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六角精児が歌う!70年代の香り漂う珠玉の純国産楽曲をブルース&カントリーを基調とした芳醇な大人のロックサウンドへと昇華した珠玉の名曲カバー集『人は人を救えない』がLPリリースも決定!
2022.06.09
「この数十年、僕がずっと聴きたかった作品が生まれた」——長門芳郎(パイドパイパーハウス)
六角精児、初のソロ・アルバムは往年のフォーク/ロックのカヴァー集。けれど、遠い目をして昔日を偲ぶような作品では全くない。かまやつひろし、浅川マキ、休みの国、西岡恭蔵、猫など一筋縄ではいかない選曲のラインナップからも伺えるように、懐かしのヒット・パレード的なものとは一線を画した、六角自身のパーソナルが濃厚に滲むカヴァー・アルバムなのだ。サウンド・プロデュースを手掛けたのは谷口雄。彼を中心としたロック新世代のミュージシャンと、伊賀航や江上徹ら熟練の腕利き達による新たな解釈のサウンド、六角との世代を超えたセッションも本作の聴きどころだろう。
また、鈴木慶一の「スカンピン」には本人が参加。さらに鈴木茂、高田漣、岡田拓郎、さらには春風亭昇太など多彩なゲスト陣も要所で素晴らしいプレイを披露している。スーパーバイザーに迎えたのは日本のロック/ポップス界の最重要裏方ともいうべき長門芳郎。鮮烈な印象を残すジャケットの題字・イラストを手掛けたのはしりあがり寿。強力なメンバーが顔を揃えた本作だが、その中においても六角のヴォーカルが得もいえぬ存在感を放っている。人は人を救えないかもしれないが、彼の歌声は人の心をそっと動かすことができるのだ。
【予約・配信】https://p-vine.lnk.to/rAKF8hE8
-Musicians-
六角精児(Vocal/Acoustic Guitar)
谷口雄(Piano/Organ/Accordion/Chorus)
江上徹(Acoustic Guitar/Chorus)
宮下広輔(Steel Guitar)
伊賀航(Bass)
増村和彦(Drums/Percussion)
-Guest Musicians-
鈴木慶一(Electric Guitar)
鈴木茂(Electric Guitar)
高田漣(Resonator Guitar)
春風亭昇太(Trombone)
岡田拓郎(Gut Guitar)
渡瀬賢吾(Electric Guitar)
サボテン楽団(Banjo)
笹倉慎介(Acoustic Guitar)
ヒロヒサカトー(井乃頭蓄音団)(Mandolin)
たまきあや(Fiddle)
ジャケットイラスト・題字:しりあがり寿
【リリース情報】
アーティスト:六角精児
タイトル:人は人を救えない
発売日:2022年9月7日
レーベル:P-VINE
品番:PLP-7858
定価:¥4,400(税抜¥4,000)
【収録曲】*カッコ内オリジナル・アーティスト
A1.やつらの足音のバラード(かまやつひろし)
A2.告別式(高田渡)
A3.あたしのブギウギ(浅川マキ)
A4.雪の月光写真師(若林純夫)
A5.各駅停車(猫)
A6.スカンピン(鈴木慶一)
B1.追放の歌(休みの国)
B2.サーカスにはピエロが(西岡恭蔵)
B3.女の証し(加川良)
B4.風景(中塚正人)
B5.お前の町へ(六角精児オリジナル曲)
【六角精児】
兵庫県出身。1982年、善人会議(現・扉座)の旗揚げに参加。主な劇団公演に出演し、その後、映像でも活躍。映画「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」では主演を務めた。近年の主な出演作に、舞台:『衛生』『レ・ミゼラブル』、TV:連続テレビ小説「おちょやん」(NHK)、「華麗なる一族」(WOWOW)、映画「すばらしき世界」、「超高速!参勤交代」シリーズなど。「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」(NHK BSプレミアム)などの鉄道番組にも出演している。2014 年ボーカルを務める「六角精児バンド」、アルバム「石ころ人生」で CD デビュー。