リリース情報

Wines & Spirits
Rahsaan Patterson
Wines & Spirits
ラサーン・パターソン
『ワインズ&スピリッツ』
2007/10/19
CD
PCD-4386

¥2,200(税抜¥2,095)
レーベル: Artistry Music
解説付 歌詞付 対訳付 ※解説:松尾潔(Never Too Much Productions) ※対訳:Kana Muramatsu(一部歌詞聞き取り)

<ニュー・クラシック>世代のなかでもとりわけ“プリンス・チルドレン”なヴォーカル+スティーヴィーを彷彿させるソングライト+グルーヴィな演奏で魅了するラサーン、3年ぶりの新作!

ラサーンの魅力といえば、<ニュー・クラシック>世代で最もスティーヴィー・ワンダーのそれを連想させるメロディライン。

ラサーンがソロ・デビュー直前に手がけたテヴィン・キャンベル『バック・トゥ・ザ・ワールド』(’96)、ソロ・デビュー作での“Soul Free”、セカンドでの“Friend Of Mine”、サードでの“The Best ”が顕著な例だが、今作でもラサーン+キース+ジョン“jubu”スミスのゴールデン・トライアングルによる演奏が黄金期スティーヴィーのそれを容易に連想させる“Cloud 9”、彼の、いまだ「大人一歩手前」な歌声と’70sスウィートネスなメロディラインが重なる“Stop Breaking My Heart”で胸を焦がす。

ラサーンのもうひとつの魅了がうねるグルーヴ。

コンポーズ/プロデュース/パフォームとこなせるにも関わらず、キース、ジェイミー・ジャズ、ヴァン・ハントら制作パートナーに委ねることで前述の“Baby”のようなダンサブルな仕上がりに。

今作でも、ジョニー・オニキスのラップがいい意味でメロウに絡む“Baby”路線の“Time”、トニーズ“Let’s Get Down”辺りを想わせる、テンポのよさと哀愁メロが噛み合った“Delirium (Comes And Goes)”、弾けたビートの“Higher Love”などが出色。

  • DISC 1
  • 1. Cluod 9
  • 2. Delirium (Comes And Goes)
  • 3. Feels Good
  • 4. No Danger
  • 5. Pitch Black
  • 6. Time featuring Johnny Onyx
  • 7. Stop Breaking My Heart
  • 8. Water
  • 9. Deliver Me
  • 10. Oh Lord (Take Me Back)
  • 11. Higher Love
  • 12. Stars