ジャンル: ROCKアーティスト情報

HORSE FEATHERS
2008.11.19

ジャスティン・リングル(ヴォーカル、アコースティック・ギター)のソロ・プロジェクトとして2004年にオレゴン州ポートランドで始動。

2005年にピーター・ブローデリック(ヴァイオリン、バンジョー、マンドリン他)が加入し、リングルの書いた曲を様々な楽器編成のためにアレンジするようになる。

2006年からは、ブローデリックの妹のヘザーがライヴやレコーディングにも参加。ブローデリックは、ソロ・アーティストとしても、ベラ・ユニオン、タイプ、ハッシュといったレーベルから作品を発表している他、M・ウォードをはじめとする多くのポートランド在住アーティストのレコーディングやライヴに参加、ヘザーと共にデンマークのポスト・ロック集団エフタークラングのライヴ・メンバーという顔も持つなど、 八面六臂の活躍を続けている。

ホース・フェザーズのファースト・アルバム『Words Are Dead』は、2007年のプラグ・アワードのアメリカーナ・アルバム・オブ・ジ・イヤーにノミネートされ、セカンド・アルバム『ハウス・ウィズ・ノー・ホーム』は12000枚を売り上げて、キル・ロック・スターズ史上最もよく売れたデビュー・アルバムのひとつになった。バンドは過去2年間にわたってツアーを続け、彼らのライヴでは、満員の会場で、全ての音とその間にある静寂すらも聞き漏らすまいと熱心に耳を傾ける観客の姿が決まって見られた。オレゴン・バレエ・シアターの団員との最近のコラボレーションも絶賛を浴びており、2010年には、アメリカとヨーロッパで、SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)や多くの夏フェスへの出演も含むツアーが予定されている。

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CHRIS DUARTE & BLUESTONE COMPANY
2008.11.14

CHRIS DUARTEhttp://www.myspace.com/chrisduartegroup

スティーヴィ・レイ・ヴォーンの再来と謳われるテキサスが生んだギター・ヒーロー。94年の『TEXAS SUGAR STRAT MAGIC』で日本でもブレイク、95年にはジャパン・ブルース・カーニバルで初来日を果たす。その後もコンスタントにアルバムをリリースし、通算6枚目となる『VANTAGE POINT』が今月リリースされる。世界中にファンを持つ、現ブルース・ロック界最重要アーティストのひとり。

BLUESTONE COMPANYhttp://bluestonec.exblog.jp/

住友俊洋(g)/ 小笠原義弘(b)/ 高藤泰三(dr)/ 高木太郎(perc)

1991年以来活動を続けてきた大阪のブルース・ロック・バンド〈THE SAVOY TRUFFLE〉が04年のヴォーカル脱退後、〈Bluestone Company〉として再出発。05年、偶然彼らの音源を聴いたクリス・デュアーテがバンド参加をオファーし、06年〈CHRIS DUARTE & BLUESTONE COMPANY〉として国内主要都市ツアーが実現、1st『BLUESTONE co.』をリリース。以降もクリスと2度の国内ツアー、3度の全米ツアー、欧州ツアーを成功させた。08年NYのレーベル〈GROOVEYARD〉から全曲インストのBLUESTONE COMPANY名義初アルバム『SUPER NATURAL』で北米デビューするなど、さらに世界規模の活動を続けている。

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PCD-93196 Madam Owl
2008.11.11

エリオット・スミスの再来かと騒がれた衝撃のデビュー作『サン』からはすでに5年、アーティストとしての円熟を感じさせずにはおかない見事なポップ・シンフォニーを聴かせる待望のサード・アルバム!

「天使のようなファルセット」、「現代に甦ったカート・ベッチャー(ミレニアム)」とも評される、性別を越えたハイ・トーン・ヴォイスと極上のアコースティック・ポップ・サウンドは健在ながら、ストリングスやホーンセクションをこれまで以上に効果的に取り入れ、さらに豊潤さを増したサウンドが素晴らしい!

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PCD-93043 Guns of Gold
2008.11.11


特設ページで全曲試聴可能!!

レッド・ツェッペリンとホワイト・ストライプスが一緒になってブルース指南をしてくれているかのような全世代のロック・ファン心を鷲掴みにする激熱グルーヴ!!

ド迫力ロックとうねるブルースの華麗なるハイブリッド、ザ・フュームズの圧倒的なデビュー・アルバム。ブルースとロックの正真正銘の橋渡し的金字塔がここに!!

●ブルースを独自に解釈し、ガレージ・ロック、サイケ、そして心地良いスウィングまでも放り込んだサウンドは、シンプルながらもロック本来の生々しいエネルギーとパワーに満ちている。ギターとドラムだけのデュオとは思えない強烈なグルーヴがぶち込まれたリフの波状攻撃は、このシーンを引っ張るホワイト・ストライプスやブラック・キーズ、ジョン・スペンサー等にも一切引けを取らない圧巻の内容!

●プロデューサーにはジェットやザ・リヴィング・エンドを手がけてきた大御所のリンゼイ・グラヴィーナを迎えて完成させたこの凄まじいデビュー・アルバムは、まさにブルースとロックの橋渡し的金字塔!

●し・か・も、ただ単に暴れ回るだけでなく、スライドやアコギを駆使した心地良いサウンドまでもが響いてくる、ヴァラエティに富んだ楽曲は、ブルース・ファンのみならず、ジャム・バンドやアメリカン・ロック、オーガニック好きにもオススメ! こんな圧倒的な内容のデビュー作、聴いたことない!!

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PCD-93104 Marshall & The Fro
2008.11.11

 

 

特設ページで全曲試聴可能!!⇒

 

オーガニック・ライフのメッカ、オーストラリアのバイロン・ベイが生んだ、最高にレイドバックで気持ち良すぎる横ノリ・ブルース・ジャム!! フュームズにも負けない切れ味鋭いギター・リフ、初期のG・ラヴを思わせるまったりグルーヴ、そしてジョン・バトラー・トリオにも通じるファンキーでパーティなトリオが勢いよく日本上陸!!

熱きブルースと果てしなく心地よいグルーヴの美しき合体!!
絶好調のフュームズに続き、現在オーストラリアでメキメキと頭角を現しているブルース・ロック・トリオが、このマーシャル&ザ・フロー! 
ノリの良いブルース・リフが炸裂したかと思えば、G・ラヴにも通じるオーガニック感溢れるメロディが鳴り響く、ダーティなロックから甘いポップまでをも網羅した、新人らしからぬ音楽性。ノース・ミシシッピ・オールスターズからジョン・バトラー好きまでをも魅了する、ヴァラエティ豊かなデビュー作だ。
これからの季節にピッタリの極上の一枚!!

これぞ、ジャム・バンド好きのためのブルース入門盤!!
とにかくノリと雰囲気がどこまでも心地よい!! が、しっかりとしたテクニックとブルースに対するたっぷりの愛情に溢れたこのバンドは、まさに世代の橋渡し的存在になれる逸材! 
ガナリ系でないヴォーカルと本格的なスライド・ギターに独自のユルさが加味され、何の知識がなくても楽しめるのがポイント! 
雰囲気だけじゃないところにも是非注目を!!

ライヴで磨き上げられたハイ・クオリティな楽曲がずらり!
思わず飛び跳ねたくなるブルース・ナンバーM1、エンジン全開で爆走するM3や、オルガンと女性コーラスも絡んでくるメッセージ・チューンM4を筆頭に、ロックやブルース、ヒップホップやレゲエのイイトコ取りといった感のハズレなしの充実っぷり! 
本国のラジオ局でヘビープレイされ、すでに数々の賞を受賞しているのも納得の内容!

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New Generation Jam Rock Blues
2008.11.11

新世代の過激なブルース。

Rock=Blues、Blues=Rockという方程式を証明するために立ち上がったNew Generation Jam Rock Bluesシリーズ。

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PCD-93194 Chase The Sun
2008.11.11

ポスト・ジョン・バトラー・トリオはこいつらにキマリ!!まさにブルース・ロックと圧巻スライドのグルーヴィー・ジャム!!今、ノリにノッている若きトリオ、チェイス・ザ・サン、堂々デビュー!!

●超心地良いアコースティック・スライドあり、思わず腰を振り出してしまう高速ブギあり、圧巻のブルース・ジャムありと、もうみんなが大好きなスタイルが凝縮された鉄板のデビュー作!ジョン・バトラー、ベン・ハーパー好きなら間違いなくハマリます!!

●自主リリースながら、名誉あるオーストラリア・ブルース・アウォードでベスト・グループとベスト・ソング(M1「You Gotta Go」)を受賞し、かつてジョン・バトラーを世に送り出した大手インディ配給レーベルによって正式にリリースされた本作。若きギター・ヒーローのヤン・ラインサードを先頭に、わずか結成2年足らずでこの抜群のグルーヴ力!! ブルース・ファンはもちろん、ソウル、ファンク、オーガニック好きまで幅広くアピールできる作品となっている。

●かつて自身のバンド、Freeway(フリーウェイ)を弱冠20歳ながら率いていたヤンは、競争の激しいオーストラリアのブルース・シーンでそのギター術で大きな話題を呼び、次世代のヒーローとして注目され続けてきた。本国ではジョン・バトラーやジェフ・ラングのサポートを経験しながら、アメリカのブルース・フェスティヴァルなどにも呼ばれるようになり、ウォルター・トラウトなどとステージを共にしている。スティーヴィー・レイ・ヴォーンやジミ・ヘンドリクッスなどに触発されているだけでなく、AC/DCやメタリカ、ジョー・サトリアーニまでに影響を受けているヤンの魂のこもったプレイはチェイス・ザ・サンの大きなハイライトでもある。また、彼の独特でソウルフルなボーカルも大きな魅力であり、思わずギターの素晴らしさを忘れてしまいそうな響きを持っている。

●ドラムのジョン・ハウウェルとベースのライアン・ヴァン・ゲニップも若くして既に多くのバンドを経験しており、主にセッション・ミュージシャンとして各方面、各スタイルの音楽を通過している。だからこそ、単なるルーツ音楽に定着しないチェイス・ザ・サンの多彩なグルーヴに、抜群の安定感を与えているのもこのリズム隊なのである。

●この三者が2006年に一度ジャム・セッションを繰り広げたのが、チェイス・ザ・サンの始まりである。一回音を共に鳴らしただけで、自分達は長く一緒にやると確信したと言うほど、お互いの呼吸が見事に一致した。すぐさま曲作りを始め、あっという間にこのデビュー・アルバムを完成。「末恐ろしい」「これぞ新世代のブルース」と各メディアに言わしめた捨て曲一切なしの傑作が遂に日本に上陸!日本盤には彼らの圧巻のライブの魅力が詰まったボーナス・トラックを追加収録!!
 

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PVDV-47 The Occurrence of Slope
2008.11.11

1970年代後半から時代を作った革新的なバンド“JAPAN”のメンバーとして音楽活動を開始し、日本でも絶大な人気を得るスティーヴ・ジャンセン。
キャリア初となるソロ・アルバム「Slope」の発売を記念して、今年2月に東京でのみ開催されたスペシャルライヴのDVD化が決定!

5年の歳月をかけ細部までこだわった完成度の高いアルバムの音世界を、Corneliusこと小山田圭吾(ギター、他)、高木正勝(ピアノ、キーボード)、徳澤青弦カルテットという日本の先鋭的なアーティストたちとのコラボレーションで再現したコンサート。また、YMOやpupaのコンサート映像を手掛ける伊瀬聖子が作りおろした映像により、音楽と映像が等価に融合したアーティスティックなステージが実現。コンサートの新しい在り方を提示しました。
そのコンサートの映像化にあたり、伊瀬聖子が演出、パッケージデザインをトータルに手掛け、自身のオリジナル映像も交えたユニークな編集で、単なるライヴDVDとは一線を画す新たな作品が完成しました。
さらに、このDVDリリースのために、Steveと伊瀬がコラボレーションによるショートムービーを制作し、特典として収録。未発表/未発売の新作4作品もお楽しみいただけます!

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CHASE THE SUN
2008.11.10

Jan Rynsaardt(ヤン・ラインサード): Guitar, Vocal

Ryan Van Gennip(ライアン・ヴァン・ゲニップ):Bass

Jon Howell(ジョン・ハウウェル):Drums

デビュー・アルバムがここ日本でも大絶賛され、ブルース・ロック界に新たな命を吹き込んだ鉄壁のトリオ。

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JEFF HANSON
2008.11.10

1978年生まれ。マーニー・スターンと並び、近年デモのみでKRSとの契約に至った希少なアーティストのひとり。4才の時からギターを弾きはじめ、13才の時に自身のバンドM.I.J.を結成 (2000年にデビュー・アルバムを発表)。日本でもロングセラーとなったデビュー作『サン』(2003)、より深化しスケールアップしたサウンドを聞かせたセカンド・アルバム『ジェフ・ハンソン』(2005) の2作をKRSから発表後、2006年2月に初来日を果たし、トクマルシューゴを伴って全国ツアー。その唯一無二の美声を披露して観客を魅了した。

ジェフ・ハンソンのように歌うのは彼の他には絶対に誰もいないし、その唯一性には代償もつきまとう。これは、ジェフ・ハンソンが長年にわたって受け入れてこなければならなかった事実だ。「この世のものでないような」とは、「待てよ、これは本当に男が歌っているのか?」という怠惰でずっと通りいっぺんな見方よりは好ましい形容だと言えるだろう。リスナーにとっての秘訣、あるいは難問となるのは、このうっとりさせるような飾り文句が、音楽そのものに宿っている緻密なポップさと見事なソングライティングの技巧の影を薄くしてしまわないようにすることだ。

ジェフ・ハンソンが受けた影響として語られるものは大体において見当違いだ。すでにベテランの域に達しているこのソングライターは、キル・ロック・スターズからリリースされる自らの3枚目のフル・アルバム『マダム・アウル』についてこう語っている。「僕はこの作品をジェフ・ハンソンのレコードと言えるものにしたかったんだ。」新しいアーティストを説明しようとするときにつきまとう、誰と誰の掛け合わせといったような分かりやすい修辞を免れることを望んでいるかのように、このアルバムで彼は全く独自のサウンドを作り上げた。とはいえ、本作が、これまでの2枚のアルバムにおけるジェフ・ハンソンからかけ離れたものになっているというわけではなく、本質的な要素は変わらず残っている。ただ、デビュー作『サン』のむき出しのアコースティック・サウンドの美しさも、セカンド『ジェフ・ハンソン』の手芸品を作っているような器用なポップ職人ぶりも、ここではさらに推し進められているのだ。 

これまでの場合、彼の歌声は、比較的乏しいアレンジが残す隙間を埋めていくことが多かった。これに対して、『マダム・アウル(ふくろう婦人)』(結局使われなかった曲タイトルに由来している)では、バロック的な志向性によって、ジェフのヴォーカルが楽器の役割を補完するものというよりは、楽器のアンサンブルの中に見事に調和する位置を占めることを可能にしている。

その非凡な歌声と並んでジェフが名声を得るきっかけになった特徴は、その一貫した密度の高さである。これまでの2作同様、このアルバムはポップ・ミュージック・シンフォニーの集合体になっているが、そのひとつひとつがシングルになってもおかしくないように感じられるのだ。

13才の時に、ハンソンは、ウィスコンシンの驚くほど激しいエモ・インディー・バンドM.I.Jで音楽活動を始めた。このバンドはコールフィールド・レコードから数枚のレコードをリリースしてちょっとした話題になったが、ジェフがフルタイムで自らのソロ活動に移行しようと決めた時には、バンド結成からすでに7年の歳月が経っていた。

ジェフは、20代前半にしてキル・ロック・スターズとの契約も果たした(レーベルに送ったデモがきっかけという珍しいケースで)。こうした経験の全てが、ジェフが30才にして真のヴェテランのような落ち着きを示すことができる理由となっている。これこそが、『マダム・アウル』をかくも独特な作品たらしめている特質である。これは、自らを証明しようと躍起になって無理が過ぎた若いアーティストによるレコードではなく、10年以上のキャリアの中における最新の試みとして、自身のユニークな才能のエッセンスを抽出した力作なのである。

ジェフ・ハンソンさんは不慮の事故のため、2009年6月5日金曜にミネソタ州セントポールの自宅で亡くなりました。享年31歳という若さでした。

Pヴァイン・レコード一同、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

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