NEWS
【P-VINE 日本語ラップキャンペーン2016】P-VINEに縁あるアーティストたちによるフェイヴァリットなP-VINE日本語ラップ・アルバム選!
2016.09.26
CAMPAIGN
P-VINE設立40周年を記念した日本語ラップキャンペーンの対象となっているカタログ・名盤の中からP-VINEに縁あるラッパーたちがフェイヴァリットな作品を選んでくださいました。セレクションしてくださったアーティストは<LEGENDオブ伝説a.k.a.サイプレス上野>、<FEBB>、<仙人掌>、<ERONE>、<刃頭>、<KOWICHI>、<OMSB>の7名。キャンペーン開催店舗の店頭にて10月4日から配布中のパンフレットに掲載している各アーティストのコメントをwebでも公開!あなただけの名盤を見つけるために、各アーティストによる思い入れが凝縮されたコメントをぜひチェックしてみてください。
LIBRO / 胎動 (PCD-3870)
“雨降りの月曜”はいまだにクラブでかかったら合唱するほどの破壊力ですが、作品全体として超絶なバランスで衝撃的だった!嶋野百恵姐さんとのコンビネーションの良さは言わずもがな、LIBRO君の歌心あるフロウに的確な韻。真似したくても出来なかった…泣。未だに仲間とそのヤバさを解明しようとしています。
キング・ギドラ / 空からの力
(PCD-25178/20周年記念エディション)
「ナイトフライト」内で先行でかかっているのを聞いて衝撃を受け、発売日をいつまでも指くわえて待っていた一枚。当時のB-BOYは全員ソラで歌えるレベルで聞き込んでいたのは間違いない!俺もその一人。特典でもらったポスターは、いまだに剥がさず貼ってあります。雑誌では存在知っていたけどここまでぶっかまされるとは思っていなかった…そして20周年記念盤でまさかのデモバージョン聞けて、「お、ジブさんの声が高い!」と今もワクワクさせてもらって感謝!
韻踏合組合/ジャンガル (PCD-5852)
『ジャンガル』以前から「BLAST」等で特集されていて話題だった同世代のクルーだったけど、大阪という(当時は)未知な場所でしっかりわかっていなかった。P-VINEの故佐藤将さんに「会わせたいし、良かったら横浜呼んでみたら?」と言われ、確かピンクノイズというクラブでメンバーを紹介されたはず。そしてあれよあれよと言う間に俺のイベント「建設的」に出てもらい、平日の横浜をパンパンにしてくれました。曲には思い出が宿りますが、全てを通して完璧で悔しすぎるくらいのクラシック!つまりクヤシック!!
B.D. / ILLSON (PCD-24279)
確かなトラックに確かなラップ。正にTOKYOのHIPHOP。重いトラックにラップ乗せろ!Must Check This Shit。
SWANKY SWIPE / Bunks Marmalade (PCD-26018)
昔のBESのラフでダーティーな感じがもろに出てて好きです。BESは個人的に日本人ラッパーの中でも好きなラッパーなので、選ばせて頂きました。タイトル曲“Bunks Marmalade”と“評決の時”がオススメ。
BES from SWANKY SWIPE / REBUILD (PCD-26025)
またもやBES。今度はソロアルバムです。洗練されたフロウと相変わらずダーティーな世界観のリリックで圧倒されます。“Fucked Up Bwoy”がオススメ。
V.A / HOMEBREWERS VOL.2 (PCD-22066)
まずジャケットが格好良いと言うのと色々入ってて楽しかった。“B In 親不孝”が入ってる。
MSC / MATADOR (PCD-5846)
当時タム君が興奮した様子でバッグからウォークマンに入ってた白いCD-Rを出してきて、これ聴こうって言ってきたのを覚えてる。西新宿で一人暮らししてたので余計に感化されていたかも。
ILLMARIACHI / THA MASTA BLUSTA (PCD-5744)
音もスゲーファットだし映画感もあるしゲストも超ファウンデーションにフレッシュって言う。ヤバいとしか言いようがない。
韻踏合組合 / クリティカル11 (PCD-1029)
ジャケから不穏、当時のアメ村の空気感を吸い込んで体現してる。時代の経過と共に、イル度とドープ度が増していく名盤。唯一の欠点は俺が参加していないことぐらい。
ILLMARIACHI / Nayoya Queens + Younggunnz (PCD-4251)
砂混じりのツバ吐きすてるヤンガン。地方シーンの過熱化、拡大化、各参加型の拡散化の口火を切った一枚。後のヤンガンシリーズや、今の“ビートモクソモネエカラキキナ”まで。色褪せないクラシック
MSC / MATADOR (PCD-5846)
MCたちの、ラップ、フロウの足並みが、時に揃い時に乱れ、新宿の高層ビルの隙間を通り抜け、やがてつむじ風となり、吹き荒れる。ヒリヒリとするアンダーグラウンドが、知りたきゃコレを。
ILLMARIACHI / THA MASTA BLUSTA (PCD-5744)
東京中心のシーンに風穴ブチ開けちゃった1枚だね
刃頭 / The NEWBORN (BSCL-30009)
DJ名義作品ではズバ抜け感がハミ出しまくりすぎたね
刃頭 / 日本代表 (PVCP-9658)
いまだに誰も追いつけてないのが笑えるアルバム
KOWICHI / SheCRET (PCD-24422)
自分の作品で初めてコンセプトを先に決めて作ったので結構楽しかった。
VIKN / CAPITAL (PCD-24295)
曲もかっこいいしラップがとにかくクールでタイト。俺の中でVIKN君は絵に描いたような「ラッパー」って感じ。人柄も好きです。
KUTS DA COYOTE / ESCAPE TO PARADISE (PCD-93729)
変わってる友達が多いんですけど、その中でも結構変わった仕掛けをしてくるタイプでいつも斬新なことやってんなーって感じです。
選ぶトピックが好き。
このアルバムを聴いた時、俺は間違い無くそこに居た。
B.D. / ILLSON (PCD-24279)
どストレート豪速球。バットもへし折る。
LowPass / Mirrorz (PCD-93699)
常に斜め上からこちらを見下ろしている。しかもいきなり引っ叩かれる。いつ聴いてもFlesh!!!
KEMUI / Blue Screen (PCD- 93033)
俺にはこのアルバムがどうしても居心地が良かった。
OMSB / Think Good (SMMT-55)
これを聴いて安心する人と、焦る人が居る。どちらも間違っていない。