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2000年代以降のUKジャズシーンに多大な影響を与えているGondwana Recordsの創設者にして現代スピリチュアル・ジャズを新たな地平へと導くトランペット奏者、マシュー・ハルソールの初来日公演を記念した日本オリジナルベスト盤が本日発売! 沖野修也氏からのコメントも到着!
2024.10.02
INFORMATIONRELEASE
和と洋。アンビエントとスピリチャル。異なる要素を折衷し、彼は独自の世界を築き上げた。DJ感覚を維持しながらも、コンサート会場や自宅での鑑賞体験で聴衆を魅了する音楽。パンデミック後に息を吹き返したダンス・ミュージックとは一線を画した、ポスト・クラブ・ジャズの潮流が注目を集めているが、それは、彼が何年も前から提案して来た音楽であったという事をこのベスト・アルバムから知る事が出来るだろう。郷愁と先端。その両立が彼の作品の普遍性を証明している。
沖野修也(Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet)
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夜明けの空のようなオレンジ
時折落ちてくるターコイズブルーの雨
ローカル線のゆったりと流れる車窓と振動
モノクロームのピアノと揺れる柔らかなカーテン
天窓からさす朝日
冬の砂浜に残る足跡
どこまでも広がる霧がかった平原
コーヒーの香りがするマホガニーのリビング
僕はこの作品を聞いて、こんな風景が思い浮かびました。
とても優しくて、温かな音色。
ロマンチックで、映画のような旋律。
是非マシューの音楽に触れてみてください。
SOIL&”PIMP”SESSIONS
社長
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14年間続けている私のラジオ番組「TOKYO MOON」。その中で、マシュー・ハルソールの名はリスナーにとっても、もはや親しいものとなっている。
彼の新作がリリースされるたび、その美しく繊細な音の世界をリスナーと分かち合ってきた。ジャズでありながら、ミニマルやフォークのエッセンスを感じさせるそのサウンドは、静謐でありながらも心の奥深くに響き、まるで夜空に浮かぶ月がもたらす安らぎと力強さを同時に宿しているかのようだ。それはまた、どこか懐かしい風景に再び出会ったような、ほのかな既視感を呼び起こす。そして今、彼のバンドが初めて日本の地を踏み、ライブパフォーマンスを行うという知らせを聞いたとき、胸に湧き上がるのは、深い感慨と共に、心からの祝福の気持ちである。
松浦俊夫 (DJ/選曲家/プロデューサー)
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ぼくが最初にマシュー・ハルソールの音楽を耳にしたのは今から2、3年前だったと思います。彼がトランペット奏者なのに決してトランペットが中心というわけではないアンサンブルの優しいグルーヴの演奏、そして曲自体の存在が印象に残るとても新鮮な響きにすぐに魅了されたものです。そして2023年に出た「An Ever Changing View」(常に変わり続ける風景)には特に惚れ込み、何度も繰り返し聞くうちに、結局自分にとっての年間ベストとなりました。ぼくが監修するフェスティヴァルLive Magicにマシューのバンドが出演することがきっかけで、今回本人の選曲による日本だけのベスト盤が発売されるわけですが、この形で彼のスピリチュアル・ジャズが更に多くの人の心に響くことを祈ります!
ピーター・バラカン
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2000年代以降のUKジャズシーンに多大な影響を与えているGondwana Recordsの創設者にして、現代スピリチュアル・ジャズを新たな地平へと導くトランペット奏者/作曲家/プロデューサー、マシュー・ハルソール待望の初来日公演を記念した日本独自企画となるベスト・アルバムがリリース決定!本国UKではもちろんのこと日本国内でも高い評価を得た最新アルバム『An Ever Changing View』(2023)から初期名盤『Colour Yes』(2009)までGondwanaとともに歩んだ十数年のキャリアから選りすぐりの楽曲を収録!さらに昨年のツアー会場限定で販売され即完、再プレスとなった12インチから「Bright Sparkling Light」も追加収録!
【Official Video】
Mountains, Trees and Seas (Edit)
Calder Shapes (Edit)
The Sun In September (Gondwana Records 2012)
Colour Yes
Into Forever (feat Josephine Oniyama)
Pre-order / Streaming / Download
https://p-vine.lnk.to/8T8YVT
【MATTHEW HALSALL来日公演】
2024/10/19(土)
Peter Barakan’s LIVE MAGIC! 2024 Finale(恵比寿ガーデンプレイス/THE GARDEN HALL & ROOM)
12:00 OPEN / 13:00 START
https://www.livemagic.jp/
2024/10/21(月)
Blue Note TOKYO
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/matthew-halsall/
【Release Information】
アーティスト:MATTHEW HALSALL / マシュー・ハルソール
タイトル:Togetherness – The Best of Matthew Halsall / トゥゲザーネス – ザ・ベスト・オブ・マシュー・ハルソール
フォーマット:CD/DIGITAL
発売日:2024.10.2
品番:PCD-25423
価格:¥2,750(税抜¥2,500)
レーベル:P-VINE
【Track List】
01.Cherry Blossom from the album “Fletcher Moss Park” (2012)
02.Fletcher Moss Park from the album “Fletcher Moss Park” (2012)
03.The Sun in September from the album “Fletcher Moss Park” (2012)
04.Calder Shapes from the album “An Ever Changing View” (2023)
05.Mountains, Trees and Seas from the album “An Ever Changing View” (2023)
06.Colour Yes from the album “Colour Yes” (2009)
07.Together from the album “Colour Yes” (2009)
08.The Eleventh Hour from the EP “The Temple Within” (2022)
09.The Land Of from the album “Into Forever” (2015)
10.Into Forever from the album “Into Forever” (2015)
11.Bright Sparkling Light* from the limited tour EP “Bright Sparkling Light” (2023)
*Bonus track
【Matthew Halsall(マシュー・ハルソール)】
GoGo Penguin、Mammal Hands、Hania Raniといった先鋭的なジャズ・ミュージシャンを多数輩出するGondwana Recordsの創設者であり、Pharoah SandersやAlice Coltraneといったジャズ・レジェンドの精神性を受け継ぎながらも90年代以降のDJカルチャーにも共鳴し、そのしなやかで洗練されたフレイジングと革新的なアプローチで2000年代以降の現代スピリチュアル・ジャズを体現するトランペット奏者、作曲家、プロデューサー、Matthew Halsall。UK/マンチェスターに生まれ、拠点として活動を続ける中で立ち上げたGondwana Recordsの最初のリリース作品でもある1stアルバム『Sending My Love』(2008)から最新作『An Ever Changing View』(2023)まで9枚のアルバムと多数のEP、シングルを発表、ジャズシーンのみならず多方面のシーンやアーティストに影響を与え、現在のUKジャズシーンを確立した立役者として絶大な支持を集めている。2023年9月には『An Ever Changing View』のリリースを記念して数多くの名演を披露してきたロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートを実施、2024年6月にはUK最大級のフェスティバル、Glastonbury Festivalにも出演するなどジャズのカテゴリに収まらない活動で高い評価を得ているアーティストである。
【Official】
https://www.matthewhalsall.com/
https://www.instagram.com/matthewhalsallmusic
https://x.com/matthalsalljazz