ジャンル: ROCKリリース情報
82876-85661-90 Okonos, The Concert
2009.02.12
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名実共に、文句なし世界最高峰のバンドの一員になったマイ・モーニング・ジャケット!08年リリースのアルバム『Evil Urges』も世界中で話題となっていますが、同盤がレディオヘッドやベックらと並び、本年度のグラミー賞「ベスト・オルターナティヴ・ミュージック・アルバム」部門にノミネートされて、その勢いは留まることナシ!06年リリースの本作は、ザ・フーの「ライブ・アット・リーズ」やオールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・ライブ」などに例えられ、今世紀最高のライブ・アルバムと呼ばれた同名CDのDVD版!世界中の大型フェスに引っ張りだことなり、ニール・ヤングやフー・ファイターズ、パール・ジャムらがツアーに連れて行きたいと惚れ込んだその才能と、「生」での圧巻のパフォーマンスを全て収録!
PCD-25087 Dead Man
2009.02.03
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究極のヘヴィ・サイケ~ハード・ロックとの呼び声も高い、テキサスの4人組ジョセファスが70年に発表した1stアルバム!
17分を超えるヘヴィ・サイケ・ジャム、タイトル・トラックの「Dead Man」がとにかく強烈!!
1969年に、レイ・ターナー(b)とデイヴ・ミッチェル(g)の二人を中心に、ユナイテッド・ガスのダグ・タル(ds)らを加えてテキサス州ヒューストンで結成された4人組、ジョセファスの1stアルバム。
タイトル曲やストーンズの「ギミー・シェルター」のカヴァー等々、ロバート・プラントを彷彿させるピート・ベイリーの絶叫ヴォーカルと、傍若無人に暴れまわるファズ・ギター炸裂のヘヴィ/ハード・ロック的なサウンドがじつにスリリング!
サイケ・ファンのみならず、ゼップやブルー・チアー、クリーム、ブラック・サバス、さらにZZトップあたりのファンにもオススメ!
今回のCD化にあたり、ジョセファス結成以前の録音、活動当時のライヴ録音、78年の再結成時に録音された2枚のシングル作品(79年発表)の計9曲を追加収録。
JOJO Hiroshige
2009.02.03
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PCD-24215 Strange Recollection
2009.02.02
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ジョニ・ミッチェルやファイスト、ノラ・ジョーンズにも通じるジャジィ&フォーキー・サウンドと、憂いを帯びたスモーキーな歌声……。UKクラブ・ジャズ・シーンともリンクする歌姫ロージー・ブラウン待望のニュー・アルバム! すばらしかった前作をも上回る、クールな詩情あふれる傑作!
一度耳にしたら忘れることのできないあまりにも美しく儚い歌声と、卓越したソングライティング。評論家筋やサバービア周辺でも話題となっていた前作、『クロックス・アンド・クラウズ』が昨年、ついに日本でもリリースされ、全国各地で好評を得るとともに、iTunesなどの配信サイトでも名曲、「Sunray」を筆頭にロング・ヒットを記録。昨年にはKTタンストールとのジョイント・パリ・ツアーも敢行し、本国イギリスに留まらず、ヨーロッパ各地でますますの注目を浴びているシンガー・ソングライター、ロージー・ブラウンの通算第3作!
ブリジット・セント・ジョンやキャット・パワーを彷彿させる、トランペットの音色がなんとも印象的な、美しくメランコリックなM1「High Moon」、軽快ななかにもノスタルジックなセンチメント漂うアルバム・タイトル曲、M2、コマドリが楽しげに飛び交っている姿が目に浮かぶようなM3「Missouri Bluebirds」、フランス語詩を織り交ぜた美しいバラード、M9「Galinette」、『Dead Man’s Cards』という映画のために書き下ろした、牧歌的なM7「If You Were A Bluebird」などなど聴けば聴くほど味わい深い傑作!
全女性シンガー・ソングライター・ファン必聴!
VINCE TAYLOR
2009.01.27
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PCD-24213 396
2009.01.21
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PCD-93202 The Crying Light
2009.01.15
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世界中に感動の渦を巻き起こした前作『アイ・アム・ア・バード・ナウ』から4年ぶりとなるアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ待望の新作フル・アルバム。
本作は、アントニーがこよなく敬愛する日本の舞踏家、大野一雄に捧げられており、ジャケットには、1977年、写真家の池上直哉によって撮影された、大野一雄のポートレイトが使われている(本作に先駆けて発売された5曲入りEP『Another World』にも、ピエール・オリヴィエ・デシャンによって撮影された大野一雄の写真が使用されている)。
「『クライング・ライト』は偉大な舞踏家の大野一雄に捧げられています。舞台公演で、彼がステージの上に光の輪を投影し、その輪のなかに入って、彼の心にある夢や幻想を露わにするところを私は見ました。彼は何か神秘的で創造的なものの目の中で踊っているようでした。あらゆる所作の中に、彼は子供と神の女性的な側面を表現していました。彼は、芸術家としての私にとって親のような存在です」
アントニーは、今まさに消えつつある自然の風景と心の中にある風景の間を往き来しながら、その歌によって自らの魂の有り様を差し出してみせる。
『クライング・ライト』は、『アイ・アム・ア・バード・ナウ』に続く待望のフル・アルバムである。本作で、アントニーは主題のフォーカスを移動させ、自然界と自らの関係を探究している。ジョンソンズのサウンドの親密さは、アヴァン・クラシカルの作曲家、ニコ・ミューリーによるシンフォニックな編曲にくるまれている。
「Her Eyes Are Underneath the Ground」の冒頭の部分は、木の葉が太陽にウインクし、「私の目にクリスタルを踊らせる」アニミズム的な世界を開示している。
そして、「Kiss My Name」の喜ばしい跳躍や「Epilepsy Is Dancing」の螺旋状に上っていくワルツが後に続く。
アルバムの中心となる曲「Another World」は、消えていく風景に対するシンガーの深い悲しみをなぞっていく。
「Dust and Water」の素晴らしいヴォーカルは、この魅惑的な子守歌を横切ってひらひらと舞い、広がりのある牧歌的な「Everglade」がアルバムの幕を閉じる。この曲で、アントニーは孤独の限界を乗り越え、自らの「手足が、帰る家を求めて泣くのをやめ」るパラダイスへと入っていく。
こうした夢想の中でアントニーは、その神秘的なポートレートが『クライング・ライト』のジャケットを飾る伝説的な舞踏家の大野一雄と一緒になっているようにも見える。
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズの音楽は、現代的なクラシックとブルースの橋渡しとなり、バンドのソールドアウトになった公演は、カーネギー・ホールからジ・アポロに至るまでの会場で、スタンディング・オヴェーションに包まれた。
『クライング・ライト』は、大胆な楽曲と魅惑的なヴォーカルによって、魂を呼び覚ますニューヨークそのものである。
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズは、魔法のような、しかし今まさに消えつつある世界を、私たちの意識の最前部にまで差し出してみせる、繊細だが時宜を得たアルバムを作り出した。
「初めて彼の歌を聴いたとき、私は自分が天使の前にいるのだと分かった」
「心を奪われた観客の目の前で(そして私たちの喜びに満たされた耳の中で)、アントニーは新しく生まれた世界のまだ名前もない何物かに変貌していた」
「アントニーは、よりいっそう美しく変化を遂げたサウンドへと行き着いた。(劇場の)暗がりのなかで彼と一緒にいるのは、息をのむような体験だった」