リリース情報
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LUCAS SANTTANA
The God Who Devastates Also Cures
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ルーカス・サンターナ
『ザ・ゴッド・フー・デヴァステイツ・オールソー・キュアーズ』 - 2013/03/06
- CD
- PCD-17602
¥2,415(税抜¥2,300)- 解説付 ※解説:渡辺亨
昨年「フォーテット+トン・ゼー+トム・ヨーク」と世界中から絶賛されたブラジル新世代の天才肌異才の新作は、ひねりの利いた音作りはそのままに、前作よりロック、ダンスの要素が増した、聴きこむほどに心の深い部分にジンワリと沁みてくる名作!全編に哀愁を湛えながら、とてもドラマチック!「ワールド・ミュージック」の枠をとっぱらって聴いていただきたい!
世界デビュー作となった前作『Sem Nostalgia』は、それまでコアなブラジル音楽ファン以外には無名だったにも関わらず、インディーロック・ファンからグルーヴ重視派、サイケデリック耳な人まで、本当に幅広い層を惹きつけた名作だった。それから1 年、期待膨らむNEW アルバムが登場!本国ブラジルでは、MPB を軸に、レゲエ/ダブ、バイレ・ファンキなど作品ごとにコンセプトを変え多岐に渡る作風を披露してきたルーカスだが、本作はさながらブラジル版スフィアン・スティーヴンスとでも呼びたい、一風変わったSSW 作品だ。自身の離婚を契機に制作されたというだけに、全編を深いメランコリーで覆いつつも、彼の作品の中でも最もエモーショナルで、聴くほどに心に刺さってくる。ストリングスや管楽器の多用、バッハやドビュッシーのサンプリングなどチェンバーなアレンジやスパイスが、派手ではないがドラマチックな演出に素晴らしい効果をもたらしている。スカやレゲトンのビートを使った曲もあったり、一筋縄ではいかないひねりの効いた音作りと、SSW としての“本物感”を同居させる実力・・・やはりこの人、只者ではない!名作!
- DISC 1
- 1. O Deus Que Devasta Mas Tambem Cura
- 2. Musico
- 3. Jogos Madrugais
- 4. E Sempre Bom Se Lembrar
- 5. Tanto Faz
- 6. Ela E Belem
- 7. Vamos Andar Pela Cidade
- 8. Now No One Has Anything
- 9. Se Pa Ska. S.P.
- 10. O Paladino E Seu Cavalo Altar
- 11. Dia de Furar Onda no Mar
- 12. Para Onde Ira Essa Noite?