ジャンル: J-POPリリース情報

PLP-7417/8 ソングライン
2024.02.22

強烈なギター・ソロと穏やかで揺ぎ無い歌とのパートの対比が印象的な「がれきの空」で幕をあけるサード・アルバム。全2作以上にスケールが大きな歌と演奏を前に聴き手は時間の感覚を放棄せざるを得ない。まるで彼岸の彼方から聴こえてくるような歌。いわゆるアシッド・フォークの名盤としても重宝されるであろう一枚。もちろん一切の芝居っ気も感じられない。深度と純度を兼ね備えた湖のようでもある。ここまでのワーナーの3枚、山本精一(ヴォーカル&ギター)、須原敬三(ベース)、伴野健(ドラムス)、吉田正幸(キーボード)というラインナップによるバンドの作品を三部作とするのはラストに収録された、その名もずばり「羅針盤」のせいだろう。トータル55分、45RPMで2LP。

read more

PLP-7419 永遠のうた+アドレナリンドライブ
2024.02.22

ワーナーからリリースされた2枚のCDシングル収録曲を併せて収録した(それぞれ表題曲のオリジナル・カラオケを含む)6曲入り。「永遠のうた」はファースト『らご』収録とは別ヴァージョン。ここにだけしか収録されていない「CHIME」はラテン/AOR風味の魅力的な小曲。「アドレナリンドライブ」は矢口史靖監督(「ウォーターボーイズ」、「ハッピーフライト」)の同名作品の主題曲。『ソングライン』収録の「リフレイン」を改作した、モノクローム・セット「ウォール・フラワー」を彷彿とさせる疾走感を持つナンバー。「真夏の出来事’99」は、平山みきの歌(セルフ・カヴァー)を山本精一編曲、羅針盤の演奏、というレアな逸品。全6曲45RPMで。

read more

ALPLP-17 Best
2024.02.21

日本が世界に誇るキング・オブ・ノイズこと非常階段と、ボーカロイド初音ミクによる狂気のコラボレーションが待望のアナログ化!

スターリンやS.O.B、原爆オナニーズ、さらにはBiSやavandoned(あヴぁんだんど)といったアイドルに至るまで数々のコラボレーションを重ねてきた階段シリーズに初のボーカロイドが参加、その名も「初音階段」! 初代ボーカルの“白波多カミン”、そして二代目ボーカルの“るしゃ”を迎えてのライブ活動も継続的に行われており、国内外で多くのファンを獲得している。今作はスコーピオンズのあの名盤をオマージュしたアルバム「ノイジー・キラー」のジャケットをベースに、収録内容はJOJO広重氏自ら選んだベスト盤的内容の10曲を収録。アニソンやボカロ曲のカバーも含んだ非常階段のアルバムとは思えないほどポップな仕上がりながら、少しずつ轟音ノイズに取り込まれていく初音ミクは必聴。もはやノイズがメロディである。

read more

PLP-7700 Lo-Fi Anime
2024.02.21

ジブリ楽曲のカバー『ローファイ・ジブリ』やシティ・ポップのカバー『ローファイ・シティ・ポップ』のリリースで日本だけでなく海外でも一躍その名が広まったローファイ・ヒップホップ・プロデュース・チーム、Grey October Soundが新たに人気のアニメソングをカバーした『ローファイ・アニメ』!

◆『Timeless』や『The Cave』といった良質なローファイ・ヒップホップ・コンピレーションのリリースで注目を集め、ジブリ作品の名曲群をカバーした『ローファイ・ジブリ』やシティ・ポップの名曲/人気曲をカバーした『ローファイ・シティ・ポップ』のリリースで日本だけでなく海外でもその名が広まっているプロデュース・チーム、Grey October Sound(グレイ・オクトーバー・サウンド)。新たに彼らがローファイ・ヒップホップでカバーするのは日本が世界に誇るアニメソング!「BLEACH」や「聖闘士星矢」、「魔法少女まどか☆マギカ」、「けいおん!」、「ドラゴンボール」等々の主題歌や挿入歌などなど海外でも高い人気を誇る楽曲群をカバー!
◆ 今作もジャケットは数々の書籍やCDのカバーに宣伝美術、映像ヴィジュアルなどを手掛け、『ローファイ・ジブリ』や『ローファイ・シティ・ポップ』のヴィジュアルも担当したイラストレーターの長谷梨加が手掛けている。

read more

PCD-25372 恋愛
2024.02.14

シンガーソングライター、映画音楽家、文筆家、プロデューサーほか多方面で比類なき才能を発揮する入江陽が7年振りとなるオリジナルアルバムのリリースを決定!

2013年にリリースされた1stアルバム『水』以降シンガーソングライターとして自身のアーティスト活動を行うなか、アーティストへの楽曲提供や映画、ドラマの音楽製作といった作曲家/プロデューサーとして、そしてメディアでの文筆業など多方面でその比類なき才能を発揮する“入江陽”が、前作『FISH』から7年振りとなるオリジナルアルバムのリリースを決定!“恋愛”をテーマにした本作には書き下ろしの楽曲からドラマ、映画への提供曲オリジナル・ヴァージョンを収録、現在進行形ネオ・ソウルのフレーバーやグルーヴを散りばめた独創的なサウンドと唯一無二の世界観で紡がれる歌詞でオルタナティヴなJ-POPへと昇華!ビースティ・ボーイズやジャック・ジョンソンのプロデューサーとしても名を馳せたマリオ・カルダート Jr.や洋邦インディロックシーンから絶大な支持を集めるラブリーサマーちゃんほか多彩なゲストも参加!

https://youtu.be/ILAnGLTSE6g?si=lJV5ZDE8PR5nRsBK
https://youtu.be/TwButprvY6g?si=JhHEMm4E2mX-vJOE
https://youtu.be/onWY7K-JM_I?si=JzsNsmgniq5wTxn1

read more

DGP-1309 ちぃさな世界
2024.02.02

2023年配信で評判となった「ドロップな朝」に続くEP5曲。
普段のライブスタイルである弾き語りを軸に、手のひらにおさまるような
「ちぃさな世界」感をテーマに制作、生活のふとしたスキマに寄り添うやさしい真舟とわの箱庭アルバム。
配信オンリーです。

read more

PLP-7409 Record
2024.01.27

BEFORE AND THEN…… 
TRUE EMOTIONAL INSTRUMENTAL BAND

トランペット、ソプラノ・サックス、ギター×2、ベース、ドラムから成るインストゥルメンタル・バンド、GROUP。その2001年のリリース当時はポストロックの文脈で語られることも多かった記念すべきファースト・アルバム『RECORD』。HEADZの佐々木敦プロデュースによるレーベル、ウェザーの3組目のアーティストの作品としてリリースされた本作は、川越のGO GO KING RECORDERSにて、バンドの次作『Before Turning Off The Light』も手がけることになる内田直之(LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND、GEZAN等)によりアナログで録音&ミックスされた。名状しがたい叙情と緊張感が全編に横溢する25分超の「Before」と16分弱の「Then」の全2曲。ほとんどダブ・ミックスと言ってもいい奇跡的なサウンドも感動的なこの名盤がついにヴァイナルとなる。GROUPという名のグループによる『RECORD』という名のレコード。

read more

PLP-7691 XIEXIE / 33
2024.01.24

東京を拠点に活動中のインディーバンド、xiexieが待望のレコードを初リリース!
アジアと日本のインディーシーンのかけ橋となる世界基準のインディーサウンド!

東京を拠点に活動中のインディーポップ/オルタナティブ・ロックバンド、xiexieがキャリア初となるレコード『xiexie』をリリース!
2020年1月に結成された4人組バンド、xiexie。海外のインディーサウンドから影響を受けたサウンドとキャッチーな日本語のヴォーカルを組み合わせた楽曲がユース世代から洋楽インディーファンまで幅広いリスナーに支持され、「FUJI ROCK FESTIVAL’22 ROOKIE A GO GO」や「SYNCHRONICITY」といったフェスティバルに出演する一方、Tommy GuerreroのOAにも選出。更にはSubsonic EyeやDoor Plantといったアジアのアーティストとも共演するなど既に幅広く活動しているバンドだ。xiexieがこれまでにリリースしてきた2枚のEPが収録された本作には、キャッチーなインディーポップにサイケ風味が加わったxiexie流のポップチューン「da da」や本場のUSインディーを感じさせるムードが溢れたサウンドに日本語のヴォーカルが乗っかる「narrow sea」のような楽曲から、山すらを超えて届いていきそうな壮大なメロディーが鳴り響くオルタナティブでサイケデリックな楽曲「sea bird」などが収録された作品。アジアのインディーバンドともリンクするxiexieの音楽が遂にレコードで楽しめます!

read more

PLP-8098 らご
2024.01.12

山本精一“うたもの”の原点、羅針盤のアルバムが遂に初アナログLP化!!

97年にギューン・カセットからリリースされたアルバムを、スリーヴ・アートを変更し、同年ワーナーから再発売されたファーストが待望の初アナログ化。冒頭の「永遠〈えいえん〉のうた」から、山本精一がこれまでに見せてきた表現とは遠く離れたポップ・ソングが並ぶ。耳への心地よさと皮一枚下にはヒリヒリとした緊張感が漲っている。むしろ、その人懐こさゆえに、聴き手の弛緩した意識の奥深くに忍び込むような、そんな歌たち。プロコル・ハルムの名盤『ソルティ・ドッグ』収録曲「巡礼者の道」のカヴァー、「HOWLING SUN」も収録。思えば“うたもの”という不思議な新造語も、山本精一が歌いはじめたことに対応して急設されたものだったと思い知らされる。

read more

PLP-8099 せいか
2024.01.12

山本精一“うたもの”の原点、羅針盤のアルバムが遂に初アナログLP化!!

山本精一が歌うバンド、としての機能から更に深化した2枚目のアルバムが待望のアナログ化。話し言葉のように作為のない歌声が、歌そのものに同化。ポップ・ソングをある種の擬態とするなら、このアルバムは完璧にその役割を果たしている。目を凝らしても輪郭を捉えることなど出来ない。かといって曖昧とは無縁。ビーチ・ボーイズへの偏愛を感じさせる「せいか」から、ネオ・アコと呼んでは失礼なフォーク・ソング「アコースティック」、ニューウェイヴな「クールダウン」とまるで山本精一のリスナーとしての遍歴を追っているようでもあり。10分近くの大曲「カラーズ」にはドラマもなく、クライマックスも訪れない。が、一度この歌に囚われたら最後、永久に頭の中で鳴り続ける。

read more