ジャンル: SOULリリース情報

PCD-4386 Wines & Spirits
2008.06.06

<ニュー・クラシック>世代のなかでもとりわけ“プリンス・チルドレン”なヴォーカル+スティーヴィーを彷彿させるソングライト+グルーヴィな演奏で魅了するラサーン、3年ぶりの新作!

ラサーンの魅力といえば、<ニュー・クラシック>世代で最もスティーヴィー・ワンダーのそれを連想させるメロディライン。

ラサーンがソロ・デビュー直前に手がけたテヴィン・キャンベル『バック・トゥ・ザ・ワールド』(’96)、ソロ・デビュー作での“Soul Free”、セカンドでの“Friend Of Mine”、サードでの“The Best ”が顕著な例だが、今作でもラサーン+キース+ジョン“jubu”スミスのゴールデン・トライアングルによる演奏が黄金期スティーヴィーのそれを容易に連想させる“Cloud 9”、彼の、いまだ「大人一歩手前」な歌声と’70sスウィートネスなメロディラインが重なる“Stop Breaking My Heart”で胸を焦がす。

ラサーンのもうひとつの魅了がうねるグルーヴ。

コンポーズ/プロデュース/パフォームとこなせるにも関わらず、キース、ジェイミー・ジャズ、ヴァン・ハントら制作パートナーに委ねることで前述の“Baby”のようなダンサブルな仕上がりに。

今作でも、ジョニー・オニキスのラップがいい意味でメロウに絡む“Baby”路線の“Time”、トニーズ“Let’s Get Down”辺りを想わせる、テンポのよさと哀愁メロが噛み合った“Delirium (Comes And Goes)”、弾けたビートの“Higher Love”などが出色。

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CDSEW2-147 Just The Facts : The Complete Kayvette Recordings 1975-1978
2008.06.06

信頼のブランド〈ACE〉から、ミリー・ジャクソンのサポートの下、結成されたソウル/ディスコ・グループ、ファクツ・オブ・ライフのKAYVETTE RECORDS時代の音源のコンパイル盤がリリース!R&Bチャートでトップ3入りするヒットを記録したM1“Sometimes”で知られる彼(女)は、「ソウル界のスーパーグループ」と呼ばれることもありましたが、多くの音源が永らく廃盤状態でした。今回のコンパイル盤にはアルバム音源に全てのシングルA面曲、さらにB面曲とオルタナティヴ・ヴァージョンの中からセレクトした、正にコンプリートの冠に相応しい内容になっています!

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CDKEND-315 I’ve Been Here All The Time / If Loving You Is Wrong I Don’t Want To Be Right
2008.06.06

07年に惜しくも他界したサザン・ソウル・シーンの偉大なるシンガー、LUTHER INGRAM。在籍していたレーベル<KOKO>の2つのシングル・コンピレーション(CDKEND279/CDKEND292)も好評でしたが、今回は1972年にKOKOからリリースした1stアルバムと2ndアルバムを1枚にコンパイルした2 in 1でのリイシュー盤がリリース!特に人気が高いのは、彼の代表曲でもあるM13を収録した2ndアルバム!サザン・ソウルの黄金期のひとつとして数えられる時代を代表する作品として、今なお人気は衰えていません!他にも本盤には彼の代表曲として挙げられるM1やM14といった楽曲も収録!

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PCD-93089 E-Life
2008.06.06

前作『リヴィン・ザ・ラグジュアリー・ブラウン』(PCD-23659)はインディ発/流通にもかかわらず全米で20万枚強のセールス、リル・ジョンらを抑えてビルボード・インディ・アルバム・チャート初登場1位と、シーン最前線唯一のR&Bバンドの底力を改めて知らしめたミント・コンディション。

これまでのミントの演奏面の特徴だった「イマどきのビートを“生バンド”で消化」は、今作ではメロディを最重要視したかのような、トニ・トニ・トニ『サンズ・オブ・ソウル』やミュージック・ソウルチャイルド『ラヴアンミュージック』級の、be-mellowメロディと<ソウル・ルネサンス>なバックのせめぎ合い!

数組いるゲスト陣、なかでも日本では2月公開の映画『アメリカン・ギャングスター』サントラでもフィーチュアされ、新作準備中といわれるアンソニー・ハミルトンとの共演の“Baby Boy, Baby Girl”は程よく古のサザン・テイストが漂う、極上の仕上がり!

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WAHCD-010 A Tale Of Two Cities
2008.06.06

人気レーベル<COUNTERPOINT>からリリースされたアナログ盤が日本でも注目を集めたイギリス出身のシンガーソングライター、ASHLEY THOMASのフル・アルバムが今回はTALC所属でお馴染みの<WAH WAH 45s>からリリース!マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダー、プリンスといったR&Bアーティストからスティーリー・ダン、デヴィッド・ボウイ、ビートルズらのロック系、はたまたマイルス・デイヴィスやハービー・ハンコック、さらにはアウトキャストやコモン、4ヒーロー辺りまでフェイヴァリットに挙げている彼のサウンドは、正にソウルやファンク、ジャズ、ハウス、ブラジル、ラテンなどの美味しいトコをミックスさせたクロスオーヴァー系!全ての楽曲に共通するのは抜群のメロディーメーカーとしてのセンスと心地良いサウンド!UKソウルの伝統を汲むクラブ・ジャズなテイストも漂わせる洗練されたサウンドは、R&B~ソウル・ファンだけでなく幅広い層にもウケる可能性充分アリ!ニュー・ソウルなムードを漂わせたジョン・レジェンドを彷彿させる歌声もまた絶品!ボサノヴァ風のアコギをバックに歌い上げるタイトル曲M1“A Tale Of Two Cities”やエレピの音色が爽やかなライブ感のあるM2“Find Me”にM4“Spotlight”、ディープ・ハウスな雰囲気も醸しだすフロア仕様のM10“Let It Bloom”などなど聴きどころは随所にあり!ということで、R&B~ソウル・ファンだけでなく、クラブ・ジャズやハウス・ファンにも注目してほしい一枚です!

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