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パリの若き奇才ピアニスト:中野公揮。コンテンポラリー・ダンスと密接にリンクした2ndアルバム『Pre-Choreographed(プレ・コレオグラフド)』が7月3日に日本リリース決定!
2020.06.19
INFORMATION
パリを拠点とする若き奇才ピアニスト/作曲家:中野公揮、4年ぶりの2ndアルバムは、ソロ・ピアノを基調とした美しくイマジナティヴな大傑作!
世界的チェロ奏者:ヴァンサン・セガールとのデュオによる1stアルバム『Lift』(2016)で鮮烈なデビューを飾った中野公揮のニュー・アルバム『Pre-Choreographed(プレ・コレオグラフド)』が、7月3日に日本リリースされます。前作同様、ゴンザレス『Solo Piano』(’05) やアラ・ニ『ユー&アイ ~四季の歌』(’16) など、一貫した美意識で絶大な支持を得るフランスのレーベル<Nø Førmat!>からのリリースで、5月に配信先行リリースされていましたが、遂に待望のフィジカルリリースとなります。
『Pre-Choreographed(=振り付けされる前の)』と題された本作は、音楽とダンスが社会的にとても近い状態にあった時代へのサウダーヂを込め、2020年の中野のスタイルで、より自由にこれら2つのアートの融合を試みたという作品。人の肉体のしなやかさや優美さ、躍動感などを見事に感じさせるコンポジション、そして、ソロ・ピアノを基調としながらもエレクトロニカのような “ノイズ”が不意に空間を揺さぶるなど、端正なだけに留まらない刺激を孕んだ音世界は、聴く者のイマジネーションを掻き立ててやみません。
ダミアン・ジャレなど、中野が影響を受けたダンサー・振付家とのコラボレーションによる素晴らしいビデオクリップの数々も必見。音楽、ダンス、映像が一体となった新たな次元へとその表現を進化させた中野公揮の世界にぜひ触れてください。
中野公揮『プレ・コレオグラフド』
KOKI NAKANO / Pre-Choreographed
2020.7.3 release
PCD-25300
★中野公揮によるセルフ・ライナーノーツ収録
★デジパック仕様
1. Overlay
2. Bloomer
3. Near-Perfect Synchronization
4. Choreographed Mollusks
5. Minim
6. Palinopsia
7. Genou Respirant
8. Graftage
9. Berceuse
10. Train-Train
11. Faire le Poirier
■ビデオクリップ
“Bloomer”
Choreographer & Dancer: 柿崎麻莉子
Director: Benjamin Seroussi (ベンジャマン・セルッシ)
“Near-Perfect Synchronization”
Choreographer & Dancer: Amala Dianor (アマラ・ディアノール)
Director: Benjamin Seroussi (ベンジャマン・セルッシ)
“Train-Train”
Choreographer: Damien Jalet with Aimilios Aropoglou (ダミアン・ジャレ、エミリオス・アラポグル)
Performance: Aimilios Arapoglou (エミリオス・アラポグル)
Director: Benjamin Seroussi (ベンジャマン・セルッシ)
■スタジオセッション映像
Koki Nakano – “Pre-Choreographed” Studio Session
中野公揮 (Koki Nakano)
1988年福岡市生まれ。3歳よりピアノを始める。桐朋女子高等学校音楽科(共学)ピアノ専攻を卒業。東京芸術大学作曲科入学後パリに拠点を移す。ニューヨーク/リンカーンセンター、ロンドン/Cadogans Hall、パリ/ルーブル美術館、フランス文化・通信省、シャトレ座などで演奏。作品はFrance Musique、RFI、NPO Radio 4、BBCなどヨーロッパ各地のラジオ局で放送されている。2016年4月には京都で開催された国際的写真展 “KYOTOGRAPHIE” において、チェロ奏者ヴァンサン・セガールとのデュオにより、清水寺の舞台でのパフォーマンスを行った。同年9月にファーストアルバム『LIFT』をパリのレーベルNø Førmat!から発表(日本盤はP-VINE RECORDS)。2018年には東京/京都での公演にて彫刻家・名和晃平とのコラボレーションを行う。
http://kokinakano.com/