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ANNIE、全米ツアー無事に終了!
2009.11.27
EVENT REPORT
日本でのプロモーション&DJイベントを終えてUSへと旅立ったアニー。「成田で携帯をなくしちゃったの!」というハプニングもありつつ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミと回ったアメリカでのプロモーション&DJツアーが、11月27日をもって無事に終了しました。
アメリカでも20誌以上のインタビューをこなしたというアニー、
『VILLAGE VOICE』
http://blogs.villagevoice.com/
(‐VILLAGE VOICEインタビューより‐)
ポップ・スターの命運、なのかもしれないが、アニーほど巡り合わせの悪いアーティストも珍しい。1999年、シングル「グレイテスト・ヒット」で鮮烈なデ ビューを果たすも、ほどなくして当時制作&プライベートでもパートナーだったトーレことDJ EROTと死別。彼女はすでに『アニマル』の制作に着手していたが、このアクシデントにより、デビュー・アルバムのリリースは延びに延び、さらに数年の時 間を要するハメに。『アニマル』のワールドワイド・ヒットにより、2006年にはついにアイランド・レーベルとサイン、新しいアルバムを完成させるが、経 営陣の交代やリーク問題などのトラブルにより、リリースはまたも延期につぐ延期の憂き目にあう。発売予定から一年以上の時間をかけて、自ら権利を取り戻し てようやく発表にこぎつけたのが、この『Don’t Stop』なのだった。
Q:『Don’t Stop』がやっとリリースされるわけだけど、信じられない感じがするね。ワクワクしてる?
A:そうね、とってもとってもうれしいわ。ホント、最高な気分。言葉に表せない喜びね。
Q:それに、あなたが作りたかったアルバムに仕上がったよね、レーベル(当時のレーベル、アイランド・レコード)が欲しかったものではなくて。
A:その通りよ。それがまたうれしいの。アルバムのアートワークも作り直したし、スタジオに入ってもっと曲をレコーディングしたわ。自分としても気持ちがいいし、気持ちも高まるわ。
Q:確かに、前のアートワークも見たけど、あんまりイケてなかったよね…
A:本当よ!最悪だったわ!
Q:で、今のジャケで着てるアレ、何なの?
A:(笑)あれはフランスのデザイナー、ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックのドレスなの。今年のはじめに発表されて、私は写真で一目見て、” 『Don’t Stop』のジャケットに最高だわ!”と思ったの。パンチが効いてて、色も鮮やかで、一目惚れしちゃったのね。
Q:日本に行ってきたんだよね?DJセットだったの、それともライヴ?
A:DJセットだったんだけど、みんなもの凄くノッてくれて、DJというよりライヴをやっているような感覚だったわ!
Q:DJとしての話なんだけど、あなたはベルゲンでDJしてた時、まだレコードを回してたんだって?それって今でもそうなの?それともCDとか他のメディアに切り替えた?
A:今でもレコードなのよ(笑)。CDも持ってはいるけれど、私は今でも主にレコードを買うし、DJする時は殆どレコードね。なんと言ってもレコードの音 が好きなの。勿論、ちょっと持ち運びには重いんだけどね(笑)、背骨には良くないわね!でもそうまでしてでもやる価値はあると思うの。レコードの音、感 触、重量感、すべてが大好きなのよ。サウンド的にもね、断然レコードの方がいいと思うの、CDやMP3より。
Q:最近レコードってどこで買うの?
A:今住んでいるベルリンには、まだいくつかレコードしか置いてない店も残っていて、そういう所に週2回から3回くらいは足を運ぶわね。あとイギ リスでも同じね、すばらしい店が何軒かあるの。だからロンドンに行く機会があると、そういう所に必ず立ち寄ることにしているわ。勿論インターネットで買え なくもないんだけど、やっぱりお店に行って、沢山あるレコードの中から見つけ出して、手に取ってみるっていい気持ちよね。
Q:ところで、今週行われるDJセットでは、NYのキッズに何を聴かせてくれるの?
A:ん~。そうねえ…
Q:オッケー、オッケー。曲とか全てリストしなくてもいいから、大体の雰囲気を教えて。
A:そうね、多分相当エクレクティック(多種多様)になるんじゃないかしら。昔の、ニュー・ウェーヴのものもあるし、それに今回東京でも沢山レコードを買ったの。だからいろんなもののコンビネーションになるわね…それに自分の曲もかけたいしね!