらじゅんといった異色アーティストとの狂演等の超強烈なライヴ・パフォーマンスもさることながら、パンクを基盤としたハードなものながらもポップさも持ち合わせ、シニカルなユーモア・センスが絶妙にブレンドされた楽曲のクオリティも高い評価を受け、CDも好セールスを記録。

海外レーベルからのリリースや、メジャー・レーベルからのオファーも多数ありながらも94年に活動停止。

そして昨年元旦、12年ぶりの再結成ライヴでまさかの復活を果たし、300人ソールドアウト! 根強い人気を保っていることを証明した。

2005年末にはその復活を記念し、地獄絵巻のごとき過激なパフォーマンスを収録したDVD、『公開自殺ドキュメント1989~1994』と2枚組CD、『Taste of the Suicidal Hi-Technology -1989~1994』を発表し、共に好セールスを記録した。

そして今回、じつに14年ぶりとなるニュー・アルバムを引っさげ再びの復活を果たす。

7月18日には今回のリリースを記念し、渋谷クラブクアトロにて一年半ぶりのライヴを開催する。現在のドラマーは元カスケードのHiroshi。

なお、彼らのアルバムのジャケットには丸尾末広、根本敬、太田螢一、マディ上原といったアングラ・コミック界の大御所たちがイラストを提供している。

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