リリース情報
山本精一“うたもの”の原点、羅針盤のアルバムが遂に初アナログLP化!!
山本精一が歌うバンド、としての機能から更に深化した2枚目のアルバムが待望のアナログ化。話し言葉のように作為のない歌声が、歌そのものに同化。ポップ・ソングをある種の擬態とするなら、このアルバムは完璧にその役割を果たしている。目を凝らしても輪郭を捉えることなど出来ない。かといって曖昧とは無縁。ビーチ・ボーイズへの偏愛を感じさせる「せいか」から、ネオ・アコと呼んでは失礼なフォーク・ソング「アコースティック」、ニューウェイヴな「クールダウン」とまるで山本精一のリスナーとしての遍歴を追っているようでもあり。10分近くの大曲「カラーズ」にはドラマもなく、クライマックスも訪れない。が、一度この歌に囚われたら最後、永久に頭の中で鳴り続ける。
- SIDE A
- 1. せいか
- 2. アコースティック
- 3. クールダウン
- 4. 光の手
- SIDE B
- 1. 朝うたう夜のうた
- 2. ドライバー
- 3. カラーズ
- 4. おわりの鈴