ジャンル: ROCKリリース情報

PCD-93028 Within These Walls
2008.06.06

ボストンのサイケデリック・フォーク・デュオ、デーモン&ナオミ、約2年半ぶりとなる待望のニュー・アルバム! まさに磐石といった感の、なんとも心に染みる、そして心暖まる傑作!

元ギャラクシー500というのはもういいでしょう。

おしどりデュオ、デーモン&ナオミ、その自身のレーベル、20/20/20からは2枚目となるニュー・アルバムが完成。

これがじつにすばらしい。なによりも楽曲がすばらしい。

全てオリジナル(うち一曲はトラッドをベースにしている)で、どの曲もクラシックに成りうる美しく味わい深いメロディを備えている。

そして、今年1月にニュー・アルバムをリリースした、D&Nとは公私に渡り交流の深いゴースト、そしてスターズのリード・ギタリストとして国内外で高い評価を受けるエレクトリック・ギターの鬼才・栗原道夫(もはやD&Nのメンバーと言っていいだろう)が今回も全面参加し、随所で卓越した演奏を披露している。

その他、前作にも参加し、05年のジャパン・ツアーにも同行していたボブ・レイニー(ss)や、初参加となるエスパーズのヘレナ・エスプヴォール(cello)といったミュージシャンのサポートもすばらしく、シンプルで飾らない楽曲と二人の歌声に美しくサイケデリックな彩りを添えている。じつにすばらしい。

秋の夜長にぜひ!

“神話的批評が生まれる。この壁のなかで(within these walls)揺らめく、氷のようなかがり火が見えるだろう。さあ、デーモン&ナオミの万華鏡世界に注意深く触れてみよう”

馬頭將噐(ゴースト)

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DR-036CD Avalanche To Wandering Bear
2008.06.06

あのエリザベス・シェパードを発掘、サンシャイン・ステイトの日本デビューもセットアップしたカナダの人気レーベル<Do Right!>が送り出すネクスト・ニューカマーは、ファイストを思い起こさせる微かなジャジー・テイストが心地良い女性シンガーソングライターのヴァレリー・ゴア!アメリカ西海岸のレーベル<Six Shooter>から05年にリリースされた前作がSSWファンを中心に話題となったヴァレリーの2枚目のアルバム!インディ・ロックやジャズのテイストも感じさせるサウンドは今作でも健在!M4“Scared”はカーリン・クロッグ“Don’t Get Scared”へのオマージュ!ジョニ・ミッチェルやマリア・マルダーのような古き良き時代の歌姫や同郷のSSWであるファイスト、はたまたキャット・パワー辺りにも近い雰囲気で、日本でもリリース前から注目が集まっている一枚!SSWファンやロック・ファン、さらにはJAZZファンをも惹きつけてしまう魅力に溢れています!

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PCD-20028 The Secret Life
2008.06.06



KILL ROCK STARS 特設ページ公開中!


ゴシップのべス・ディットーも大絶賛! キル・ロック・スターズが送り出す、途轍もない可能性を秘めたニューカマー(女性3人組)、ニュー・ブラッズによる衝撃的なデビュー・アルバム。

ヴァイオリンをメイン楽器に据えつつ、レインコーツやクリーネックスといった初期ラフ・トレードのポスト・パンク・バンド、あるいはESGをも彷彿させるような、生々しくプリミティヴで、全く物怖じしない強靭な表現。素晴らしい!

見せかけだけの派手な素振りは微塵もなく、むしろどこまでも素っ気ない風情だが、そんなところがまた頼もしすぎる。前触れもなく落ちてきた隕石のように衝撃的で謎めいており、軽々と時空を超越してしまう美しい作品。ここ数年で最も興味深いデビュー・アルバムのひとつであることには疑いの余地がない。

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LOS-10 Scales
2008.06.06

以前、<Not Not Fun>からLPを2枚リリースし、今回が初のフル・アルバムとなる米カンザス州で活動している3人組、MYTHICAL BEAST。まるで闇への行進曲のような芯まで響くドラムに、脳内で繰り返されるミニマルなギター・リフ、そして力強い女性ボーカルの全てが重く圧し掛かる最高のサイケ・ロック。全体的にダークなサウンドが特徴ですが、奥でわずかに光を感じさせてくれる神秘的な作品です。BLACK MOUNTAINのファンにオススメです。もちろんGreg Weeksプロデュース!

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PCD-93101 Invisible Baby
2008.06.06

USジャム・バンド界きっての爆裂デュオ、ベネヴェント・ルッソ・デュオのオルガン担当マルコ・ベネヴェントがオルガンをアコースティック・ピアノに持ち替えて作り上げたジャム・バンド世代のためのピアノ・トリオ・アルバムが登場!

トム・ヨークがピアノ・トリオを作ったらこんなサウンドになるのでは?と想像させるような美しいサイケデリアと優しいメロディが詰まった傑作ソロ・デビュー作!!

★溢れ出る才能とめくるめく色彩感が炸裂するインスト・ピアノ・ロック!

FRF’06にも出演したオルガン+ドラムの全方位攻撃型デュオ、ベネヴェント・ルッソのマルコ・ベネヴェント。音大生だった頃はブラッド・メルドーとともにツルんでいたという彼がオルガンをアコースティック・ピアノに持ち替えて作り上げた万華鏡のようなピアノ・ロック・アルバム。ドラムスをトリ・エイモス・バンドのマット・チェンバレンとスリップのアンドリュー・バーが交代で担当、ベースはヤコブ・フレッド・ジャズ・オデッセイのリード・マティス、という完全なトリオ編成。

★デュオのファンも、ロック・ファンも、ジャズ・ファンも楽しめる傑作!!

ノイジーな轟音からグリッチーなエレクトロニクス、そしてバンジョーやメロトロンまでさまざまな音響を駆使して作り上げた多彩なサウンドスケープ。マッシヴなドラムと疾走するベース。躍動するビート。その中を駆け抜ける美しいピアノ、そしてその旋律!圧倒的な興奮と深い癒しが交差する最高のピアノ・ミュージック!冒頭のシューゲイザー的アシッド・ピアノ・ロック「Bus Ride」、激情ほとばしるソウルフル・バラッド「You Must Be A Lion」など、パーフェクトなインスト・サウンドです!

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ACU-11 Flood Bank
2008.06.06

70年代後半から80年代前半にかけてUKを拠点に活動し、ザ・キュアーやバウハウス、バースデイ・パーティらとともにUKのポスト・パンク・シーンで注目を集めた伝説的なバンドであり、中心人物のRICO CONNINGがディペッシュ・モードやワイアー、スワンズといったバンドをプロデュースしていることでも知られるTHE LINES!話題となった発掘コンパイル盤『Memory Span』に続いてのリリースは、彼らの2枚のアルバム『Therapy』と『Ultramanine』をカップリングした『Flood Bank』!メランコリックな雰囲気を漂わせたポップな作風と、耽美なサウンドは正に70年代後半~80年代前半という時代を象徴するよう!16PのブックレットにはRICO自身によるエッセイと2種のヴィンテージなインタビューを掲載!

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INVBB-001CD Ugly Side Of Love
2008.06.06

ブリストル発、マッシヴ・アタックやポーティスヘッドの後継者とも評されるDJのスコット・ヘンディとシンガーのGEEのユニット、マラカイのデビュー・アルバムがついに到着!60’sなサイケからガレージ・ロック、ダブ・ステップやヒップホップまで様々なジャンルの影響を感じさせる彼らは、先行シングルのリリース時点で日本でもコア筋で話題となっていましたが、アルバムもサイケ~ガレージをベースにし、フォークやソウルの要素まで垣間見せる雑食さで、正にポーティスヘッド譲り。

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