メディア: BOOKリリース情報

ISBN-978-4907276904 まいにち ねこ文具
2017.12.12

ねこの手を借りちゃう? 使ってかわいい、やりとりして楽しい「ねこ文具」!

ねこ好き目線で思わずクスッと笑っちゃう
〝ねこのかわいさ〟〝ねこらしさ〟を盛り込んだ文具から、
文具好きも納得の使いやすいアイデア文具まで……
ねこ文具プランナーが提案する、「ねこ文具」のススメ。

2匹の猫と暮らす、文具のプロ・福島槙子さんが実際に日々使用している「ねこ文具」を一日の流れの中で紹介。
かわいさ、実用的な愛用ポイント、使う喜び、便利ワザや手づくりアイデアなど盛りだくさん!
人気猫写真家・石原さくらさん撮影のねこ&ねこ文具写真も魅力的な「ねこ文具」への愛情たっぷりの一冊です。

福島槙子 makiko fukushima
文具プランナー。ウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長。また、各種メディアへの出演やコラムの執筆を通して
文具のある生活を企画・提案している。これまでテレビ・雑誌・イベントなど出演多数。文具売場のプロデュースも行う。

ねこみみ編集部 necomimi editional unit
2012年の「ねこみみ ~猫と音楽~」(音楽出版社)制作以降、
猫写真家・関由香撮影による写真集や文庫版「なめんなよ 又吉のかっとびアルバム 写真集」(リットーミュージック)、
「ふてニャン写真集 ふてやすみ」(玄光社)などを手がける。

石原さくら Sakura Ishihara
猫写真家。デボンレックスとシンガプーラのブリーダー。1級愛玩動物飼養管理士。「ねこのきもち」他雑誌での写真連載や、写真教室を定期的に開催。「マツコの知らない世界」「深イイ話」「あさイチ」などTV出演多数。日本テレビ系にて毎朝放送中の「Oha!4 NEWS LIVE『おはにゃん』」へ写真提供中。猫にかかわる様々な活動に積極的に取り組み、猫と人とのより良いあり方の提案をライフワークとする。12月には猫のためのモノ・コト専門店「ねこ専科」の実店舗を東京・本郷にてオープン予定。
石原さくら: http://sakuraquiet.me
ねこ専科: http://nekosenka.com

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ISBN-978-4907276898 けだものだもの~O.L.H.のピロウトーク倫理委員会
2017.12.11

「早く買わないと“発禁”だぞ! 」
――ソラミミスト 安齋肇

我々が歌にするまでもない、お悩みですな。男はそう言って、再生釦を指で押した。」
――安田謙一(ロック漫筆)

 

日本歌謡界から失われて久しい「もののあはれ」の精神をなおも堅持し、ますますラジカルに時代を遡行しつづける
孤高のファンク・バンドO.L.H.が、満を持して初の書籍をリリース。地上波から排除されたすべての「身の下」の悩みを、
O.L.H.のふたり (sinner-yang & aCKy) が“完全かつ最終的に”解決する。
今はなき知の巨人・吉本隆明をして「うますぎる」と唸らせた特異な言語感覚、反“恥”性主義の現代に燦然と輝く
ゲスな知性が、リテラシーいかんを問わず、等しく人民の良心を逆撫でする!

■表紙カヴァーはキング・テリーこと湯村輝彦、数多の挿絵は根本敬でお届けします。

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ISBN-978-4907276881 バンドやめようぜ!──あるイギリス人のディープな現代日本ポップ・ロック界探検記
2017.11.24

日本では否定的なレヴューがタブーとなっているのはなぜか?

松田聖子から渋谷系、ナンバーガールからAKB48までを論じる
イギリス人ジャーナリストによる日本ロック/ポップス批評

日本に住んで13年、イアン・マーティンが描いた、日本のオーヴァーグラウンド/アンダーグラウンドの大衆音楽史、
アイドルにおけるセクシャル・ポリティクスと後期資本主義、音楽メディアや公共性、伝統の問題……。

「日本メディアの側が自分たちの国をなんとも不思議な四つの季節を持ち、
使うのがややこしい食器の数々を備えた神秘の地として描写したがるのと同じくらい、
西洋側メディアも喜んでそのお返しとして奇妙でカラフルで派手やか、
突飛なものなら何でも強調した東洋風な日本報道をおこなっている。
こんな風にして日本の音楽は西側においては主に歪んだレンズを通して認知される
ことになるのだし、僕がイギリスで大きくなる中で抱いていた日本の音楽に対する
イメージもまたこの点に大いに影響されたものだった。」(本書より)

BBCから取材され、The Quietusで記事が組まれ、Crack Magazineが「今年読むべき本」のNo.1に選んだ、
イギリス人ジャーナリストによる噂の日本ロック/ポップス批評、ついに翻訳刊行!

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ISBN-978-4-907276-87-4 ロック画報 特集カクバリズム
2017.11.21

cero、YOUR SONG IS GOOD、二階堂和美、さらにハマケン率いる在日ファンクまで
ファミリーとなったカクバリズムの15周年を記念してお届けする
『ロック画報』28号目にしてとんでもない変化球!

スカート、キセル、イルリメ、片想いなど、すべての所属アーティストを網羅。
代表角張渉のロング・インタヴューから各アーティスト・インタヴュー、
ディスコグラフィー、関係者対談、貴重な写真もグラビアで。
表紙はもちろん本秀康、監修・編集は松永良平、小田部仁。
晩秋の15周年記念号、乞うご期待!

《CONTENTS》
■三浦知也による貴重な写真! 巻頭グラビア8P
■角張渉ロング・インタヴュー「カクバリズム・ヒストリー」
■「スタッフ証言集」カクバリズムに初期から関わるエンジニア、デザイナー、
映像監督、写真家たちにインタヴューした貴重証言の数々。
■全所属アーティストを、インタヴュー、概論、ディスコグラフィーなどで考察する
〈アーティスト・ファイル〉では下記などが登場:
YOUR SONG IS GOOD、MU-STARS / MU-STAR Group、キセル、
二階堂和美、鴨田潤 / イルリメ / (((さらうんど)))、cero、片想い、
VIDEOTAPEMUSIC、スカート、思い出野郎Aチーム、在日ファンク
■角張渉 × 磯部涼対談や、スペシャル・ゲストによるカクバリスムについてのインタヴュー

■特典CD (店頭のみの特典音源や廃盤音源、アナログ7インチのみ音源など)
[Track List]
1. YOUR SONG IS GOOD “JACKIE MITTOO”
2. cero “あとがきにかえて”
3. 二階堂和美 “ハッとして! GOOD”
4. MU-STARS “MOVE ON NAP”
5. キセル “足りない心”
6. スカート “いつかの手紙”
7. VIDEOTAPEMUSIC “団地妻”
8. 思い出野郎Aチーム “ミラーボールの神様”

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ISBN-978-4907276867 ゲイ・カルチャーの未来へ
2017.10.27

変わりゆく社会へのまなざしと力強い励まし。

『弟の夫』の著者がLGBTブームのいまだからこそ語る、
その半生、創作の源、エロティシズムの探求、欧米と日本社会――

 

ただ、とにかく自分自身に関しては、自分まで自分の敵になったら本当に悲しいから、たとえ世界中や親兄弟が敵になっても、自分だけは自分の味方でいなさいよ、
とは言いたいです。それは本当に大事だと思います。そのためにも、無理にでも自分を好きになる努力をしなさいということは言いたい。 (本書より)

初の一般誌連載『弟の夫』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、広く注目を集めているゲイ・エロティック・アーティスト、田亀源五郎。国内外にコアなファンを持ち、日本のゲイ・アートを支え続けてきた巨匠がいまこそ語りつくす、生い立ち、創作の源、ゲイ・エロティシズムの探究、変わりゆく社会へのまなざし……。日本と世界のゲイ・ポップ・カルチャーの過去・現在・未来を繋ぐ1冊!

田亀源五郎 たがめ・げんごろう
1964年生まれ。ゲイ・エロティック・アーティストとして1986年よりゲイ雑誌にマンガ、イラストレーション、小説などの発表を続ける。国内外で個展を開催するなど
美術家としても高い評価を得る。コミックの単行本や画集の刊行のほかに『日本のゲイ・エロティック・アート vol.1 ゲイ雑誌創生期の作家たち』などの編著がある。一般誌連載『弟の夫』で第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。

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ISBN-978-4907276850 50年目の『スマイル』――ぼくはビーチ・ボーイズが大好き
2017.09.22

時代を超えて輝く永遠の夢

1967年、予定通りリリースされていたら『サージェント・ペパーズ』を凌駕した、そのように語られてきた幻のアルバム、
世界でもっとも有名な未発表アルバム、ビーチ・ボーイズの『スマイル』の真の姿は、しかし定説をひっくり返す、より素晴らしいものだった──
萩原健太が精魂込めて描くビーチ・ボーイズと『スマイル』の物語

ビーチ・ボーイズは時代を超えて輝く永遠のカリフォルニア・ティーンエイジ・ドリームを懐メロ寸前のところで歌い継いでいるんだ、と。そう思った。
彼らが60年代に構築したその夢を、時代を超えて正当な権利とともに受け継ぐことができるのは、他の誰でもない、彼ら自身、ビーチ・ボーイズしかいないのだから。
(本書より)

【著者プロフィール】
1956年、埼玉県生まれ。音楽評論家。ディスクジョッキーなど。ライナーノーツは数え切れず、音楽プロデューサーとして米米クラブ、ユースケ・サンタマリア、山崎まさよし、田原俊彦、憂歌団の諸作も手掛ける。
著書には『はっぴいえんど伝説』『70年代シティ・ポップ・クロニクル』『ボブ・ディランは何を歌ってきたのか』
『アメリカン・グラフィティから始まった』など。

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ISBN-978-4907276782 ビリー・ホリデイ――レディ・デイのためのブルース
2017.09.04

ディアンジェロが、ケンドリック・ラマーが、ビヨンセが立ち返る原点。
好評コミック・ノベル第2弾は、ビリー・ホリデイ!
ブラック・ライヴズ・マターに呼応する入魂の1冊!

南部の木々には奇妙な果実がみのる……
いまだからこそ振り返っておきたい「ストレンジ・フルーツ」の真実が、
稀代のイタリア人グラフィック・アーティストによっていま明かされる!
好評のスピリチュアル・ジャズ・コミック第2弾が描くのは、
不世出のジャズ・ヴォーカリスト、ビリー・ホリデイ。
しかしなぜいまビリー・ホリデイなのか?
前著『コルトレーン』は2009年にイタリアで出版され、その後計7カ国で出版されるなど世界中で好評を集めた。
それを受け次の作品を描き進めていた著者パオロ・パリージは、
急遽予定を変更しビリー・ホリデイをとり上げることを決意。
「ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命も大切だ)」
……いまという時代を見つめる著者の熱い想いが炸裂する!
ブラック・カルチャーが煮えたぎるいまだからこそ読みたい1冊、待望の日本語訳が登場です。

この本は一冊のブルースだ。イントロで始まり、アウトロで終わる。
各章のタイトルは、私のお気に入りのレディ・デイの曲名からとった。
ブルースについて語るのは、身の回りで起こったこと、生きてきた人生の断片などについて語ることだ。
ブルースが、私たちを解き放ち、意思を表現するのだ。ブルースは、エンターテイメントであり、語りである。
そして、ブルースは政治的表明でもある。(著者あとがきより)

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ISBN-978-4907276829 別冊ele-king 初音ミク10周年――ボーカロイド音楽の深化と拡張
2017.08.28

発売から10年を経たいま、初音ミク / VOCALOIDを取り巻く状況はどうなっているのか?
その現在をあぶり出す!

――いま、初音ミク~VOCALOIDを取り巻く状況はどうなっているのか? エレクトロニカ、フューチャー・ベース、ヒップホップ、ロック、クラシカル……ネット上に氾濫するさまざまな音源を整理し、再生数に関係なく厳選した90曲以上を紹介! ボカロPへのインタヴューや気鋭の執筆陣によるエッセイ・論考など、初音ミクの生みの親=佐々木渉の協力のもと実現した大特集!

●表紙イラスト: PALOW

●イラスト: vivi

●初音ミクの過去・現在・未来
佐々木渉 ロング・インタヴュー
大友良英 × 佐々木渉 対談
佐々木渉 × しじま 対談
伊藤博之 インタヴュー

●楽曲紹介
エレクトロニカ、フューチャー・ベース、ラップ / ヒップホップ、オルタナティヴ / ロック、クラシカル、……
ネット上に氾濫するさまざまなボカロ音源を整理し、再生数に関係なく厳選した90曲以上を紹介!
いまボカロ・シーンはどうなっているのか? ここ数年の動向に焦点を絞った決定版カタログ!

●インタヴュー / 対談
Mitchie M × 佐々木渉
ピノキオピー
DECO*27
ATOLS × きくお (聞き手: ヒッキーP)
ばぶちゃん × 廻転楕円体 (聞き手: ヒッキーP)
松傘 × でんの子P
Super Magic Hats

●椎名もた (ぽわぽわP) 追悼対談
曽根原僚介 × Yuma Saito

●コメント
Laurel Halo / Oneohtrix Point Never / Big Boi (Outkast)

●コラム、エッセイ、クリティーク、etc.
上林将司 / かんな / 佐藤大 / さやわか / しま / 辻村伸雄 & 片山博文 / デンシノオト / 遠山啓一 × 米澤慎太朗 / 仲山ひふみ / HAPAX / 八木皓平 / 吉田雅史

●未発表曲ダウンロード用 アクセス・キー封入
※ダウンロード期限は2017年12月31日まで

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ISBN-978-4907276843 路傍に添える
2017.08.01

私鉄沿線上の名もない街の風景を描き、その名もなき人生を語り、さまざまな感情、ときには臆することなくポリティクスも述べる。予見的な内容だった2007年の『EXIT』から10年、ヒップホップとの出会いやハスリング、通常歩行が困難となる大怪我、ラッパーとしての活動開始、SD JUNKSTA、 SEEDAやPUNPEEとの出会い……
この10年のあいだ発表してきたNORIKIYOの詩の数々とその回想録。
ここに並んだ言葉の数だけ現実がある!

反骨と愛。
NORIKIYOのリリックが紙に書きつけても光るのは、骨身を削って刻んだ生身(リアル)な言葉だからだ。
──後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

メディアの人たちはヒップホップを単純に掻い摘んで見せるのがおもしろいのかもしれないけど、本当に、そこは思ってるよりもっと深い。
(本文より)

「さあBLAZIN立ち上がる時だ/仲間は日本人ラテンにコリアン」(“Do My Thing”)。神奈川・相模のヒップホップ・ポッセ、Sag Down Posse(SDP)のラップ・グループ、SDジャンクスタに所属するノリキヨは、ソロ・デビュー・アルバムでそう高らかに宣言する。これまでの日本語ラップにおいて、“敵”か“他者”として描かれることが圧倒的に多かった外国人に連帯を呼びかける姿に、新世代のBボーイのオープンマインドな感覚を感じた。それは、ライター、ブレイカー、ラッパー、DJという4つのエレメンツを持つSDPというヒップホップ・ポッセの、もっと言えば、地方都市でグローバリゼーションの最前線を生きるBボーイのリアリティなのだろう。ノリキヨはプリミティヴなビートの隙間に、英語、日本語、ローカル・スラング、スパニッシュを交えたリリックを打ち込んでいく。とはいえ、複数の人種から成るコミュニティ意識をロマンチックに語れるほど現実は甘くない。たとえば、在日米軍キャンプが隣接する川沿いの街、相模の殺伐とした風景は次のように描写される。「死んだ商店街 駅前通り/WALKIN粋がるARMY 百姓SHADYツレか?/ケツ振る阿婆擦れポン人 シケたピンサロ呼び込み冴えなぇサンピン/うだつあがらん389のパシリか?/まだまし売人 鶴間のラン人」(“In Da Hood”)。これは紛れもなく現代日本の風景であり、いま、タフなヒップホップが生まれる現場のひとつだ。
──二木信(『EXIT』レヴューより)

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ISBN-978-4907276836 ele-king vol.20
2017.07.10

特集1:ザ・XX最新ロング・インタヴュー/UKメランコリック・ポップ
特集2:クラブ・ミュージック大カタログ──アンダーグラウンドの乱泥流を聴け!

ele-king「vol.20」は、ダンス・ミュージック/エレクトロニック・ミュージックの大大特集!
ここ数年のシーンをトピックごとに分けて解説。要チェックの、50枚以上のパワフルなレコードも掲載しています。
さらに、インターナショナルな活躍が目覚ましい22人の日本人プロデューサーも彼らの主要作品を交えながら紹介します。
インタヴューでは、注目のメルボルンからハーヴィー・サザーランド、ロンドンからフローティング・ポインツ、デトロイトからマーク・フラッシュ、イタリアからはクラップ! クラップ! 、そして日本からはGONNO。パウウェル(ロンドン)とコーヘイ・マツナガ(日本)の対談もあります。
これを読めば、ここ2~3年の動向がわかる

また、フジロックのために来日するザ・XXが表紙&巻頭ロング・インタヴュー。彼らの記事と併せて、ニック・ドレイクからマッシヴ・アタックやベリアルにいたる、UKメランコリア・ポップの系譜を読み解くという試みもあり。

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