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ISBN-978-4-909483-34-8 わたしたちを救う経済学──破綻したからこそ見える世界の真実
2019.07.17

いま最も注目を集めるカリスマ経済学者
実際に危機を経験したギリシャ元財務大臣の代表作
世界中のメディアから称賛を浴びた起死回生への道筋

No.1ベストセラー、待望の翻訳!

解説:松尾匡

通貨統合が招いた悲劇──
強い者はやりたい放題、弱い者は耐えるのみ?

鋭い洞察と鮮やかな筆致が浮き彫りにする、各国リーダーたちの苦悩と策略、次々と覆される通説、知られざる戦後世界経済の壮大なドラマ

欧州の危機的状況を疑う人は、ヴァルファキスの説明を読むべし

──『ガーディアン』

卓越した経済学者で、政治アナリスト。その並外れた才能が全開になっているのが、欧州危機に関する最近の研究だ。過去半世紀にわたる世界経済の展開と、それがもたらした深刻な影響が欧米社会を脅かしている現状についての、もっとも開明的で鋭い分析

──ノーム・チョムスキー

素晴らしい本……ヤニスは欧州プロジェクトが民主主義の欠損を原初の設計段階から抱えていたことを見事に説明する……当代のトゥキディデスだ

──ジェフリー・サックス

数少ない私の英雄のひとり……彼の成し遂げたことはとてつもなく重要だ……欧州で守る値打ちのあるものを救うため、ヤニスは正しいことを試みた……EUにとどまり内部から撹乱することだ。それゆえ彼は大きな脅威だったのだ……この見事に書かれた複雑な書物が、わたしたちを憤激させ、思考させる。それこそ、いまわたしたちに必要なことだ。ヤニスのような人々がいる限り、まだ希望はある

──スラヴォイ・ジジェク

才気あふれる人物、欧州で起きていることについて彼の基本的な主張は正しいと思う

──マーティン・ウルフ

ヤニス・ヴァルファキスのように経済学の才に恵まれた財務大臣は稀だ

──ジョセフ・スティグリッツ(ノーベル経済学賞受賞者)

BBCニュースにとって最大の悪夢は他局がヤニス・ヴァルファキス・ショーを流すこと

──マーク・ローソン(『ガーディアン』)

世界的なセレブ

──『エコノミスト』

彼はユーロ圏の複雑な歴史に登場する重要人物の内面に切り込み、彼らの危惧や願望、外的制約などを明らかにする……まるで面白いスリラー小説……倫理感のめざめを促す

──『オープン・デモクラシー』

世界一興味深い男

──『ビジネス・インサイダー』

堂々とした、読ませる文体。この本の読みどころのひとつは、登場人物の個性が果たす役割が重視されているところだ。

──『タイムズ・リテラリー・サプリメント』

誠実で知的な正直さをもつ人……卓越した金融経済学者。その業績は欧州各国の政府高官たちをたぶらかしてきた連中を霞ませる……彼の経済学のロジックは論破できない

──マイケル・ブレナー

純粋に進歩的な大義のために立ち上がる彼の勇気と情熱には賞賛を禁じ得ない

──マイケル・ゴーヴ(『サンデー・タイムズ』)

サブプライム住宅ローン危機を予言し、シリザ政権時にギリシャの財務大臣を務めた反緊縮派の筆頭、現在は「Diem25」*を指導する経済学者によるベストセラーがついに翻訳刊行!

* 哲学者のスラヴォイ・ジジェクやアントニオ・ネグリ、言語学者のノーム・チョムスキー、社会学者のサスキア・サッセン、経済学者のジェイムズ・K・ガルブレイス、アクティヴィストのスーザン・ジョージやフランコ・ベラルディ(ビフォ)、ジャーナリストのナオミ・クライン、ジュリアン・アサンジ、音楽家のブライアン・イーノやジャン=ミッシェル・ジャール、ボビー・ギレスピー、映画監督のケン・ローチなど、錚々たる面子が名を連ねる、欧州の民主主義改革運動。

ブレグジットに揺れるヨーロッパ、その危機の原因を三つの歴史的な出来事──ブレトンウッズ会議、欧州の通貨統一、リーマン・ショック──にスポットライトを当てながら、大国アメリカとの関係で入念に考察、ウィットに富んだ筆致で巧みに分析していく本書は、グローバル資本主義経済の歪みを解き明かす希望の光であり、国の借金がことさらに強調され格差が広がり続ける日本、そこに暮らすわれわれにとっても非常にリアルな1冊と言える。

■ ヤニス・ヴァルファキス (Γιάνης Βαρουφάκης / Yanis Varoufakis)
1961年アテネ生まれ。ギリシャの経済学者、政治家。アテネ大学教授。2008年のサブプライム住宅ローン危機を予見したことで知られる。2015年、シリザ政権時にギリシャの財務大臣を務め、債務帳消しを主張。2016年にヨーロッパの民主主義改革運動「DiEM25」を起ち上げる。邦訳に『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(ダイヤモンド社)、『黒い匣──密室の権力者たちが狂わせる世界の運命』(明石書店)、「ヨーロッパを救うひとつのニューディール」(松尾匡編『「反緊縮!」宣言』所収、亜紀書房)がある。

■ 中野 真紀子 (なかの まきこ)
ニューヨークの独立報道番組デモクラシー・ナウ!の日本語版グループの代表。翻訳業者。訳書にエドワード・サイードの『ペンと剣』(ちくま学芸文庫)、『遠い場所の記憶 自伝』(みすず書房)、『バレンボイム/サイード 音楽と社会』(みすず書房)、ノーム・チョムスキーの『マニュファクチャリング・コンセント──マスメディアの政治経済学』(トランスビュー)など。

■ 小島 舞 (こじま まい)
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)哲学科修了。日系シンクタンクを経て、現在外資系企業に勤める。

■ 村松 恭平 (むらまつ きょうへい)
ル・モンド・ディプロマティーク日本語版の会代表理事・翻訳者。フランス語講師。2017年、東京外国語大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。

わたしたちを救う経済学──破綻したからこそ見える世界の真実

目次

序章──赤い毛布
拒絶された手/丘の上のかがり火/「お金はいつ返ってくるの?」/キリギリスはそこら中に/欧州とアメリカ──本書の3つの出来事/わたしたちの1929年/借金と罪/共通の過去の亡霊

1 弱い者は耐えるのみ
ずっと前からわかっていた/荒廃した欧州のための単純なアイデア/弟子が師匠を打ち負かす/メロス人の返答/晴れの日だけの還流システム/政治的な黒字還流か、野蛮に委ねるか/「われわれの黒字、われわれの還流メカニズム」/領分の防衛/米国の赤字、ドイツの不安、フランスの慢心

2 とんでもない提案
フランスの抱擁が二度退けられる/二度目の抱擁/別の手段による戦争/アメリカのグローバル・プラン/ド・ゴールの洞察/ギリシャの引き金/ドル化したカルテル/ラインをまたぐ動乱

3 不安な巡礼者
タガの外れた世界でヘビが這いずる/妙にまともな提案/「ヴォルカーのくそ野郎」、再び/選んだわけじゃない/コンドルセの小さな秘密/ヴォルカーが決闘を挑む/楽観主義の勝利?/時を超えた獣/アテネ巡礼

4 トロイの木馬
サッチャーの間違い/本来の性質ではない/ドイツ連銀の影響力/厚かましい連中/フランスの緩慢な凋落/残酷なグライドパス

5 捨てられたもの
メージャーの愚行、ラモントの入浴/結末/金融化が後押しする/加入の礼儀/共有される通貨、共有されない欠点/ヨーロッパ贔屓、ドイツ嫌い、フランスのエリート

6 逆戻しの錬金術師
熱狂/「否」の3乗/欺瞞/拒絶/財政的水責め/ポンジの緊縮/無力/ドミノ倒しか、それとも登山家の滑落か/無知/ポンジの緊縮の拡大/独裁支配/モンティの抵抗/モンティは行動の必要性を知っていた。そして、彼は行動した!/不履行/何がなんでも?/北と南/帝国の反撃/不穏な緩和/非常にヨーロッパ的なクーデター/悪意

7 バック・トゥ・ザ・フューチャー
ヘビのDNA/移民の夢、ポンジ詐欺による成長、不満の増大/入閣せずに、ナチが権力を掌握/ロトスの実を食べる者たち(すべてを忘れ至福の境地で暮らす)/メッテルニヒの残響/合衆国に戻る/ショイブレの計画/主権なくして民主主義はない/民主主義と裁量権の対決/分権的な欧州化、またはティナをタチアナに置き換える秘訣

8 欧州の危機、アメリカの将来
ヴェルサイユの亡霊/米国の将来が危機にさらされる/ガイトナーの憤怒からルーの懊悩まで/エピローグ──宗教支配の機が熟する

あとがき──不協和音からハーモニーへ

謝辞

補遺──ささやかな提案
どんな解決策にもかかってくる政治的な制約/ささやかな提案──四つの危機、四つの政策/結論──四つの現実的な政策が五つの誤った選択肢にとって代わる

解説 (松尾匡)
訳者あとがき (中野真紀子)

参考文献
索引

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ISBN-978-4-909483-33-1 ele-king vol.24
2019.06.24

特集 オルタナティヴ日本!

かつては存在した“オルタナティヴ”が日本の音楽シーンにはもうない……
はたしてそれは本当だろうか?

いま現在の“オルタナティヴ”を探し、“日本の音楽”について考える特集です。

エレキングが選ぶ日本の名盤100枚

アンビエント20枚/フリー・ジャズ20枚
ノイズ・ロック/tiny pop
再発見される「日本」
みんな大好き電気グルーヴ

interview
Koji Nakamura
民謡クルセイダーズ
坂本慎太郎
柴田聡子
中原昌也
NOT WONK

目次

特集:オルタナティヴ日本!

interview 民謡クルセイダーズ (野田努/川村優人)
ぼくはこうして「日本」を発見する (野田努)
interview 坂本慎太郎 (野田努/小原泰広)
オルタナティヴの行方 (北中正和)
interview Koji Nakamura (小林拓音+野田努/川村優人)
interview NOT WONK (野田努/小原泰広)
interview 柴田聡子 (小林拓音/小原泰広)
もうひとつのポップス……“tiny pop”についての現状報告 (山田光)
21世紀のはっぴいえんどフォロワーたち (柴崎祐二)
311前のおよそ10年、ぼくが10代だった頃 (天野龍太郎)
「日本の音楽」を知るための14冊 (野田努)

エレキングが選ぶ邦楽100枚のアルバム (野田努、松村正人、天野龍太郎)

再発見される日本──和モノ・ブームはいまどうなっているのか?
interview Alixkun (野田努)
「和レアリック」とは (松本章太郎)
日本のアンビエント20 (デンシノオト)
ノイズロック考 (イアン・F・マーティン/五井健太郎)
日本のフリー・ジャズ20 (細田成嗣)
現場からの声 (JET SET、DISC SHOP ZERO、TRASMUNDO、LOS APSON?、WWW / WWW X / WWWβ)
日本のポップスのなかにリズム感を求める (増村和彦)
interview 中原昌也 (野田努/鈴木聖)
みんな大好き電気グルーヴ (磯部涼、草彅洋平、大久保祐子、天野龍太郎、河村祐介、渡辺健吾、野田努)

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ISBN-978-4-909483-30-0 美容は自尊心の筋トレ
2019.06.24

さよなら自虐――「呪いの言葉」を解きほぐす心の筋トレ10か条

モテようとも若返ろうとも、綺麗になろうとも書いていない、化粧品もちょっぴりしか載っていない美容本ができました
――“反骨の美容ライター”が「みんな違ってみんな美しい」時代に送るメッセージ!

【目次】
はじめに
自尊心の筋トレ十訓

第一章 生まれ出づる私の悩み
全員美人原理主義 この世に「ブス」なんていない
「見た目が9割」だったら警察いらない
自信がないなら、愛着を持てばいいじゃない
美容は、自分をやさしく扱う練習
メイクは看板、スキンケアはインテリア
努力は、痛気持ちいいぐらいまでにしておく
食材を選ぶように化粧品を選んでみる
コンプレックスは個性の種、スタイルのフラグである
審美眼のストレッチでやさしい眼差しに
遠山の金さんと水戸黄門――いつも完璧じゃない美学
本当にあった、写真に写らない美しさの話

第二章 天はあの子の上に私をつくらず、私の上にあの子をつくらず
その「私なんて」どっからきた?
自虐は自分も人も傷つける、諸刃の剣
クラス1の美人とも交換したくない顔
嫉妬はチャンス。自分を磨く鏡として活用する
SNSは人目を気にしないための壁打ち
量産型と侮るなかれ。付和雷同は才能である
「モテたいは生きたいに近い」けれど……
エビデンスなきモテに振り回されるな
「婚活コンサバ」という踏み絵 清くクセなく御ぎょしやすく
死ぬほど好き でも自尊心は委ねるな

第三章 その世間って具体的に誰?
イタいの飛んでけ! みんなで浮けば、怖くない
母で妻で、それで? 役割スタンプラリーからの卒業
ママ=時短って決めつけるな
それでも忙しいあなたに送るミニマム美容
「いつもご機嫌」、「ポジティブ至上主義」が蓋をするもの
消えたくなる日、馴染みの思考回路
イケてる!という感覚は世界を速攻で変える

第四章 時をかける私
平均年齢45・9歳の国で年齢を恥じると詰む
「宇宙船美人号から降りられない女たち」にモヤる
女って捨てられるの? 恋愛=現役という焦り商法
エイジングロールモデルを探して

おわりに

【著者略歴】
長田杏奈(おさだ・あんな)
1977年神奈川県生まれ。ライター。中央大学法学部法律学科卒業後、ネット系企業の営業を経て週刊誌の契約編集に。フリーランス転身後は、女性誌やWebで美容を中心に、インタビューや海外セレブの記事も手がける。「花鳥風月lab」主宰。

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ISBN-978-4-909483-22-5 あなもん──ちんきメモリー
2019.06.11

神戸新聞夕刊の人気連載
待望の単行本化

漫画、レコード、ブロマイド、にせ色紙 etc.

あの愛盤~好色蒐集家による永遠の名著『猟盤日記』シリーズ(既刊4冊)や『助盤小僧』シリーズ(既刊2冊)でその名を轟かせた「ちんき堂」店主=戸川昌士による待望の、薄笑いと感嘆と納得のトホホ蒐集日記10年分。

神戸新聞月1回の好評連載『あなもん~神戸「ちんき堂」通信』での115回分をまとめて一冊に。

表紙イラスト・デザインは勿論キング・テリー・ジョンソン!+フラミンゴ・スタジオ。

「あなもん」とは神戸元町で戸川昌士さんが「ちんき堂」を営む商店街のある通りの名前。
これ以上、香ばしいネーミングがあるだろうか。10年に渡り神戸新聞でいい匂いを放ち続ける名連載の単行本化をいちばん望んでいたのは間違いなく私です。買って、読んで、弄って、もしも飽きたら、ちんき堂にお売りください。

━━安田謙一(ロック漫筆)

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ISBN-9784909483294 ゲーム音楽ディスクガイド──Diggin’ In The Discs
2019.05.28

ゲーム音楽は偉大なるアートである!

1978年に産声をあげたゲーム音楽レコード、
その40年以上にもわたる歴史を網羅した決定版
膨大な数のなかから選び抜かれた名盤950枚を紹介!

「日本のゲーム音楽は、この国が生んだもっともオリジナルで、もっとも世界的影響力のある音楽だ」と『DIGGIN’』のプロデューサー、ニック・ドワイヤーは言う。これは、長年ゲーム音楽を研究し続けてきた本書執筆陣が、それぞれに思い続けてきたことでもある。ゲーム音楽は単なるゲームの付随物で終わるものではなく、かけがえのない価値を様々な形で具有している。〔……〕本書はゲーム音楽の歴史に散らばる何万枚ものサントラ盤やアレンジ盤から、これはという名盤たちを「音楽的な」観点から選び抜いた、ありそうでなかったディスクガイド本である。

(本書序文より)

試行錯誤の黎明期からサウンドチップの音楽、スーファミ~初代プレステの小容量サンプリング時代、ハードの制約から解放されたPCエンジン~CD-ROM、そして Bandcamp を筆頭に無数のサウンドが湧出し続ける配信~サブスク全盛の今日まで──膨大なタイトルのなかから厳選された極上の950枚を聴け!

監修・文:田中 “hally” 治久
文:DJフクタケ/糸田屯/井上尚昭

【執筆者紹介】

田中 “hally” 治久
ゲーム史/ゲーム音楽史研究家。チップ音楽研究の第一人者で、主著に『チップチューンのすべて』ほか。さまざまなゲーム・サントラ制作に携わる傍ら、ミュージシャンとしても精力的に活動しており、ゲームソフトや音楽アルバムへの楽曲提供を行うほか、国内外でライブ活動も展開している。

DJフクタケ
90年代よりDJとして活動。95年に世界初の GAME MUSIC ONLY CLUB EVENT 「FARDRAUT」開催に関わるなど最初期から活動する VGMDJ であり、ビデオゲーム関連アナログ盤のコレクターでもある。2014年より歌謡曲公式 MIX CD 『ヤバ歌謡』シリーズをユニバーサル・ミュージックよりリリース。2017年には企画・選曲・監修を務めた玩具・ビデオゲーム関連のタイアップ楽曲集CD『トイキャラポップ・コレクション』Vol.1~3をウルトラ・ヴァイヴより発表するなど過去音源の紹介や復刻にも精力的に取り組む。

糸田 屯 (Ton Itoda)
少年期にゲーム・ミュージックとプログレッシヴ・ロックに魅了される。レコード店スタッフなどを経て、兼業ライターとして活動。2019年現在、『ミステリマガジン』誌で「ミステリ・ディスク道を往く」を連載中。ゲーム・ミュージックというジャンルの背景に連綿と広がる影響関係、コンポーザーの音楽的背景/変遷に強い興味・関心を持ち、新たな知見を求めて日々digにいそしむ。敬愛するクリエイターは Tim Follin。

井上尚昭 (rps7575)
2001年、“レコード会社別で捉えるゲーム音楽カタログレビュー” をコンセプトにしたウェブサイト「電子遊戯音盤堂」を開設。洋邦映画アニメ実写問わずサウンドトラック全般が守備範囲で、別名義でDJプレイなども。ライター諸氏とは別機会にて妙縁があったが、商業出版への寄稿は今回が初。本業はサウンドデザイナー。

【目次】

序文
凡例

第1章 試行錯誤の黎明期

ゲーム音楽レコードの胎動 | ヒア・カムズ・マリオ! | アレンジの模索 | 声なき時代のゲーム歌謡

第2章 サウンドチップの音楽

任天堂 | ナムコ | コナミ(アーケード) | コナミ(家庭用) | タイトー | セガ | カプコン | データイースト | アイレム | SNK | アーケードその他 | 家庭用その他 | 古代祐三 | 崎元仁・岩田匡治 | 日本ファルコム | 日本テレネット~ウルフチーム | パソコン系その他 | 海外 | リバイバル

第3章 ミニマムサンプリングの音楽

スクウェア | コナミ | タイトー | ナムコ | セガ | カプコン | ソニー系 | 任天堂 | 家庭用その他(SFC) | 家庭用その他(PS・SS・N64ほか) | アーケードその他

[コラム] インターネットミームと非公式ゲーム音楽リミックス ~All Your Base are Belong to Us~ (糸田屯)

第4章 ハード的制約から解放された音楽

最初期(カセットテープ~CD-ROM初期) | 劇伴作家の仕事 | シンフォニック | シンフォニックロック | アコースティック~ニューエイジ | プログレ | フュージョン | ジャジー | シンセロック | ハードロック/ヘヴィメタル | ロックその他 | アンビエント~エレクトロニカ | クラブミュージック | ディスコ~ダンスポップ | ポスト渋谷系 | 音楽ゲーム | ヴォーカル | ジャンルミックス | その他 | CD-ROMから聴けるゲーム音楽

シリーズ作品や関連作品をまとめて聴ける「CD BOX系サントラ」リスト

第5章 ダウンロード配信世代のゲーム音楽

エレクトロニカ | エレクトロニック・ダンス | 80sリバイバル&ウェイヴ系 | レトロモダン(チップチューン進化系) | ロック | シンフォニック | アコースティック | ジャジー | ジャンルミックス | 民族音楽

シリーズ作品や関連作品をまとめて聴ける「CD BOX系サントラ」リスト2

第6章 アレンジバージョン

第一次バンドブーム | フュージョン | プログレ | ロック | 管弦・器楽 | アコースティック | シンセ | ダンス&クラブ | ジャンルミックス | ヴォーカル | その他

シリーズ作品や関連作品をまとめて聴ける「CD BOX系サントラ」リスト3

第7章 アーティストアルバム

日本(バンド) | 日本(ソロ/ユニット) | 海外

索引
あとがき

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ISBN-9784909483287 安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝
2019.05.28

パンク以降の 英国音楽に興味のある方、 全員必読!!

──小山田圭吾

「10代の頃ベッドの端に腰かけて、レコードを聴きながらバンドに加わることを思い描いていた者たちにとって、本書は我々のいわば“夢の書”なのである」

〈メイル・オン・サンデイ〉

「エヴリシング・バット・ザ・ガールの顔であり、以前にはマリン・ガールズの一員でもあった彼女は、ずっと我々の心をしっかり掴んで離さなかった。彼女の文体は歌声と同様優しく低く、そして強烈な磁力を有している」

〈ガーディアン〉

「ポストパンク期のスマートで明察な年代記として、脚光を浴びてはそこから外れることを繰り返して来た一つの人生の記録として、本書に勝るものは見つからない」

〈インデペンデント・オン・サンデイ〉

ネオアコの女王であり、
DIYポストパンクの継承者であり、
フェミニストであり、
そして、
パンク/ニューウェイヴ大大大好き少女の物語

トレイシー・ソーン自らの半生について
パンク、ポストパンク、ダンス・ミュージックやトリップホップについて
ザ・クラッシュ、ポール・ウェラー、ザ・スミスについて
プライマル・スクリーム、マッシヴ・アタックについて
ラフトレードや、ポストカード、チェリー・レッドについて
そして政治とフェミニズムについて
ウィットに富んだ文章で綴るベストセラー本です。

訳者は、小説家の浅倉卓弥。
トレイシー・ソーンの洒落た文体をみごとな日本語に変換。
また、本文中にはトレイシー・ソーンの訳詞も多数掲載。

エヴリシング・バット・ザ・ガールのファン、
およびUKギターポップ・ファン、
およびポストパンク期のUK音楽のファンは必読!

表紙イラスト:オオクボリュウ

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ISBN-978-4-909483-26-3 コミックソングがJ-POPを作った──軽薄の音楽史
2019.04.23

「笑い」とともにある音楽史

新しい・珍しい・奇妙
ジャズやオペラからラップにテクノ、EDMにいたるまで、日本人は新しい音楽を常に「ノベルティソング」の形で受容してきた――「笑い」とともにある音楽史

【著者略歴】
矢野利裕(やの・としひろ)
批評家、ライター、DJ。1983年、東京都生まれ。2014年「自分ならざる者を精一杯に生きる――町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。著書に『SMAPは終わらない』(垣内出版)、『ジャニーズと日本』(講談社現代新書)、共著に大谷能生・速水健朗・矢野利裕『ジャニ研!』(原書房)、宇佐美毅・千田洋幸編『村上春樹と二十一世紀』(おうふう)など。

目次

まえがき

第1章 明治・大正──大衆音楽とノヴェルティソングの始まり
川上音二郎とオッペケペー節から/オッペケペー節と自由民権運動/オッペケペー節のノヴェルティ性/演歌師・添田唖禅坊の登場/政治的演説における音楽性/ノヴェルティソングとしての演歌/ヒットメイカーの添田唖蝉坊/「東京節」のヒット/意味から解放された言葉/浅草オペラの隆盛/“猥雑”な場所、浅草/大衆化するオペラ

第2章 戦前・戦中──ジャズと演芸と戦争
エノケンとカジノフォーリー/ジャズと都市のスピード感/身体を動かす音楽/日本で最初のレコード歌手、二村定一/エノケンと二村はすぐれた芸人である/あきれたぼういずの登場/「ジャズ浪曲」と国民の創出/あきれたぼういずのDJ的センス/あきれたぼういずの背後に戦争の影/左翼出身の漫才作者、秋田實/わらわし隊による戦地慰問/柳家金語楼のジャズ演芸/許しがたい人物が奏でる素晴らしい音楽/戦時下におけるジャズの解放感

第3章 戦後1──ニューリズムの奔流
忘却される戦後日本の「起源」/笠置シヅ子と戦前日本/ブギのリズムと戦争のない世界/音楽によって明日を生きる/戦後日本を代表するノヴェルティソング「東京ブギウギ」/「ゲテモノ」登場、美空ひばり/洋楽を歌いこなす美空ひばり/コミックソング歌手としての美空ひばり/美空ひばりとジャニー喜多川の意外な関係/美空ひばり、リズム歌謡を歌う/リズム歌謡のおかしさ/トニー谷の音楽と言葉/日米のはざまで不気味にうごめく/様々なるリズム歌謡/マンボ、チャチャチャ、カリプソ/ツイスト、タムレ、ロカンボ/ロカビリーに流れるコミックソングの水脈/謎のリズム? スクスク、ドドンパ/リズムで売るという商法/中川三郎の透徹した視線/カヴァーポップスと漣健児/コミックソングから来た漣健児

第4章 戦後2──コミックバンドの系譜
フランキー堺とスパイク・ジョーンズ/リズム歌謡として見るフランキー堺とシティ・スリッカーズ/クレージーキャッツの誕生/音楽と身体をともなった笑い/井原高忠の番組演出に見る音楽性/ヴァラエティ番組発の名曲「上を向いて歩こう」/「スーダラ」という奇怪な言葉/クレージー行進曲のルーツは軍事教育!?/ザ・ドリフターズの登場/ロックがニューリズムとして流行した時代/ライ麦畑でドリフターズをつかまえる/志村けんの黒人音楽センス/笑いを通じた友川カズキの再評価

第5章 一九七〇~一九八〇年代──ニューウェイブと小劇団文化圏
一九六〇~一九七〇年代のコミックソング/トロピカル三部作からYMOへ/YMOにおけるノヴェルティソングの戦略/コミックソングとテクノサウンド/スネークマンショーの先進性とギャップ/タモリにおけるジャズのノリ/いとうせいこうによるヒップホップの試み/音楽と笑いと演劇をつなぐ文化圏

第6章 現代的なコミックソング
スチャダラパーにおける演劇の影響/ノヴェルティソングとしてのヒップホップ/日本のヒップホップを巡る対立/USヒップホップもノヴェルティソングだった!?/笑いと共に根づくハードコア・ヒップホップ/リズム歌謡の系譜としての小室哲哉/小室哲哉による笑いへの興味/「PERFECT HUMAN」の新しさ/ネット時代のヒット、ピコ太郎「PPAP」/音楽における身体的な楽しさ、再び/大瀧詠一の後継、マキタスポーツ/「作詞作曲モノマネ」に見る音楽の広がり/ノヴェルティソングであるからこその喜び

あとがき

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ISBN-978-4-909483-27-0 ハウス・ミュージック──その真実の物語
2019.04.23

世界で最初のハウスのレコードを作った男が綴るリアルな歴史

シカゴ・ハウスとは、どのように生まれ、どのように発展し、どのようにしくじり、どのように世界でもっとも愛される音楽スタイルになったのか

解説:西村公輝

自分のように、ハウス・ミュージック(とくにシカゴにおける)の成り立ちというものに少しでも興味を持っている者としたら、ハウス・ミュージック勃興期の出来事の大部分は想像/妄想を働かせる以外にない“ブラックボックス”と化しており、本書ではそれこそ目から鱗の剥がれ落ちるがごとくの貴重な証言が続々と飛び出してくることに感動する。
(解説より)

英「FACT mag」の“読むべきエレクトロニック・ミュージックの本10冊”のうちの1冊にも選ばれた、決定的なドキュメント

シカゴで生まれ世界で愛されているダンス・ミュージックの初期の物語

■著者
ジェシー・サンダース (Jesse Saunders)
1962年生まれ、シカゴ出身のDJ、プロデューサー。“ハウス・ミュージックのオリジネーター”と称されている。80年代、地元シカゴでハウス・ミュージックという新たな音楽ジャンルを発明し、1983年にハウス・ミュージック初のレコーディング作品となる“ファンタジー”を制作、1984年にはハウス・ミュージック初のリリース作品となるシングル「オン・アンド・オン」を発表する。その後、ハウス・ミュージックのクラシック、“ラブ・キャント・ターン・アラウンド”や、ハウス・ミュージックとしてはじめてビルボード・チャートにラインクインした“ファンク・ユー・アップ”といった初期ハウス・ミュージックの重要作品を次々と手がける。さらに、自身のレーベル〈Jes Say Records〉に加え、ラリー・シャーマンらとともに〈Trax Records〉を共同設立。〈Trax Records〉からは、数多くのハウス・ミュージックのクラシック作品がリリースされている。また、1986年には、ジェシーズ・ギャングとして、〈Geffen Records〉とメジャー契約し、アルバム『センター・オブ・アトラクション』をリリースしている。以降、現在まで、DJとして世界各国のさまざまなヴェニューでプレイし、プロデューサー、リミキサーとしても数多くの作品を手がけている。
http://www.jessesaunders.com/

■訳者
東海林修
青山学院大学大学院総合文化政策学研究科修士課程修了。青山学院大学総合文化政策学部附置青山コミュニティラボ(ACL)特別研究員。オンライン・ミュージック・マガジン「UNCANNY」を主宰、編集長を務める。またこれまで、A&Rとして様々な作品を手がけている。
市川恵子
エディンバラ大学大学院文学研究科中国文学専攻修了。国内広告代理店、音楽出版社にて、国内外のコンテンツビジネスを担当し、現在は主に、フリーの通訳者、翻訳者として活動する。

目次

プロローグ
第一章 サンダース家
第二章 ジェシー・ザ・DJ
第三章 ウェアハウス・ミュージック
第四章 ファンタジー──夢が現実になるとき
第五章 ハウス・ミュージック
第六章 不意打ちの痛み
第七章 新たな震源地
第八章 ファミリー・ツリー
第九章 間違った方向
第一〇章 終わり、そして、はじまり
第一一章 ハウス・ミュージックを愛するすべての人びとに

解説 世界はハウスの仮想庭園になった (西村公輝)

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isbn-978-4-909483-12-6 椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門
2019.03.26

椅子を持って出かけるだけで、公園や河原、野山や海岸などお気に入りの場所があなただけの酒場やリビングに!
その手軽さと意外な快適さに虜になる人も続出中。インスタでも「#チェアリング」は人気ハッシュタグとなっています。
そんな「チェアリング」の命名者であり提唱者である飲酒ユニット「酒の穴」(パリッコ&スズキナオ)によるチェアリングの手引書が登場!

ライムスター宇多丸、中尊寺まい(ベッド・イン)、和嶋慎治(人間椅子)、コナリミサト(『凪のお暇』)、谷口菜津子(『彼女は宇宙一』)などの豪華ゲストを迎えた実践レポートのほか、おすすめ椅子&アウトドアグッズガイド、チェアリング向きのつまみ徹底検証、100均で揃う便利グッズなど情報充実!

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ライムスター宇多丸さん、ラッパーMETEORさんとTBS局内でチェアリング座談会

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中尊寺まいさん(ベッド・イン)とお台場チェアリング

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和嶋慎治さん(人間椅子)に竹林でチェアリングしながらアウトドア談義

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著書のスズキナオ&パリッコ

■著者略歴
東京生まれのフリーライター。WEBサイト「デイリーポータルZ」「excite bit」「メシ通」などを中心に執筆中。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。パリッコとの共著『酒の穴』(シカク出版)がある。

パリッコ
東京生まれ。酒場ライター、DJ/トラックメイカー、漫画家/イラストレーター、他。酒好きが高じ、2000年代後半よりお酒と酒場関連の記事の執筆を始める。雑誌でのコラムや漫画連載、WEBサイトへの寄稿も多数。著書に『酒場っ子』(スタンド・ブックス)、11人の著名人との対談集『晩酌百景』(シンコーミュージック)など。

■目次

まえがき
チェアリングとは
キャプテンスタッグ全面協力! チェアリング向けアウトドアチェアの世界
「ベッド・イン」ちゃんまいさんと、お台場“トレンディ&アーバン”チェアリング
「人間椅子」和嶋慎治さんと、都内で気軽に自然を感じるチェアリング
すてきナイスチェアリスト名鑑
椅子にプラスで快適さワンランクアップ! コールマンの使えるアウトドアギア
コナリミサトさん×谷口菜津子さんの「チェアリング女子会」
ライムスター宇多丸さん、孤高のラッパーMETEORさんと飲む! TBS生放送スタジオ内でチェアリング
チェアリング向きのおつまみ食べ比べ徹底検証!
ベランダチェアリングの気楽な楽しみ
酒の穴対談「チェアリングのこれまでとこれから」
晴れた日曜にふらっと楽しむ大阪城公園チェアリング
安田理央と愉快な仲間たちによるチェアリング初体験ツアー
ほとんどキャンプ! 川の水に足を泳がせながらの武蔵五日市チェアリング
ちょっと遠出してチェアリングしてみる~茨城県・水海道篇~
都市部で気軽に水辺チェアリング「隅田川テラス」
チェアリングが憧れの雑誌に載った日
秋冬におすすめ、バードウォッチング×チェアリング=バードチェアリング
500円あれば手ぶらでOK! 100均チェアリングを試す
あとがき
年表

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isbn-978-4-909483-25-6 ele-king臨時増刊号 黄色いベスト運動──エリート支配に立ち向かう普通の人びと
2019.03.22

地方に暮らす “おじさん・おばさん” が起こした奇跡のムーヴメント
エスタブリッシュメントへの反撃

いま何が問題なのかを私たちにも教えてくれる
今世紀もっとも重要な社会運動の真相に迫る!

インタヴュー:堀茂樹、松尾匡、國分功一郎

21世紀の階級闘争がはじまった──

トランプ政権やブレグジットに体現されるグローバル資本主義の歪み、
格差が広がる日本もまた無縁ではない、その現実を解きあかす

目次

INTERVIEW
堀茂樹
〈黄色いベスト〉を着てロン・ポワンで会おう!──新自由主義経済下で置き去りにされた「声なき大衆」が求めたもの
松尾匡
もう「ポピュリズム」は罵倒ではない! エスタブリッシュメントに奪われた主権を取り戻せ──反緊縮ムーヴメントとしての〈黄色いベスト〉
國分功一郎
皆で皆を統治するという民主主義の基本を何としてでも死守しなければならない──〈黄色いベスト〉が日本の私たちに教えてくれること

黄色いベスト運動の軌跡(2018年5月~2019年2月)

CRITIQUE
デモの暴力性、その後のマクロン大統領の対応 (山田蓉子)
「周縁」からの声──フランス左派の消滅から〈黄色いベスト〉へ (須納瀬淳)
黄色いベスト運動の行方──フランス社会の〈革命的〉地殻変動 (コリン・コバヤシ)

LE MONDE diplomatique
『ル・モンド・ディプロマティーク』より
【解題】
怒れ!  憤れ!  暴れろ!──蜂起の時がやってきた! (土田修)
【黄色いベスト特集】
なぜ今なのか? (ロラン・ボネリ/土田修訳)
フランスの蜂起──すべてが浮上する時 (セルジュ・アリミ/土田修訳)
今ではこんなに仲間がいる──ロン・ポワンを封鎖する人たち (ピエール・スション/川端聡子訳)
女性労働者たちが秘めてきた力──「第二人民戦線」への夢 (ピエール・ランベール/村上好古訳)
【アルカイーヴ記事】
庶民階層と税の不公平──税に対する怒りの根源 (アレクシス・スピール/生野雄一訳)
労働法を根本から問い直す──その名にふさわしい真の「改革」のために (アラン・シュピオ/村松恭平訳)
庶民階層の変容──統計から見える欧州とフランス (セドリック・ユグレー/エティエンヌ・ペニッサ/アレクシス・スピール/福田正知訳)
ニュイ・ドゥブ──フランスの新しい民主主義の実践 (レア・デュクレ/村松恭平訳)

COLUMN
為政者に丁寧すぎるこの社会で (武田砂鉄)
「暴力的な田舎者」は実在するか? (陣野俊史)
EU離脱直前の英主要メディアはGJをいかに報じたのか (坂本麻里子)
「暴動」と新自由主義的グローバリズムの終焉──排他主義的極右勢力の台頭か、新しいコミュニズムか (毛利嘉孝)
蜂起する田舎/緊急討論・フランス「黄色いベスト」運動はどこに向かうのか? (平井玄/鵜飼哲×セルジュ・カドリュッパニ)
黄色いベストはやさしい──問われているのは資本主義ではなく国家的なものである (栗原康×白石嘉治)

ブックガイド

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