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豊穣かつ先鋭的な新しい「メタル」の教科書、『現代メタルガイドブック』本日発売!
2022.11.29
INFORMATIONRELEASE
株式会社Pヴァイン/ele-king booksより、和田信一郎(監修)『現代メタルガイドブック』を刊行します。
日本でも根強い人気を誇るメタル――しかし、いまや従来の「HR/HM」の枠では語りきれない、幅広く豊かな世界が広がっているのです。
ジャズやポストロック、ヒップホップやエレクトロニック・ミュージックまで、さまざまなジャンルを貪欲に取り入れた裾野の広さ。
デスメタル以降「激しさ」「過激さ」を極限まで追求してきたエクストリーム・メタル。
そしてさまざまな形でメタルの影響を受けた最新のポピュラー音楽の数々。
「最新の先鋭的な音楽」としてのメタルを一望し、またそこに至るまでの従来のHR/HMについての認識も更新する、非メタラーも必読の、最新メタルガイドがついに登場!
目次より
1 注目すべき10アーティスト
2 HR/HM(Hard Rock / Heavy Metal)
オリジネーター │ ハードロック │ NWOBHM │ ポップメタル、メロディアスハード │ メタル系テクニカルギタリスト(80~90年代) │ ヘヴィメタル/パワーメタル │ スラッシュメタル、クロスオーヴァー・スラッシュ │ スラッシュメタル、クロスオーヴァー・スラッシュ │ プログレッシヴ・ハード/プログレッシヴメタル
3 メタルの理解を深めるにあたって重要なジャンル外音楽①:90年代まで
4 エクストリーム・メタル
グラインドコア │ 初期デスメタル(OSDM) │ ブルータル・デスメタル │ プログレッシヴ・デスメタル │ テクニカル・デスメタル │ 1st wave of Black Metal │ 2nd wave of Black Metal │ ブラックメタルの広がり │ ヴァイキングメタル、フォークメタル
5 ポストHR/HM
グルーヴメタル │ インダストリアル・メタル │ オルタナティヴ・メタル │ メロディック・デスメタル │ メタリック・ハードコア │ メタルコア(ゼロ年代以降:メロデス通過後・現在に至る意味での)、スクリーモ │ デスコア │ プログレッシヴ・メタルコア/Djent │ ゴシックメタル │ ドゥームメタル、ストーナーロック、スラッジコア │ フューネラル・ドゥーム │ ドローン・ドゥーム、メタル隣接のアヴァンギャルド音楽 │ ポストメタル │ ポスト・ブラックメタル、ブラックゲイズ │ 上記全てを包含しうる境界例的なバンド
6 メタルの理解を深めるにあたって重要なジャンル外音楽②:00年代以降
7 2010年代以降のメタル
ポップミュージックのフィールドにおける活用 │ メタリック・ハードコアの発展 │ エレクトロニック・ミュージックとの接続 │ ジャズとメタルの交差関係 │ 不協和音デスメタル │ Roadburn Festival │ オールドスクールなスタイルの再評価を起点とした新たな広がり │ エピックメタル方面 │ 2022年の傑作群
8 日本のメタル周辺音楽
大きな影響をもたらした代表格 │ 日本のプレHR/HM │ 日本のHR/HM │ メタルに近いところにある日本のパンク/ハードコア │ 日本のエクストリーム・メタル │ 日本のポストHR/HM
COLUMN
ライフスタイルとしてのメタル
メタルと英語
近代・現代音楽とエクストリーム・メタル
メタルと声
Dave Grohl(Nirvana、Foo Fighters)の地下メタル愛
メタルとヒップホップの救い──逃避と革命の音楽
ヘヴィ・ミュージックの革新性と包括性、それを示す場としてのRoadburn Festival
メタルとヴィジュアル系
索引
監修者プロフィール
和田信一郎
医療職、音楽関係の文筆。『rockin’on』や『Rolling Stone Japan』、各種webメディアに寄稿のほか、J-WAVE(ミナス音楽、ENDRECHERI特集)出演など。ブログ『Closed Eye Visuals』
執筆者
清家咲乃、村田恭基、脇田涼平、つやちゃん、西山瞳、川嶋未来、藤谷千明、梅ヶ谷雄太
現代メタルガイドブック
和田信一郎(著)
11/29発売
A5判 304ページ
ISBN:978-4-910511-35-1
定価:2,860円 (税抜)2,600円
http://www.ele-king.net/books/008953/