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三宅純のニューアルバム『Lost Memory Theatre act-3』がついに本日リリース!アート・リンゼイ、リサ・パピノー、ブルガリアン・ヴォイスなどをフィーチャーした幻想と覚醒の音絵巻をぜひご体感あれ。
2017.11.15
ピナ・バウシュやヴィム・ヴェンダースとのコラボレーション、リオ五輪「君が代」のアレンジも記憶に新しい世界的作曲家、三宅純が放つ、失われた記憶をめぐる幻想と覚醒の三部作『Lost Memory Theatre』。自身のライフワークというべき同シリーズの完結編「act-3」がついに本日リリースされました! 先日ヘッドライナーを務めた「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2017」の第2部で披露された多数の新曲を含む、圧巻のサウンドトリップをご体感ください。
三宅純『Lost Memory Theatre act-3』
2017年11月15日リリース
PCD-26069 定価:¥2,600+税
★日本大先行リリース
★ハイレゾ音源も同時配信
-Tracklisting-
01 LMT act-3 Prologue
02 Undulation
03 Alta Mare
04 Deciduous
05 The Boat
06 Pontual
07 Outlier
08 A Distant Road
09 Dusk Falling
10 Etume
11 Cloudless
12 Los Días Largos
13 Still-Silent
14 Of Seducing Angel
15 Unseen Ball
16 A Wish Away
17 As Tears Go By
18 LMT act-3 Epilogue
19 Older Charms
「人々の失われた記憶が流れ込む劇場がどこかにあったとすれば、そこではどんな音楽が流れているのだろう?」―そんな着想を得てから16年をかけて具現化した 『Lost Memory Theatre act-1』が発表されたのは、2013年のこと。記憶の迷宮を彷徨うかのような強烈な音楽体験をリスナーにもたらした同作は、フランスやドイツの音楽誌 で「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを受賞し、ジャイルス・ピータソンが英BBCで特番を組むなど、世界中で大絶賛と共に迎えられた。翌 2014年には、さらなる記憶の深部へと探求を進めた同「act-2」を発表。Lost Memory Theatreは三宅が自ら「ライフワーク」と位置付けるプロジェクトにまで発展する。
そして今、シリーズ完結編となる「act-3」が ここに完成した。アート・リンゼイ、リサ・パピノー、コスミック・ヴォイセズ等、三宅サウンドに欠かせないコラボレーター陣はもちろん、ギリシャの国民的 歌手ディミトラ・ガラーニや、ピナ・バウシュのカンパニー創設期から活躍したナザレット・パナデロ(ダンサー)やメヒティルド・グロスマン(女優)といっ たレジェンド達の声、さらにはブラジル音楽界の新鋭ブルーノ・カピナンなどの若き才能もフィーチャー。実に多彩かつ個性的なキャスティングによって上演さ れる幻想と覚醒の戯曲は、全19曲という大作に仕上がった。制作期間中にこの世を去った宮本大路やレミ・コルパ・コプールの生前の「ヴォイス」を随所にコ ラージュすることで、三宅は作品により重層的な「記憶」を刻印している。果たしてこの第3幕で、三宅純は聴衆をどんな異世界へと誘ってくれるのか…? 今、三度幕は開かれる。Lost Memory Theatreで目撃した鮮烈なる他者の記憶の数々は、今宵あなた自身の記憶となり、終幕後も心の奥深くで静かに帯電し続けるに違いない。