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Taiko Super Kicks、1stアルバム『Many Shapes』を12月23日にリリース決定。EP『霊感』より静かなる進化/変化を遂げ、限りなくおおらかなメロディーと軽やかな実験精神が結実した意欲作です。
2015.11.10
MEDIA INFO
Taiko Super Kicks の待望となる1st フル・アルバムが遂にリリース!前作『霊感』より静かなる進化/ 変化を遂げたバンドによる、限りなくおおらかなメロディーと軽やかな実験精神が結実した意欲作の誕生です。本作では、ソウル、アンビエント、プログレ、AOR、ノイズなど彼らなりの音楽アプローチを経て豊かな音楽性を獲得し、昼下がりの陽光を浴びるような心地良くも叙情的で憂いに満ちた日常讃歌に昇華。ミツメ~坂本慎太郎の間をゆく白昼夢のように幽玄と立ち上るソフトロック・ポップス堂々誕生。
たとえるなら、Yo La Tengo の自由でオルタナティヴな空気感、『The Bends』期のRadiohead の様な荒々しくもイノセントなメロディ、そして、The Velvet Underground のような柔らかく激しい内省を湛えた音楽。樺山太地によるギター・アンサンブルの美しさ、随所に織り込まれた細やかなフレーズやファズ、フィードバックやノイズ音が楽曲に豊かな表情を与え、紅一点・ドラムの小林希とベースの大堀晃生のゆったりとキープしながらもしなやかな演奏がその土台を強く支える。ボーカルの伊藤暁里の詩は、内面の奥底に沈殿したフィーリングややるせなさを伴う憂いを描き、そのメロディーはシンプルで親しみやすく、平熱を帯びてどこまでも優しい。昼下がりの陽光を浴びるような心地良さの中から、じわじわと情緒を浮上させるような展開をみせる構成力。どこまでも過剰さを抑制し、聴き手の傍らにそっと寄り添うかのような音は心に沁み、この世の中に溢れている様々なノイズを共有していることを静かに分かち合うことのできる瞬間がある。ファースト・アルバムにして、その音楽的成長を刻んだ彼らなりの美学が込められたひとつの到達点。レコーディング、ミックスはトクマルシューゴ、蓮沼執太、森は生きている、D.A.N. 諸作でも知られる葛西敏彦が手掛ける。
<プロフィール>
伊藤暁里 (vocal,guitar)、樺山太地 (guitar)、大堀晃生(bass,chorus)、小林希(drums) による4 人組バンド。
soundcloud にアップした楽曲がたちまちリスナーの間で話題となりライヴ活動をスタート、2014 年8 月にミニアルバム『霊感』を自主で一部限定店舗と会場で販売し、高い評価を得る。2014年10 月O-nest、2015 年2 月にWWW で自主イベントを行うなど都内を中心に精力的に活動中。2015 年7 月、FUJI ROCK FESTIVAL’15「ROOKIE A GO-GO」に出演、その後、『霊感』を全国流通盤として発売。同年冬、待望の1st アルバム『Many Shapes』をリリースする。
(Photo by ehara mei)
Taiko Super Kicks / Many Shapes
発売日:2015年12月23日(水)
定価:¥2,300+税
品番:PCD-93976