ジャンル: ROCKリリース情報

PCD-25179 Sacred Ground
2015.04.03

金澤寿和氏監修<Light Mellow Searches>
シリーズ第3 弾は、シカゴのオリジナル・メンバー=ダニー・セラフィン率いる本家顔負けのプロジェクト、CTA !ビル・チャンプリンも参加した「もろシカゴ」な快作!

「シカゴのカヴァーからスタートしたダニー・セラフィンのプロジェクトが、いよいよ本領を発揮し始めました。経験や人脈を活かしたバンド・フォーマット。たゆまぬ情熱と今もフレッシュな感性。その融合がこのサウンドに宿っています」

―金澤寿和

 

シカゴの創設メンバーの一人であるドラマー、ダニー・セラフィンが2007 年に始動させたプロジェクト、CTA の傑作2ndアルバム!本作はシカゴ・ファンの間ではかねてよりその内容の素晴らしさが話題となっていながら、自主リリースによるごく限られた流通のために入手しづらかったまさに“知られざる傑作”。遂に待望の日本盤化が実現です! 1st『Full Circle』がほぼシカゴのカバーで構成されていたのに対し、本作はシカゴ“Take Me Back to Chicago”のセルフカバーとブラッド・スウェット&ティアーズの“I Love You More Than You’ll Ever Know”の2曲を除き、すべてがオリジナル。これがもう初期シカゴのブラス・ロック・サウンドをそのまま現代にアップデートしたかのような大興奮の内容で、楽曲そのもののクオリテイはもちろん、グイグイと楽曲を引っ張るダニーのソリッドで力強いドラムも、シャープなホーン隊も、すべてが最高。しかもビル・チャンプリン&ウィル・チャンプリン親子がヴォーカルで客演とくればもう完璧でしょう!シカゴ・ファンが長年待ち望んだサウンドがここにあります!!

さらに日本盤ボーナス・トラックには、ビル・チャンプリンとラリー・ブラッグスをツイン・リード・ヴォーカルに迎えたシカゴのカバー「Hard Habit To Break」のライヴ音源を追加収録!これもファンにはたまらない!

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SSRi-0105 Comfort
2015.03.27

若く鋭い感性が生みだす魅惑のニュースクール・ソウル
ソウル・R&Bからジャズを濃密かつ巧みに融合した痛快な一枚

芸術都市ニューヨークに現れた才気あふれる8人のメンバーで構成される今注目のバンドMad Satta(マッド・サッタ)。Erykah Badu、Billie Holiday、Ella Fitzgerald、Bob Marley等に影響されたというセクシーでソウルフルな歌声をもつセンターヴォーカルを務めるのはJoanna Teters。あのグレッチェン・パーラトが「最高だわ!彼女はとってもゴージャスでソウルフルで、美しい歌声の持ち主」と賞賛する彼女を中心に、3人のホーン・セクションも有する彼らのデビュー作『Comfort』が今ニューヨークを湧かせている。その話題のデビュー作はプロデューサーにAlicia KeysやMary J. Blidge、Destiny’s Childらを手掛け、グラミー受賞経験もあるPrince Charles Alexanderを起用。ソウル・R&Bからジャズに至るまで巧みに取り合わせたサウンドを展開する、パンチの効いた痛快な一枚だ。

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TOPHER MOHR
2015.03.20

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MONKEY HOUSE
2015.03.20

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PCD-18790/1 クォーター・センチュリー・オブ・オドレリズム(1990~2015)
2015.03.20

ソウルやファンク、ブルース、ルーツ・ロックをベースにまったくオリジナルなロック/ポップスを作り続けるシンガー/ソングライター/ギタリスト、青山陽一。そのソロ・デビュー25 周年を記念した初のオールタイム・ベスト・アルバム! 自身の選曲・監修による全17曲、80分超のベスト盤に、現在のthe BM’s による再録音作品5 曲+新曲1 曲を収録したボーナス・ディスクを加えた二枚組でお届けする!

■西村哲也、大田譲(現カーネーション)との伝説のバンド、グランドファーザーズ在籍時の1990 年にソロ活動を開始したシンガー/ソングライター/ギタリスト、青山陽一。その1st ソロ・アルバム『Sing With The Blue Mountains』の発売(1990 年5 月20 日)からぴったり25 年目にリリースする、レーベルの枠を越えた初のオールタイム・ベスト・アルバム!

■カーネーションの直枝政広(当時は直枝政太郎名義)のプロデュースによる1st アルバムの「水に浮かぶダンス」から、1998 年のメジャー・デビュー曲「最後はヌード」のアルバム・ヴァージョン(『So Far, So Close』[1999 年]所収)、現在、青山がツアー・バンドのギタリストを務める元キリンジの堀込泰行とのデュエットによる「4D Raven」(『Bugcity』[2001 年]所収)、最新作『ブルーズ・フォー・トマト』(2011 年)収録曲まで、まんべんなく17 曲をチョイス。新たにマスタリングを施し、これまでで最高のサウンドでお届けする。

■現在のthe BM’s――伊藤隆博(key /堀込泰行、YUKI 等)、中原由貴(ds /双六亭等)、千ヶ崎学(b / KIRINJI、ロンサム・ストリングス等)――による再録音作品5 曲+新曲1 曲(「Freezer Bag」)を収録したボーナス・ディスクも聞き物だ。ミニ・アルバム以上のヴォリュームもさることながら、1st アルバムの「God Press You」や、徳間ジャパン時代のシングル曲のひとつ「Come And Go」(『Jaw』[2002 年]所収)の再録はファンにはたまらないはず。

■ブラック・ミュージックとルーツ・ロックをベースにした、デビューから現在にいたるまでまったくブレることのない高度に洗練されたロック/ポップス。アタマとカラダの両方を刺激する唯一無二のその音楽は、昨今のインディ・シーンで活躍するアーティストのファンにもぜひとも耳にしてほしい。

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PCD-93903 Ponzo
2015.03.20

<カロ・エメラルド×ラナ・デル・レイ>のようなスウィンギーでフォーキーでカラフルなポップ作品!

日本でもメジャー・レーベルから作品がリリースされていたグループ、ルーム・イレヴン。その中心人物にしてヴォーカリストのヤナ・スクラのソロによる新作アルバムが『ポンゾ』が完成!ルーム・イレヴン時代から売りだったポップさは、ますますカラフルに輝きを増し、リード曲「Everything I Do Ooh Ooh」はコラージュが楽しいPV も含めて必聴・必見です!

◆ソロになってますますカラフルなポップ・サウンドが色めき立つ!
ボッサ、フォーク、ソフト・ロック、ジャズをカラフルなポップにしたサウンドがルーム・イレヴン時代から人気のヤナ・スクラ。本国オランダでもプラチナ・アルバムを獲得するほど大ブレイクし、日本でもメジャーレーベルから作品をリリースしてきたほど人気の高いバンドだったが惜しまれながら解散して早6年。ソロとしてもコンスタントに作品をリリースしたり、ジャンゴ・ラインハルトのようなジャズ・ミュージシャンとツアーを行ったりと常にファンを魅了する活動を続けてきた。画家としても活動するなど、ソロとなってますます精力的に創作を続けている中、バンドから通算して5作目となる過去最高にポップなアルバムを完成!カロ・エメラルド~ラナ・デル・レイ~キティ・デイジー&ルイスなどのリスナーにはぜひオススメの極上ポップ作品!

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PCD-93914 Wire
2015.03.20

1976 年の結成から約40年を経た今なお、歩みを止めない不滅のポスト・パンク・レジェンド、ワイアー。その通算第13作となる2年ぶりのニュー・アルバム!ポップかつ先鋭的な傑作!
ただただすばらしい。

最初のパンク・ムーヴメントが巻き起こった1976 年の結成当初から、ワイアーは同世代の仲間や影響源からは距離を置き、破壊的で概念的な手法で音楽を制作することに従事してきた。探求し続けるアプローチは、ロバート・グレイがドラムキットをバス・ドラムとスネア、ハイハットだけにそぎ落とした80年代から、ワイアーの曲作りやステージ上での表現、さらには決定にも浸透してきた。それが、彼らを同じことの繰り返しやクリシェからうまく身を守る役に立っているのだ。その文脈で、彼らの前作、ふさわしいタイトルを持った『チェンジ・ビカムズ・アス』は、「予期せぬものを予期する」ひとつのケースだった。彼らは同作で、80 年代初頭の一時的な解散の中で捨て去られた豊富なマテリアルのストックを大規模に再生している。シンプルに『ワイアー』と名付けられた彼らの13 枚目のスタジオ・アルバムは、アルバムを念頭に作曲されたマテリアルで構成されている。楽曲はコリン・ニューマンがレコーディングの直前にメンバーにスタジオで紹介した。それは、可能な限り最も自然な反応をミュージシャンから引き出すためのアイデアだった。しかし、そうした手法から予想される大雑把な仕上がりからはほど遠く、『ワイアー』には60 年代的な色合いのうっとりするようなメロディと、圧倒的な、ほとんどモータリックな勢いのあるリズムに満ちあふれている。ワイアー特有のヴォキャブラリーから生まれたメロディの抑揚やギターとベースのモチーフ、ドラムのリズムが認識できるが、驚くべき新鮮さを有している。

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PCD-17717 Nick Cave Heard Them Here First
2015.03.20

ラモーンズ等で大好評、“クラシックス・シリーズ”の最新作は、なんともニクイ目の付け所、なんとニック・ケイヴ版だ!

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PCD-18787 Simple Songs
2015.03.15

これぞまさしく待望。ジム・オルーク、2009年の『ザ・ヴィジター』以来、約6年ぶりのオリジナル・アルバムにして、2001 年の『インシグニフィカンス』以来、じつに13 年半ぶりとなるヴォーカル・アルバムがついに完成!毎度のことながら、ジム・オルーク以外の誰にも作り得ない、さらに『ユリイカ』(1999 年)、『インシグニフィカンス』を凌駕する、正しく圧倒的な最高傑作!

■すべての楽器を自身で演奏した、全一曲の衝撃のインストゥルメンタル・アルバム『ザ・ヴィジター』を2009年にリリースして以降、細野晴臣やカヒミカリィらが参加したバート・バカラックのカヴァー・アルバム、『オール・カインド・オブ・ピープル~ラヴ・バート・バカラック』や、石橋英子や長谷川健一、前野健太といったアーティストのプロデュース、復活したクリスチャン・フェネスとピーター・レーバーグ(ピタ)とのユニット、フェノバーグや、石橋英子と山本達久と結成したバンド、カフカ鼾としての活動、敬愛する故・若松孝二監督の『海燕ホテル・ブルー』をはじめとする映画音楽の制作、多岐にわたるアーティストとのコラボレーションやゲスト参加等、相変わらずのワーカホリックぶりを見せている東京在住の音楽家ジム・オルーク。2013年6月の、東京、六本木のスーパー・デラックスにおける6日間すべて違う演目という驚異のライヴ企画『ジムO 六デイズ』も大きな話題となった彼が約6 年ぶりにリリースするニュー・アルバム『シンプル・ソングズ』!

■本作の最大のトピックは、ジム・オルークが2001 年の『インシグニフィカンス』以来、じつに13年半ぶりに発表するヴォーカル・アルバムだということだろう。まさに待望のアルバムである。しかしジム・オルークは、我々の期待をはるかに上回るものを届けてくれた!ジム・オルークの音楽的ヴォキャブラリーを凝縮したかのような、丹念に練り上げられたメロディを備えた、細部まで緻密にアレンジされた起伏に富んだ楽曲のクオリティの高さはもはやおそろしいほど。アコースティック・ギターの爪弾きからバンドが一体となった演奏まで、静と動を行き来する、計り知れないほど奥行きのある楽曲がじつに感動的だ。より渋みを増した歌声もなんとも味わい深い。

■『シンプル・ソングズ』はまた、ジム・オルークとって初の日本で録音した歌もの楽曲のアルバムである。ここ数年、活動を共にしている石橋英子、須藤俊明、山本達久、波多野敦子の4人に加え、高田漣らがゲストで参加している。ジム・オルークと丁々発止の演奏を繰り広げる日本のミュージシャンたちにも注目してほしい。

■ギタリスト、ジム・オルークがたっぷりと堪能できることもまた、『シンプル・ソングズ』の魅力のひとつである。デレク・ベイリーやジョン・フェイヒィ、ヘンリー・カイザー、レッド・ツェッペリン、ジェネシス……、さまざまなアーティストからの影響、その要素を吸収して独自のスタイルにした唯一無二のギター・プレイがぎっしりと詰まっている。

■サウンド・クオリティについてはもはや言わずもがな。いつもながら、丁寧に作り上げられた見事な工芸品のような音響空間は幻想的ですらある。

■徹頭徹尾ジム・オルーク、なにもかもが破格の傑作がここに誕生した!

<ミュージシャン>
石橋英子(p, org)、須藤俊明(b)、山本達久(ds)、波多野敦子(str)

<ゲスト>
高田漣(ps)、高岡大祐(tub)他

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