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現代至高のシンガーソングライター寺尾紗穂。本日店頭入荷日、NEW AL『惰円の夢』発売記念、HMVオンライン・無人島に登場。
2015.03.17 MEDIA INFO

現代至高のシンガーソングライター寺尾紗穂。本日店頭入荷日、NEW AL『惰円の夢』発売記念、HMVオンライン・無人島に登場。

大貫妙子、吉田美奈子、荒井由実など70’s~ティンパンアレイ界隈や、青葉市子、湯川潮音などの女性シンガーソングライターファンにもオススメの、繊細かつ豊かな唄心に富んだ傑作アルバム『惰円の夢』を完成させた寺尾紗穂。これまで6枚のアルバムをリリース。坂本龍一や大貫妙子といったミュージシャンからの賛辞を集め、耳の肥えたリスナー達を悦ばせてきたシンガーソングライター。前作『青い夜のさよなら』は、七尾旅人、キセル、イルリメといったアーティストが参加し、様々なアプローチから寺尾紗穂という才能を引き出した面白い作品であったが、今作には、森は生きている、あだち麗三郎、オオルタイチといったアーティストが参加。様々なヴァリエイションで寺尾紗穂の魅力に寄り添っている。

真骨頂であるピアノ弾き語りによる「停電哀歌」「あの日」「いくつもの」、電子音が彩りを添える「迷う」、リズム豊かな「風と小説」「朝になる」、荘厳な 響きを持った「愛よ届け」、聴く者を優しく包み込む「私の好きな人」、中でもシティーポップ的な雰囲気を持った楽曲が目立つのは今作の特徴だろう。特に森 は生きているが参加した「リアルラブにはまだ」やCDの最後を飾る「楕円の夢」などは、大貫妙子の名作『SUNSHOWER』収録曲と比較しても全く遜色 ない程の名曲だ。様々な寺尾紗穂を堪能できる今作だが、通底するのはもちろん寺尾紗穂の安らかなメロディー感覚、うた、そして程よい湿度の歌声。完ぺきな “真円”ではなく歪(いびつ)な“楕円”の方がちょうどいい。そんな人間的な魅力がつまった作品。出会えた事が嬉しくなるような傑作だ。そんな新作発売を 記念して“無人島~俺の10枚”に登場。彼女のルーツを紐解く、興味深い選盤となっています。

無人島~俺の10枚 寺尾紗穂編
http://www.hmv.co.jp/news/article/1503120064/

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