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今、本屋が熱い! 情熱とアイデアから生まれる「新しい町の本屋」が全国で開店する時代のリアルを伝える――『さあ、本屋をはじめよう 町の書店の新しい可能性』本日6月28日発売
2024.06.28 RELEASE


書店は文化である。
熱い注目を集める「独立書店」というムーブメントの現在に迫る。

株式会社Pヴァイン/ele-king booksより、『さあ、本屋をはじめよう 町の書店の新しい可能性』(監修:和氣正幸)を刊行します。出版不況が叫ばれる中、独立書店と呼ばれる「新しい形の町の本屋」が次々と開店しています。そこで本書では個性的な魅力のある書店を開いた18人の店主による「書店を始めたきっかけ」や「継続する工夫」などに関する貴重な証言から、不況でも情熱とアイデアで本屋を始められる時代に生まれた、現代の “本屋のかたち” を探ります。今、手に取るべきカルチャー系読み物の決定版がついに発売です。

【商品情報】
書名:さあ、本屋をはじめよう 町の書店の新しい可能性
監修:和氣正幸
発行:株式会社Pヴァイン
発売:日販アイ・ピー・エス株式会社
発売日:2024/6/28
判型:四六判並製
ページ数:192頁
定価:本体2,000円+税
ISBN:978-4-910511-75-7
公式HP:https://www.ele-king.net/books/011402/

【目次】

目次

まえがき

巻頭
BOOKSHOP TRAVELLER
狭さにこそ価値がある 和氣正幸

第一章 町で本屋をやってます 様々な本屋経営を知る

フラヌール書店 久禮亮太
なタ書 藤井佳之
本屋ルヌガンガ 中村勇亮
シカク 竹重みゆき

独立書店の勃興~本屋ライターの個人史①~和氣正幸

第二章 私が本屋を開くまで 準備から継続まで

BOOKSHOP本と羊/機械書房/mountain bookcase/そぞろ書房/twililight/アルスクモノイ/本屋象の旅/FOLK old book store/READAN DEAT/YATO/ひるねこBOOKS/WARP HOLE BOOKS

あたらしい本屋の形~本屋ライターの個人史②~和氣正幸

第三章 本から本屋を考える 本屋をめぐる状況を知ろう 和氣正幸

街の本屋の生存探究、あるいは本の生態系について

本を読む、あるいは読まなくなった理由について

棚貸し本屋の現在

本屋をはじめたいと思ったら

【監修者プロフィール】
和氣正幸(わき・まさゆき)
本屋ライター。東京・祖師ヶ谷にある本屋のアンテナショップBOOKSHOP TRAVELLERの店主でもある。2010年よりサラリーマンを続ける傍らインデペンデントな本屋をレポートするブログ「本と私の世界」を開設。現在は独立して、「本屋をもっと楽しむポータルサイトBOOKSHOP LOVER」の運営を中心に、“本屋入門”などのイベントも開催。そのほか東京新聞での連載「BOOKS」など各種媒体への寄稿、電子図書館メルマガの編集人など本屋と本に関する活動を多岐にわたり行う。