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“キング・オブ・ブルース”、B.B.キング氏が5月14日にラスベガスの自宅にてお亡くなりになりました。享年89。謹んでご冥福をお祈りいたします。
2015.05.15 MEDIA INFO

“キング・オブ・ブルース”、B.B.キング氏が5月14日にラスベガスの自宅にてお亡くなりになりました。享年89。謹んでご冥福をお祈りいたします。

“キング・オブ・ブルース”、B.B.キング氏が5月14日にラスベガスの自宅にてお亡くなりになりました。享年89。報道によると、就寝中に息を引き取り午後9時40分に死亡が確認されたとのことです。 20年以上糖尿病を患っており、昨年10月にはシカゴでの公演中に脱水症で倒れ、その後も入退院を繰り返していました。4月初頭にもラスベガスの病院に緊急搬送され、その後自宅療養中でしたが遂に帰らぬ人となってしまいました。

1925年9月16日、綿花畑の広がるミシシッピ州イタ・ベナで生を受けたライリー・B・キング。21歳のころメンフィスのラジオ局WDIAにて“ブルース・ボーイ”の愛称でDJとして働き始め、49年にレコード・デビュー。以来、現在に至るまで常にブルース・シーンの第一線で活躍を続けた偉大なるブルースマン、B.B.キング。魂を絞り出すかのような革新的スクィーズ・ギター、メリスマを利かせた雄大なヴォーカルでブルースに変革をもたらし、エリック・クラプトンやスティーヴィ・レイ・ヴォーンなど後世のギタリスト/ブルース・アーティストたちに大きな影響を与えました。1971年に初来日し、日本でブルース・ブームが沸き起こるきっかけを作ったのもB.B.でした。

B.B.キングがいなければ、ブルースの、いや音楽の歴史が変わっていたかもしれません。

謹んでご冥福をお祈りいたします。