ジャンル: ROCKアーティスト情報

GHOST
2008.09.10

1984年に東京で結成。結成当初は即興を中心とした実験的な音楽を探究していたが1stアルバム "Ghost" 製作を境に、即興演奏と曲を同等に取り入れた現在のスタイルへ移行した。

Ghostの音楽性のベースには常にアコーステイックギターを中心としたバンドのスタイルが存在しているが、ライブやレコーデイングなど毎回の趣向により、民族楽器・古典楽器などの生楽器が自由にそこに加えられる。それらを用いた演奏には、時には瞑想的であり時には宗教的モチーフさえ感じさせるほどに多層的・重層的ながらどこか素朴な響きを持ったものである。また、楽器構成だけでなく演奏空間にも着目し、廃虚・教会といった場所での活動を実現させている。こうした彼等の活動の全ては、表現の選択肢を拡げてゆこうとする試みであり、音楽を単なる「音」として捉えない姿勢の一つの現れと言えるだろう。

Damon & Naomiをはじめとして、Can, Spiritualized, Echo&The Bunnymen など様々なアーチストから熱いシンパシーを享受してきた希有な存在である。現在7枚のアルバムを米シカゴのDrag Cityより発表しており、本国日本よりもどちらかというと海外での評価が高いグループであったとも言えよう。近年、その活動の拠点は主に海外であった為、国内公演は貴重なライブとなるであろう

馬頭將噐:Vo,Gt,Hardy Gardy

瀧澤大志:Flute,Sax,Thermin,etc

荻野和夫:Piano,Keyboards,Recorder,etc..

栗原道夫:Guiter

立岩潤三:Drums,Tabla,etc…

守屋拓之:Contra Bass,Electric Bass

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CASSETTES WON’T LISTEN
2008.09.10

04年ごろから自室にマイクを持ち込んで録音し始めたMP3を友人達に送ったところ、いつしかGorilla vs. BearやScissorkickといった人気のブログで注目され、デジタルEP『Nobody’s Moving』をリリース。シングル「Cutting Balloons」はネット・ラジオWOXYのチャートのトップを飾った。その後アソビ・セクス、ダーティ・オン・パーパスのようなロック・バンドからEl-P、Mr. Lifといったヒップホップ系まで数多くのリミックスをこなしつつデジタル・インストEP『The Quiet Trial』をリリース。2枚のEPはSPIN誌、NY Pressといったメディアから絶賛され、Myspaceのトップページにフィーチャーされたり、Urb誌の“Next 100 for 2007”に選ばれたりしている。『Small-Time Machine』は彼の初となるフィジカルでのリリースであり、全作詞作曲・プロデュースはジェイソンによるもの。08年のサウス・バイ・サウス・ウェストでも複数のステージをこなした。

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BISHOP ALLEN
2008.09.10

ハーヴァード大在学中にルームメイトだったジャスティン・ライスとクリスチャン・ラダーが卒業後の2003年にボストンで結成。 間もなくブルックリンに活動の拠点を移す。 当初はマルチ・プレイヤーの2人を核とした不定形なユニットだったが、カリー・シミングトン(ドラム)と紅一点ダービー・ノワトカ(キーボード/ヴォーカル)を固定メンバーとしてツアーを行うようになる。 ジャスティンはインディーズ映画の俳優としても有名であり、新世代の旗手のひとりと目される若手監督アンドリュー・ブジャルスキの作品『Mutual Appreciation』に主演して自身の境遇ともダブるようなバンドマンの役に扮している。

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JOHANN JOHANNSSON
2008.09.10

アパラット・オルガン・カルテットやキッチン・モーターズの創設メンバーであり、ヤキ・リーヴェツァイト(カン)、マーク・アーモンド(ソフト・セル)、バリー・アダムソン、パン・ソニックといった様々なアーティストとのコラボレーションでも知られ、あらゆるジャンルの枠を跨ぎ越えて活躍するアイスランドきっての異才アーティスト/プロデューサー、ヨハン・ヨハンソンが最新作となるサード・アルバムで日本初登場!

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ANDREW BIRD
2008.09.10

もともとはヴァイオリン奏者として知られ、90年代にアメリカで絶大な人気を博していたスウィング・バンド、スクイーレル・ナット・ジッパーズのサポートメンバーとしても一時期活動する。

90年代後半から現在に至るまで、コンスタントに作品を発表しつづけており、ボナルーやロラパルーザといった大規模なフェスにも出演、近年は一作ごとに着実に評価と人気を高めている。

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MUM
2008.09.10

シガー・ロスに次いでアイスランドから現れた男女4人から成る驚異のグループ、ムーム。

奔放なエレクトロ・ビーツとアコーディオンやメロディカ、トランペットなど、様々なアコースティック楽器が響きあって織り成される最高のエクスペリメンタル・ポップ・ミュージック。

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SOGYUMO ACACIA BAND
2008.09.10

不思議な親しみを感じさせる「小規模(ソギュモ)アカシアバンド」というバンド名は、彼らの友人であり、日本でも人気を博している韓国のハイセンスなラウンジ系ユニット、クラジクワイ・プロジェクトのヴォーカリスト、ホランの命名によるもの。

ソングライティング、プロダクションからギター演奏までを手がける才人キム・ミンホンとヴォーカルのソン・ウンジにより結成。

ライヴハウスやクラブが密集するソウルのホンデ(弘益大学)周辺を拠点に活動。少ない音数からメロディーが引き立つ静謐で美しいサウンドと緻密な音作りに確かなセンスが光るポップ・ソングの数々を収めた1集(ファースト・アルバム)を2004年にリリースして一躍注目を集める。

2005年に英語詞の曲「So Good Bye」がKBSドラマ『18・29』の挿入歌として使われる。2006年に入って、韓国で最も勢いのあるインディー・レーベル、パステル・ミュージックと契約。

同年3月には、第3回韓国大衆音楽賞で新人賞を受賞。韓国の口伝歌謡や童謡やトロット(いわゆる韓国演歌)の要素を積極的に取り入れつつ、なおもこれまでにない新しいコリアン・ポップスの形を志向した2集(セカンド・アルバム)『唇は月明かり』を9月にリリースし、その名声を確固たるものにする。2006年末のSBS歌謡大典でインディーズ・バンド賞を受賞。ライヴ活動はサポート・メンバーを加えたフル・バンド編成でコンスタントに行っており、フェス出演も多いが、2006年にはソウル、プサンなど5都市を巡る初の全国ツアーが実現している。

韓国で今後が最も期待されているグループのひとつであることは間違いない。

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ERIC ANDERSEN
2008.09.10

1943年ペンシルヴァニア州ピッツバーグ生まれ。

10代の頃からギターを携えて放浪の旅をはじめる。1963年、サンフランシスコのコーヒーハウスでトム・パクストンに見初められて翌年ニューヨークに移り、ボブ・ディランやフィル・オクスらと並んでグリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーンの一員となるが、プロテスト・ソングが主流だった当時に愛や放浪をテーマにした内省的 でロマンティックな作風を貫き、後のシンガー・ソングライター・ブームの先鞭をつける。

1965年、ヴァンガードからデビュー・アルバ ム『Today is the Highway』を発表。その後、レーベルを渡り歩きながらも多くの作品を残し、とりわけ1972年にコロムビアからリリースされた『ブルー・リヴァー』は高い評価を受けるが、続いて制作されたアルバム『Stages』がマスターテープ消失という憂き目に遭う(91年にようやく発見されて日の目を見た)。

80年代にはノルウェーに移住し、その後はアメリカとヨーロッパを往き来しながら活動を継続。90年代には、リック・ダンコ、ヨナス・フィエルとユニットを組み、トリオ名義でのアルバムも2枚発表している。

ケネディ暗殺の1日の出来事を扱った26 分にも及ぶ表題曲を収めた『Beat Avenue』(2003)や、グリニッジ・ヴィレッジへのオマージュ的な『The Street was Always There』(2004)など、近作の充実ぶりも著しい。

1976年に最初の来日を果たして以来、日本とのつながりも深く、2005年の日本ツアーでは全国17箇所で公演を行っている。

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DRAGIBUS
2008.09.10

パリ在住のカップル、ローとフランクによって95年に結成され、フランスやイギリス、ハンガリーの古い童謡をモチーフに、パンクやノイズ、エレクトロのフィルターを通したサウンドと、ローのロリータヴォイスをフューチャーしたキュートな曲が、パリの子供達、そして、日本でも各トップ・クリエイター達の間で注目をあび、カワイもの好きの女子や、カワイもの好きの一部(?)男子達にも大ブレイクのドラジビュス!!

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KAKI KING
2008.09.10

1979年ジョージア州アトランタ生まれ。4歳の頃に父の勧めでギターを習いはじめるが、すぐに挫折してその後はドラムを演奏するようになり、地元のロック・バンドにドラマーとして参加する。11歳の頃に再びギターを弾きはじめ、ビートルズやフリートウッド・マックのソングブックから学びながらも、スミスのジョニー・マーやブラーのグレアム・コクソンに熱中する。やがて、奏法面ではプレストン・リード、マイケル・ヘッジスやアレックス・デグラッシといった、フィンガーピッキングの大御所に触発されつつ、ニック・ドレイク、エリオット・スミスやマーク・コズレック(レッド・ハウス・ペインターズ)といったシンガー・ソングライターを好んで聴くようになる。99年には大学進学のためニューヨークに移り住み、様々なバンドでドラマーとして活動する傍ら、ソロ・ギターも続ける。大学を卒業した2001年頃からは、地下鉄構内でバスキングをしながら曲を作る毎日を送り、その独特のパーカッシヴな演奏技巧に磨きをかける。2002年、ソウライヴを送り出したレーベル、ヴェロアのジェフ・クラズノに見出され、2003年にはファースト・アルバム『Everybody Loves You』を発表。翌2004年にはエピック/ソニーよりセカンド・アルバム『Legs to Make Us Longer』をリリースし、世界中を精力的にツアー。新世代のアコースティック・インストゥルメンタル・ギターの旗手として絶賛される。2006年には、ジョン・マッケンタイアのプロデュースによるサード・アルバム『アンティル・ウィー・フェルト・レッド』で、優れたマルチ・インストゥルメンタリスト/ヴォーカリストとしての顔も見せ、新境地を開拓。2007年には、フー・ファイターズの最新アルバム『エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス』にゲスト参加(その後のツアーにも度々同行)。さらに同年、ショーン・ペン監督最新作『イントゥ・ザ・ワイルド』(2008年9月日本公開)のオリジナル・スコアを担当し、書き下ろし楽曲を提供したパール・ジャムのエディ・ヴェダーと並んでゴールデングローヴ賞にノミネート(『Legs to Make Us Longer』に収録された「Doing The Wrong Thing」と「Frame」の2曲も劇中で使用されている)。また、新鋭クリステン・シェリダン監督作『奇跡のシンフォニー(August Rush)』(2008年6月日本公開)では、書き下ろし楽曲を2曲提供し、劇中のギター演奏のハンド・ダブルを担当している。

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