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ISBN-978-4-910511-55-9 ナムコはいかにして世界を変えたのか
2023.08.29

すべてはナムコからはじまった
『パックマン』『ギャラクシアン』『ニューラリーX』『ゼビウス』『マッピー』

いまや世界中で親しまれているゲーム音楽、その出生の秘密を探る

「今となっては信じられないことだが、初期の時代のビデオゲームにはゲーム音楽が存在しなかった。〔……〕では、いったいどのようにしてゲーム音楽が誕生し、やがて世界に類を見ない、日本独自のゲーム音楽市場が形成されるに至ったのか? 今までほとんど顧みられることがなかった、ゲーム音楽誕生から今日まで至る過程の歴史を紐解くにあたり、とりわけ絶対に避けて通れないのが、ナムコの黎明期の作品である」(まえがきより)

効果音から音楽へ──
多くの取材・証言から浮かびあがる、先駆者たちの試行錯誤と草創期の真実

四六判並製/256頁

目次

まえがき

第1章 「ゲーム音楽」前史
第2章 伝説のメーカー、ナムコの参入
第3章 「ゲーム音楽の父」大野木宣幸
第4章 ゲーム音楽専門コンポーザーの誕生
第5章 「ゲーム音楽」市場の形成

あとがき
参考文献・サイト

【著者プロフィール】
鴫原盛之(しぎはら・もりひろ)
1993年に「月刊ゲーメスト」の攻略ライターとしてデビュー。その後、ゲームセンター店長やメーカー営業などの職を経て、2004年からゲームメディアを中心に活動するフリーライターとなり、近年では文化庁のメディア芸術連携促進事業 連携共同事業などに参加し、ゲーム産業史のオーラル・ヒストリーの収集・記録も手掛ける。主な著書は『ファミダス ファミコン裏技編』『ゲーム職人 第1集』(共にマイクロマガジン社)、共著では『デジタルゲームの教科書』(SBクリエイティブ)『ビジネスを変える「ゲームニクス」』(日経BP)などがある。2014年より日本デジタルゲーム学会ゲームメディアSIG代表を務める。

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ISBN-978-4-910511-53-5 デヴィッド・クローネンバーグ 進化と倒錯のメタフィジックス
2023.08.28

手術は「新しいセックス」なのか

『スキャナーズ』『ビデオドローム』『裸のランチ』『クラッシュ』など、独自の倒錯的な映像表現で世界に衝撃を与えてきた巨匠、デヴィッド・クローネンバーグ。

その8年ぶりの新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』。本作の主人公は肉体に新たな臓器が次々と発生、それを公開手術で摘出するというパフォーマンス・アートを行う芸術家です。

本書では監督本人の取りおろしインタヴューに加え、作中に登場するガジェットの設定資料画像、長年にわたりコラボしている映画音楽の大家ハワード・ショアと本作の鍵を握るメイクアップ・アーティストへのインタヴューも掲載。

カンヌ映画祭でプレミア公開され大いに論議を呼んだ原点回帰とも言われる問題作に多角的に迫るとともに、この特異な映画作家の全貌に迫ります!

目次

■巻頭特集 『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』
Cross Review
グロテスクかつ官能的な進化 真魚八重子
「創造的な癌」が導き出すレゾンデートル ヒロシニコフ
Interview
デヴィッド・クローネンバーグ「我々はまだ、人間の身体を理解していない」
設定資料
Interview
ハワード・ショア(作曲家)「デヴィッドとのコラボレーションは私の映画の仕事全てのバックボーンになっている」
アレクサンドラ・アンガー&モニカ・ペイヴズ 鍵を握る特殊メイクアップ・アーティスト

Biography
ボディ・ホラーの五十年 柳下毅一郎
Filmography
クローネンバーグの出発 『Transfer』『From the Drain』 森本在臣
プロトタイプとなる初期長編たち 真魚八重子
医学的かつ現代的で身体に焦点を当てたもの 『シーバース/人喰い生物の島』 伊東美和
たしかなインパクトを残した日本初上陸作 『ラビッド』 山崎圭司
「本物のB級映画」に徹したキャリアの特異点 『ファイヤーボール』 山崎圭司
離婚経験から生まれて怒りの怪物『ザ・ブルード 怒りのメタファー』 上條葉月
偶像破壊としての頭部破壊──人間の頭をぐちゃぐちゃにすることはなぜかくも気持ち良いのか? 『スキャナーズ』 後藤護
マクルーハンの見た悪夢 『ビデオドローム』 後藤護
「スティーヴン・キング原作映画」選手権の上位にランクし続ける傑作メロドラマ『デッドゾーン』 てらさわホーク
『ザ・フライ』が描いた本当の恐怖とは てらさわホーク
「現実」に対する挑戦としての『戦慄の絆』 高橋ヨシキ
「作家であることを証明せよ」――バロウズへの憧憬と反撥 『裸のランチ』 ヒロシニコフ
幻想を愛する 『エム・バタフライ』 児玉美月
工業時代のポルノグラフィ、としての『クラッシュ』 高橋ヨシキ
現実と虚構のあわいを漂うゲーム世界 『イグジステンズ』 山本貴光
混乱する意識のなかで垣間見る母の影 『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』 真魚八重子
多重に描かれる愛と暴力 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』 森本在臣
二つの生を生きる男の哀切な物語 『イースタン・プロミス』 真魚八重子
手堅い歴史描写に潜ませた真にスキャンダラスな要素とは 『危険なメソッド』 吉川浩満
現代アメリカ文学の最高峰、その「ほぼ」忠実な映画化 『コズモポリス』 佐々木敦
ロサンゼルスに幻惑されて 『マップ・トゥ・ザ・スターズ』 上條葉月
COLUMN
変異する音楽――クローネンバーグとハワード・ショア 森本在臣
デザインが形作るクローネンバーグ映画の世界 高橋ヨシキ
日の目を見ないままに終わった企画の数々 てらさわホーク
ボディ・ホラーの現在地からクローネンバーグを探求する ヒロシニコフ

執筆
伊東美和、上條葉月、児玉美月、後藤護、佐々木敦、高橋ヨシキ、てらさわホーク、ヒロシニコフ、真魚八重子、森本在臣、柳下毅一郎、山崎圭司、山本貴光、吉川浩満

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ISBN-978-4-910511-45-0 十四人の識者が選ぶ本当に面白いミステリ・ガイド
2023.08.28

気鋭の書評家が厳選!
とりあえずこれだけは読んでほしい新旧の40人

現在につながる古典作家の中から、今読んでも面白い作家を20人。そしてここ10年以内に登場した今後をになう新鋭作家を20人。古典と最新の両面から「読むべきミステリ」に迫る! 「古典」と「現在」の間を解説するコラムも掲載し、これ一冊で今のミステリ状況がわかる入門ガイド。

インタヴュー
クリス・ウィタカー
(『われら闇より天を見る』で2022年の国内ミステリランキング三冠、本屋大賞翻訳小説部門第一位)
月村了衛
(冒険小説・警察小説、骨太な大衆小説をいまに引き継ぐ。〈機龍警察〉シリーズ、『香港警察東京分室』など)

監修
杉江松恋
1968年生まれ。慶應義塾大学卒。書評家。著書に『路地裏の迷宮踏査』『読み出したら止まらない! 海外ミステリーベスト100』、『浪曲は蘇る』他。共著に『書評七福神が選ぶ、絶対読み逃せない翻訳ミステリベスト2011-2020』など。

執筆
荒岸来穂、小野家由佳、香月祥宏、川出正樹、酒井貞道、坂嶋竜、霜月蒼、千街晶之、野村ななみ、橋本輝幸、松井ゆかり、森本在臣、若林踏

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ISBN-978-4-910511-50-4 別冊ele-king 坂本龍一追悼号「日本のサカモト」
2023.08.28

共演者らの証言から浮かび上がる坂本龍一の実像

目次

INTRODUCTION
國分功一郎 坂本さんはずっと考えていた

INTERVIEW
デイヴィッド・シルヴィアン
アルヴァ・ノト(カールステン・ニコライ)
フェネス
テイラー・デュプリー
小山田圭吾
ZAK
サイモン・レイノルズ

ESSAY
岩井俊二 坂本さんからのメール
北中正和 とりとめもない思い

「日本のサカモト」
近藤康太郎 音が生まれ、響き、消える。
湯山玲子 奢らず、乱用せず、堕落しない。
水越真紀 「人民の音楽」と「人民の森」

「世界のサカモト」
ジェイムズ・ハッドフィールド インターナショナルな坂本龍一
リズ・ワーナー 坂本龍一がデトロイトに与えた永続的な影響
緊那羅デジラ 3つのフェイズ

DISCOGRAPHY
ディスコグラフィー(デンシノオト、内田学、三田格)

千のサウンド
三田格 ①タイトで、マッシヴに
高橋智子 ②深く、広く
伊達伯欣 ③「音楽」から「音」へ

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ISBN-978-4-910511-51-1 ele-king vol.31 特集:コーネリアスの帰還
2023.08.28

特集:コーネリアスの帰還
ロング・インタヴュー/新作『夢中夢』を考察する
砂原良徳

第2特集:日本の埋もれた宝石たち
日野浩志郎/downt/Peterparker69/SUGAI KEN
17人が選ぶ秘蔵の1枚
ほか

目次

小山田圭吾インタヴュー
コーネリアスの帰還──騒動を経てからリリースされる新作『夢中夢』の核心にあるものとは?(取材:北沢夏音+野田努/写真:野田祐一郎)

reviews
非常に正直な作品だと私は感じている(大久保祐子)
これはコーネリアスの話ではなく、彼のニュー・アルバムと出会う自分自身の物語(イアン・F・マーティン/訳:江口理恵)
「新しい生活様式」から現実生活への中継地点で見る、覚めそうで覚めない「夢中夢」(水越真紀)

columns1
コーネリアスから広がるアンビエント/ニューエイジの音風景(小林拓音)
columns2
音楽表現におけるトランスグレッションとその限界、あるいはいまだパンクに夢見る人のための「エッジィ」でも「クール」でもない未来へのメモ(野田努)

砂原良徳インタヴュー
TESTSET のアルバムを完成させた砂原良徳に話を訊く(取材:野田努/写真: 小原泰広)

特集:日本の埋もれた宝石たち

日野浩志郎インタヴュー
10年代日本が生んだ最高の実験主義者(取材:小林拓音/写真:小原泰広)
・日野浩志郎 selected discography (編集部+竹中コウタ)
downt インタヴュー
新風を巻き起こす3ピース・バンドが目指すもの(取材:天野龍太郎/写真:小原泰広)
Peterparker69 インタヴュー
流れを変える新世代ポップ・ユニット(取材:つやちゃん/写真:小原泰広)
SUGAI KEN インタヴュー
世界で評価される神奈川のプロデューサー(取材:小林拓音/写真:小原泰広)
・SUGAI KEN selected discography (編集部)

17人が選ぶ秘蔵の1枚
(青木絵美、浅沼優子、天野龍太郎、大塚広子、岡部真依子、KLEPTOMANIAC、後藤護、柴崎祐二、島崎森哉、髙橋勇人、つやちゃん、デンシノオト、野田努、野中モモ、原雅明、細田成嗣、yukinoise)

VINYL GOES AROUND PRESENTS
そこにレコードがあるから
第1回 ジェイ・ティー(水谷聡男×山崎真央)

この人たち、すっかりAIにハマっております!(マシュー・チョジック、水越真紀、野田努)

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ISBN-978-4-910511-52-8 韓国ノワール その激情と成熟
2023.08.28

人生の大切なことは韓国ノワールが教えてくれた──韓国ノワールの熱い世界とその歴史

いまや世界で評価される韓国映画、そのなかでも大きな一角を締めているのが「韓国ノワール」とよばれる犯罪映画の一群です。
「香港ノワール」のリメイクに挑戦したり、韓流スターが出演するなど独自に展開してきた韓国ノワールは、韓国映画の特徴である「容赦のない暴力描写」と「社会に対する批判的な視点」により年々クォリティを上げ、『新しき世界』でひとつの到達点に達したと言ってもいいでしょう。

K-POPや韓流ドラマも発展を遂げたが、そんな中で韓国ノワールはどのような進化を遂げてきたのか。
長年この分野に注目し、共著『韓国映画・ドラマ わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』などでも知られる著者が韓国ノワールの主要作品を紹介し、その変遷を読み解いていきます。

目次

まえがき
第一章 初期の名作
現在のノワールの原型を作った『友へ チング』(2001年)
なぜ原題は『黄海』なのか 延辺の朝鮮族を描いた『哀しき獣』(2010年)
美しさを「見せる」「正しき」ノワール『アジョシ』(2010年)

第二章 韓流×ノワール
若かりし日のイ・ビョンホンとファン・ジョンミンの熱が感じられる『甘い人生』(2005年)
むきだしの激しい感情だけがリアルなのか 『映画は映画だ』(2008年)
普通の会社員が実は殺し屋 発想の斬新さは今見ても健在 『ある会社員』(2012年)

第三章 香港映画のリメイク
ノワールに必要だったのは多様な顔ぶれか 『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』(2010年)
マルチキャスティングブームでブラッシュアップされた快作 『監視者たち』(2013年)
『毒戦 BELIEVER』(2018年)を見終わった後の余韻は『別れる決心』と似ていた

第四章 『新しき世界』前夜
ソン・ガンホの人間力にキュンとくる恋愛×ノワール 『青い塩』(2011年)
因果応報では解決しないリアルなノワールの夜明け 『生き残るための3つの取引』(2013年)
人間のかっこ悪さや滑稽さを、濃い面々で突き詰めた群像劇 『悪いやつら』(2012年)

第五章 力とは何か
あの頃、なぜ勧善懲悪が求められていたのか 『ベテラン』(2015年)
プライドを捨てて、権力に寄り添ったところで、誰も守ってはくれないことを学べ! 『ザ・キング』(2017年)
正義と復讐で結びついたふたりが巨大な悪を圧する『インサイダーズ/内部者たち』(2015年)

第六章 バイプレイヤーから主人公へ
これからという時期の俳優同士のぶつかりあいの記録 『最後まで行く』(2014年)
あのユ・ヘジンが凄腕の殺し屋の主人公に 『LUCK―KEY/ラッキー』(2016年)

第七章 女たちのノワール
母と娘、闇組織のボスと部下、ふたつの意味での継承の物語 『コインロッカーの女』(2015年)
〝力〟と〝感情〟を爆発させるパク・フンジョン作品の女性たち 『楽園の夜』(2020年)『The Witch 魔女』(2018年)
女性の怒りを描いた王道クライム・アクション 『ガール・コップス』(2019年)

第八章 感情のノワール
感傷的(メロウ)な感情に浸っていたい 『新しき世界』(2013年)
これはまぎれもなく愛のノワールだ 『名もなき野良犬の輪舞』(2017年)
まっとうな感覚が北と南のふたりを結ぶ 『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(2018年)

第九章 歴史との並走
嫉妬心が人を破滅に向かわせる 『KCIA 南山の部長たち』(2020年)
金大中のよりよい未来を信じる諦めなさが今の韓国エンタメを築く元になったとわかる『キングメーカー 大統領を作った男』(2021年)

あとがき これからの韓国ノワールは……

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ISBN-978-4-910511-48-1 HOUSE definitive 増補改訂版
2023.08.28

始めにハウスありき……
全音楽ファンが知っておくべき、
ハウス・ミュージックの名盤900枚以上を紹介!

監修・執筆:西村公輝
編集協力・執筆:猪股恭哉/三田格
執筆:野田努/Nagi/島田嘉孝/DNG/Alex Prat/板谷曜子(mitokon)/Midori Aoyama/Shhhhh/Alixkun/水越真紀/SISI/小林拓音/木津毅

cover photograph by Bill Bernstein
装丁:真壁昂士
A5判/並製/オールカラー/304ページ

contents
改訂版序文 (西村公輝)

CHAPTER 1 Disco 1974–1983
CHAPTER 2 Chicago House 1984–1987
CHAPTER 3 Second Summer Of Love 1988
CHAPTER 4 Deep House 1989–1995
CHAPTER 5 French Touch / Detroit House 1996–2000
CHAPTER 6 Disco Dub / Nu Disco 2001
CHAPTER 7 Translocal 2002–2013
CHAPTER 8 Nu School / Multipolar Of House 2014–2022

INDEX

監修
西村公輝
90年代後半から輸入レコード業界にて働き始める。現在はLighthouse Recordsに所属。DJとしてはDr. NISHIMURAの名前で活動中。悪魔の沼の三分の一。

協力
猪股恭哉
1977年仙台市生まれ青森育ち。90年代中頃よりテクノを聴き始め、99年にディスクユニオンに入社、07年より渋谷クラブミュージックショップで中古買取とバイヤー業務を開始。14年よりハウスのメインバイヤーとして異動。23年現職。

三田格
ライター、編集。監修・編著に『AMBIENT definitive 増補改訂版』『TECHNO definitive 増補改造版』『永遠のフィッシュマンズ』ほか多数。

https://www.ele-king.net/books/009195/

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ISBN-978-4-910511-49-8 SAMI秘録~マイティー・クラウン/サミー・Tのストーリー
2023.08.09

ワールド・チャンピオン・サウンド=マイティー・クラウン。
その中心メンバー、サミー・Tの「俺のストーリー」

横浜から世界へ。
何者でもなかった少年がジャマイカ発祥のサウンド・システム・カルチャー、その最もハードでディープなエンターテイメント「サウンド・クラッシュ」の世界王者に立つまでの軌跡と葛藤。
ニューヨーク、ジャマイカ、日本。
「今までに話してこなかったストーリー」

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ISBN-978-4-910511-46-7 フライボーイ2
2023.06.21

本邦初訳となる、「ヒップホップ・ジャーナリズムのゴッドファーザー」と呼ばれた黒人批評家による博覧強記の代表作!

ジョージ・クリントンの “メタなバカさ” がアミリ・バラカの “変わっていく同じもの” へと放り込まれフリー・ジャズもマイケル・ジャクソンもギャングスタ・ラップもジェイムズ・ブラウンもトニ・モリスンも、すべては同一線上で語られる。

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ISBN-978-4-910511-47-4 決してひとりで読まないでください ―― ダリオ・アルジェント『サスペリア』の衝撃
2023.06.20

イタリアン・ホラーの帝王、その鮮血の美学の核心に迫る

『サスペリア』で知られるイタリアン・ホラー/サスペンス映画の巨匠、ダリオ・アルジェント監督による10年ぶりの新作『ダークグラス』の公開が決定!

ヨーロッパに伝わる魔女伝説をモチーフに、独自の色彩感覚にこだわった耽美的な描写で一世を風靡した『サスペリア』、そして工夫を凝らした残酷シーンと、意外すぎるトリックでミステリファンをも驚嘆させた『サスペリア PART2』。
イタリア映画界にとどまらずハリウッドにも進出、当時人気絶頂のジェニファー・コネリー主演『フェノミナ』や、華麗なる流血表現でカルト的人気を誇る『オペラ座 血の喝采』などの傑作を連発。
ジョージ・A・ロメロ監督『ゾンビ』や『デモンズ』シリーズなどプロデューサーとしても活躍。
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督による18年の『サスペリア』リメイクの大ヒットも記憶に新しい。
いまなお、ジェームズ・ワン、クエンティン・タランティーノ、エドガー・ライトら名だたる監督たちが影響を口にする巨匠、ダリオ・アルジェント。
待望の新作『ダークグラス』の公開も決定し、改めて注目の集まるホラー/サスペンス映画の鬼才の全貌を紹介、さらにはアルジェントを生んだイタリアのサスペンス映画「ジャッロ」の入門特集も掲載!

執筆:伊東美和、宇波拓、片刃、上條葉月、児嶋都、児玉美月、後藤護、高橋ヨシキ、ナマニク、はるひさ、ヒロシニコフ、真魚八重子、森本在臣、山崎圭司

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