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『パンデミック』シリーズで大きな注目を集めたスロヴェニアの知の巨人が、激動する現代を斬る――『分断された天 スラヴォイ・ジジェク社会評論集』本日発売!
2022.06.22 RELEASEINFORMATION


この腐った世界で、真にラディカルであるために。――斎藤幸平(『人新世の「資本論」』ほか)

Pヴァイン/ele-king booksより『パンデミック』シリーズ2作でのコロナ禍の世界についての鋭い分析により、改めてその存在感を示したスロヴェニアの哲学者、スラヴォイ・ジジェクの新刊『分断された天 スラヴォイ・ジジェク社会評論集』が本日6/22発売。

本作ではおよそ2019から2021年にかけての世界情勢に関するさまざま時事的なトピックを取り上げています。
その対象は欧米にとどまらず中東やアジアにまで及び、トランプとバイデン、オカシオ=コルテスやバーニー・サンダース、プーチンからグレタ・トゥーンベリといった面々を切れ味鋭く論じています。
いまや世界の各所で進む分断の状況について、現代を代表する知性による示唆に富んだ一冊となっています。

略歴
スラヴォイ・ジジェク(著者)
スラヴォイ・ジジェクは、世界で最も多作で、最もよく知られた哲学者・文化論者の一人である。ジジェクの独創的かつ挑発的な一連の議論は、ヘーゲル派の形而上学と、ラカン派の精神分析学と、マルクス主義の弁証法とを駆使し、社会通念や左派・右派それぞれに関して真理とされるものに鋭い批判を加えている。

岡崎龍(監修)
1987年バーモント州生。2016年一橋大学社会学研究科博士課程単位取得退学、2021年フンボルト大学ベルリン哲学科博士課程修了。現在日本学術振興会海外特別研究員(イエナ大学)。単著にZur kritischen Funktion des absoluten Geistes in Hegels Phanomenologie des Geistes, Berlin: Duncker & Humblot 2021、共訳書にジュディス・バトラー『欲望の主体』(大河内泰樹ほか訳、堀之内出版、2019年)、マルクス・ガブリエル、スラヴォイ・ジジェク『神話・狂気・哄笑』(大河内泰樹、斎藤幸平監訳、堀之内出版、2015年)など。

中林敦子(翻訳)
大阪大学文学部卒、カリフォルニア州立大学大学院 言語学MA。フリーランス翻訳者として、主に医療、製薬・医療機器の分野で、企業HPやパンフレット、学会資料などの実務翻訳。市役所の外国人相談員でもあり、市内に暮らす外国籍市民の生活上の問題解決にあたる。訳書にゼイナップ・トゥフェックチー『ツイッターと催涙ガス』スラヴォイ・ジジェク『パンデミック』『パンデミック2』(Pヴァイン)。好きなものは、フィリピンのスイーツ「ブコ・サラダ」と、白鳳・天平の仏像と、ハリネズミと、民主主義。

書誌
分断された天 スラヴォイ・ジジェク社会評論集
スラヴォイ・ジジェク(著)岡崎龍(監修)中林敦子(訳)
2022/6/22発売
本体2,500円+税
ISBN978-4-910511-20-7
http://www.ele-king.net/books/008708/