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2/13@京都メトロ 「割礼」、「山本精一PLAYGROUND」、「欠伸 (ゆーきゃん バンドセット)」というすさまじいラインナップで『星、飛ぶ」開催!
2011.02.07
LIVE & EVENT
ニッポンのアンダーグランドに流れてきた「うた」の系譜において、常にひとつの鍵であり続けているのが「サイケ」というターム。
2月13日、たえず摩擦や沈潜、試行錯誤を繰り返しつつ、あくまで母国語によるオリジナルなサイケデリアを志向し続けてきた(いる)3組がメトロに結集します。
83年結成、今年活動28周年を迎えるジャパニーズ・オリジナルサイケデリック・パンクバンド、『割礼』。90年代から00年代前半にかけての「音響うたもの」という現象を体現し牽引したといっても過言でない伝説的バンド羅針盤のリーダーにして、昨年、不朽の名盤「PLAYGROUND」を世に送り出した不世出の音楽家、『山本精一』。その独特な声と言語感覚によってJOJO広重(非常階段)から岸田繁(くるり)までを唸らせるSSWゆーきゃん率いるカルテット、『欠伸』。京都でしかあり得ない組み合わせにして、同時に京都ではめったに実現しないであろう歴史的なスリーマンライブ!18時半スタート、3組それぞれの世界をたっぷりとご堪能ください!
『星、飛ぶ』
開催日:2011年2月13日(日)
Open / Start:18:00 /18:30
@京都METRO
LIVE:割礼 / 山本精一PLAYGROUND (Vocal&Guitar 山本精一 / Drums 山本達久) / 欠伸 (ゆーきゃん バンドセット)
チケット:
・前売¥2,300 / 当日¥2,500 (共にドリンク代別途)
・前売¥2,200 / 当日¥2,500 (共にinc.1drink)
前売はチケットぴあ (0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:128-553)
ローソンチケット (ローソンLoppi、Lコード:51895)にて1/8より発売
※前売発売場所:ぴあカウンター、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソン
※前売りメール予約→ticket@metro.ne.jpでも受け付けています。
前日までに、公演日、お名前と枚数を明記してメールして下さい。前売料金で入場頂けます。
【割礼】
83年、名古屋にて「割礼ペニスケース日曜日の青年たち」結成。
当初は性急なパンク/ニューウェイヴ寄りのサウンドだったが、80年代後半から徐々に曲のテンポが落ち、ギターのフィードバックノイズや幽玄な歌をより重視したサイケデリックなサウンドに変わっていく。当時のポジティヴ・パンクやゴスバンドとの邂逅もありながらも、あくまで割礼独自のサイケデリックソングナンバーを奏で続け、アルバム『ネイルフラン』(89年)でメジャーに進出。現在は宍戸幸司(Vo/G)山際英樹(g)鎌田ひろゆき(b)松橋道伸(dr)で活動中。2010年6月、7年ぶりの6thアルバム『星を見る』をリリース。
【山本精一】
音楽家。1958年、兵庫県尼崎市生まれ。
1980年代後半よりBoredomsにギタリストして参加。並行して自身のリーダーバンドである想い出波止場や羅針盤を結成。90年代に入ってからは電動歯、赤武士、ザ・ハッピー・カウボーイズといったBoredomsのメンバーとの別プロジェクトや 、Novo Tono、Rovo、Ya-To-I、Mostといったバンドに参加し、ギタリストとして、あるいはコンポーザーとして中心的な役割を担う。21世紀以降もTEEM、PARA、カオス・ジョッキーなどのプロジェクトを次々と始動。加えて、国内外のミュージシャンとのさまざまなコラボレーション、さらには映画音楽にいたるまで、ソロを含め、多彩な音楽フィールドでジャンル・バスターのごとく活動を展開する。
『PLAYGROUND』は羅針盤の解散以降、封印されてきた「うた」を再び紡ぎ出す、新しくも根源的なプロジェクトである。今回はドラムに山本達久(NATSUMEN/Jim O’rourke/石橋英子etc..)を迎えてのデュオで京都初出演。
【欠伸】
2004年、ゆーきゃん、G(現LLama/OUTATBERO)、カネコヒサヨ(現キツネの嫁入り)の3人で結成。京都磔磔、西部講堂等での数度のライブのあと、活動を停止。2010年8月、新メンバーにて再始動。関西地下水脈に滔々と流れる「うたもの」の系譜を受け継ぎながら、ゆらぎとカタルシスによってどこまでも浮揚を目指す。現在は、ゆーきゃん(vo)、赤井裕(g)、岩橋真平(b)、G(dr)、岡村寛子(key)の5人編成。