リリース情報

Wire
WIRE
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ワイアー
『ワイアー』
2015/05/20
CD
PCD-93914

¥2,484(税抜¥2,300)
解説付 歌詞付 対訳付 ※解説:マイク・バーンズ ※解説翻訳:松金祐紀 ※歌詞対訳:清成晋太郎

1976 年の結成から約40年を経た今なお、歩みを止めない不滅のポスト・パンク・レジェンド、ワイアー。その通算第13作となる2年ぶりのニュー・アルバム!ポップかつ先鋭的な傑作!
ただただすばらしい。

最初のパンク・ムーヴメントが巻き起こった1976 年の結成当初から、ワイアーは同世代の仲間や影響源からは距離を置き、破壊的で概念的な手法で音楽を制作することに従事してきた。探求し続けるアプローチは、ロバート・グレイがドラムキットをバス・ドラムとスネア、ハイハットだけにそぎ落とした80年代から、ワイアーの曲作りやステージ上での表現、さらには決定にも浸透してきた。それが、彼らを同じことの繰り返しやクリシェからうまく身を守る役に立っているのだ。その文脈で、彼らの前作、ふさわしいタイトルを持った『チェンジ・ビカムズ・アス』は、「予期せぬものを予期する」ひとつのケースだった。彼らは同作で、80 年代初頭の一時的な解散の中で捨て去られた豊富なマテリアルのストックを大規模に再生している。シンプルに『ワイアー』と名付けられた彼らの13 枚目のスタジオ・アルバムは、アルバムを念頭に作曲されたマテリアルで構成されている。楽曲はコリン・ニューマンがレコーディングの直前にメンバーにスタジオで紹介した。それは、可能な限り最も自然な反応をミュージシャンから引き出すためのアイデアだった。しかし、そうした手法から予想される大雑把な仕上がりからはほど遠く、『ワイアー』には60 年代的な色合いのうっとりするようなメロディと、圧倒的な、ほとんどモータリックな勢いのあるリズムに満ちあふれている。ワイアー特有のヴォキャブラリーから生まれたメロディの抑揚やギターとベースのモチーフ、ドラムのリズムが認識できるが、驚くべき新鮮さを有している。

  • DISC 1
  • 1. Blogging
  • 2. Shifting
  • 3. Burning Bridges
  • 4. In Manchester
  • 5. High
  • 6. Sleep-Walking
  • 7. Joust & Jostle
  • 8. Swallow
  • 9. Split Your Ends
  • 10. Octopus
  • 11. Harpooned

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