ジャンル: BLUESリリース情報

P7-6744 Playboy
2025.06.09

フィルモア・スリムの名でもっとも知られているニューオーリンズ生まれのシンガー/ギタリスト、クラレンス・シムズ。そのビリー・レイ名義では唯一となる1962年にケント・レコードからリリースしたシングルを7インチ復刻。ピンプとしても有名な彼らしい(?)内容の「Playboy」は、ニューオーリンズ調のリズムにキャッチーなメロディが乗る、キュートな女性コーラスを配したとびきりにクールなR&B。フリップの「Texas Queen」は、ギター・ソロも絶品のB.B.キング・スタイルのしびれるスロー・ブルース。どちらも、彼の仲間のジョニー“ギター”ワトスンに通じる味わいのヴォーカルが最高だ。

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P7-6743 Ojai
2025.06.09

7インチ・シングルの復刻シリーズと謳いつつの反則技ですみません!有名なシンガーのネリー・ラッチャーの弟のサックス奏者/シンガー、ジョー・ラッチャーが、1949年にモダン・レコードからリリースしたSPを7インチ・シングルで復刻。Jazzmanのブルース/R&Bに特化したJukebox Jamシリーズで2011年にリリースされた7インチもすでに高額化しているので、これはうれしい復刻。A面の「Ojai」は、エキゾチック~スウィング~ラテン・ジャズという展開がたまらなく痛快なR&Bインスト。Jazzman盤7インチでは「Ojai」の別テイクとなっていたB面には、オリジナルのSPとおり、ラッチャー自身がヴォーカルを執る「Mardi Gras」を収録。スヌークス・イーグリンもカヴァーした、その名のとおりニューオーリンズ調の最高にゴキゲンな一曲。

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P7-6742CR Mojo Hand
2025.06.09

ブルースの巨人ライトニン・ホプキンスが、ニューヨークの名物プロデューサー、ボビー・ロビンスンの制作で1960年に同地で録音し、62年に発表したブルース史上屈指の名盤にしてトップクラスのレア盤『モージョ・ハンド』。同セッションから61年に先行シングル・カットされ、かなりのヒットとなったタイトル曲を、オリジナル通りのカップリングで7インチ・レッド・カラー・レコードで復刻。ベースとドラムをバックに、アコギで徹底的にワイルドにドライヴする「Mojo Hand」のすごさはもはや説明不要。ロンサム・ライトニン究極の美を見せるフリップのスロー・ブルース「Glory Bee」も絶品。

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P7-6741CG Nothin’ But The Blues
2025.05.13

ブルースの権化、ライトニン・ホプキンスの最高傑作ともされる1954年のヘラルド録音。そのシングル作品12曲を集め、60年に同レーベルから発表されたLP『ライトニン・アンド・ザ・ブルース』。そのオープニング・ナンバーとなった「Nothin’ But The Blues」を、オリジナル・シングル通りのカップリングで、7インチ・グリーン・カラー・レコードで復刻。リズム隊を従え、エレキのライトニンの頂点を記録したヘラルド録音。そのLPの幕開けを、ダーティに鳴り響くギターとディープなうなりで飾った超ヘヴィ級スロー・ブルース。正調テキサス・ブギにジョン・リー・フッカー的なノリを交えたLP未収のフリップの「Early Mornin’ Boogie」も強烈。

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P7 -6738 Like Heaven To Me c/w Honky Tonky
2025.04.21

ニュー・ブリードやポップコーンといったジャンル/音楽スタイルにカテゴライズされるや、一気に高騰化するブルース/R&Bの7インチ・シングル(45)。それらをオリジナル通りに復刻する45シリーズが始動! オリジナルは高嶺(高値)の花なあれやこれやドバっとお届けします!

ブルースの女王ココ・テイラーが、1963年にシカゴ・ブルース・シーンの顔役ウィリー・ディクスンのプロデュースでリリースした記念すべきデビュー・シングルを復刻! なんといってもB面の「Honky Tonky」が最高だ。ラフィイェット・リークの軽やかなピアノで幕を開ける、R&Bタッチのキャッチーなメロディとパンチの効いた歌声が耳に残る、本人のペンによるゴキゲンにスウィンギーなロッキン・ブルースだ。ブリブリのバリトン・サックスもユニークかつ心地よい。キュートなR&Bバラードの「Like Heaven To Me」も聴きごたえ十分。

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P7 -6737 Love You Baby
2025.04.21

ニュー・ブリードやポップコーンといったジャンル/音楽スタイルにカテゴライズされるや、一気に高騰化するブルース/R&Bの7インチ・シングル(45)。それらをオリジナル通りに復刻する45シリーズが始動! オリジナルは高嶺(高値)の花なあれやこれやドバっとお届けします!

アラバマに生まれ、シカゴ・ブルース・シーンで活動したシンガー/ギタリスト、エディ・キング。サニー・ボーイ・ウィリアムスンのチェッカー録音に参加し、長くココ・テイラーのサポートを務めた彼が、数多くのシカゴ・ブルースの傑作を生みだしたレーベル、J.O.B.から1960年にリリースしたデビュー・シングルを正規再発! 当時、活動をともにしていた女性ヴォーカル・グループ、3クイーンズをフィーチャーした、ボー・ディドリーの「You Don’t Love Me (You Don’t Care)」スタイルのワン・コード・ロッキン・ブルース「Love You Baby」、しびれるブラック・ロッカー「Shakin’ Inside」、ともにバッチシ最高な超強力ダブル・サイダー!

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P7-6644 I Need A Man
2025.03.03

ニュー・ブリードやポップコーンといったジャンル/音楽スタイルにカテゴライズされるや、一気に高騰化するブルース/R&Bの7インチ・シングル(45)。それらをオリジナル通りに復刻する45シリーズが始動!
オリジナルは高嶺(高値)の花なあれやこれやドバっとお届けします!

サックス・カリ楽団のシンガーとしてステイツ・レコードに吹き込んだルース・ブラウンの「Mama (He Treats Your Daughter Mean)」のアンサー・ソング「Daughter (That’s Your Red Wagon)」が、1953年にR&Bチャート8位のヒットとなったシカゴ生まれの女性歌手グロリア・アーヴィング。その57年にコブラからリリースした本人名義による唯一のシングルを復刻。A面の「I Need A Man」がとにかく最高。アーヴィングの気風のいい歌唱がたまらない哀愁ズンドコ・ルンバ・ブルース曲だ。同じウィリー・ディクスン作のオーティス・ラッシュの「Violent Love」似のフリップの「For You And Only You」も聞き物。

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P7-6645 Roll Your Money Maker
2025.03.03

ニュー・ブリードやポップコーンといったジャンル/音楽スタイルにカテゴライズされるや、一気に高騰化するブルース/R&Bの7インチ・シングル(45)。それらをオリジナル通りに復刻する45シリーズが始動!
オリジナルは高嶺(高値)の花なあれやこれやドバっとお届けします!

マジック・サムの叔父のハーモニカ奏者/シンガー、シェイキー・ジェイクがサムをリード・ギターにフィーチャーし、コブラの傍系レーベル、アーティスティックから1958年にリリースしたデビュー・シングルを再発。A面の「Roll Your Money Maker」は、ロックの殿堂が選んだ「ロックンロールを形成した500曲」にも選ばれたエルモア・ジェイムズの「Shake Your Moneymaker」の原点となる、サムのギターも印象的な超ゴキゲンなシンガロング・ミディアム・シャッフル・ブルース。フリップの「Call Me (If You Need Me)」は、サムがいかにジェイクに影響を受けたかがわかる絶品スロー・ブルース。こちらのサムのギターも見事だ。

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PCD-20456 KC Jump
2025.01.24

ブルースを唄い続けて半世紀超。スタンダップ・シンガーによる日本語ジャンプ・ブルースの真骨頂がここに!――吾妻光良

1970年代、日本のブルースの黎明期にファッツ・ボトル・ブルース・バンド、その後、日本で初となるジャンプ・ブルース・バンド、福嶋岩雄&ザ・ミッドナイターズで活躍したスタンダップ・シンガー、福嶋タンメン岩雄が、10年近くのブランクを経て地元、京都で活動を再開。2019年3月には自身初となるソロ・アルバム『UNTIL NOW, AND NOW』をリリース。そして2020年に地元、関西の若いメンバーと福嶋“TAN-MEN”岩雄 Rockin’ The Blues!を結成。ジャンプ・ブルースやニューオーリンズR&Bを中心に豪快に歌い上げる。最近は、盟友・吾妻光良氏とブルース日本語化協会の会長・副会長としてブルースやR&Bの日本語化に積極的に取り組んでいる。

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PCD-25465 クイ~ンオブルーズ
2025.01.14

マダムギター、8枚目のソロアルバムでひっそりPヴァインに返り咲き!

二つのスタジオで、それぞれの空気の中、限られた時間と空間の中で思いついた曲を気ままに弾き歌う。時にはギターを置きピアノを弾いてみたり、当然歌い語る言葉はルーズでブルースなテイスト。せちがらい日々をフォーキーにブルースに嘆き笑い飛ばすファンタジーなマダム・ワールド。
あえてクイ~ンとチョーキングも力入れずに。気持ちを緩くしてのんびりとマダム長見順を味わう。

■録音/ミックスは吾妻光良、アドバイザーはモアリズム・ナカムラ♠、岡地曙裕、そしてしりあがり寿のジャケイラストがまた素晴らしい。
タイトルは「クイ~ンオブルーズ」、直訳すると、「いいかげんなチョーキング」てな感じです。

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