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ハウス・ミュージック40年の歴史、そして700枚以上のレコード/CDを紹介する待望のカタログ、いよいよ4/11(金)刊行!
2014.04.11 RELEASEMEDIA INFO

ハウス・ミュージック40年の歴史、そして700枚以上のレコード/CDを紹介する待望のカタログ、いよいよ4/11(金)刊行!

90年代リヴァイヴァル、ハウス・ミュージック回帰が加速する2010年代、待望のカタログ本『HOUSE definitive 1974 – 2014』が4月11日、刊行される。

ハウス前夜のディスコ時代から1980年代半ばのシカゴ・ハウスの誕生へ、そして「ハウス」を世界中に飛び火させた1988年のセカンド・サマー・オブ・ラヴ、音楽的にハウスを洗練させた1989年のディープ・ハウス、1990年以降のディスコの故郷NYを拠点に広がったガラージ・ハウス、1994年以降、原点回帰を標榜しながら音楽性を拡張させたディープ・ハウス・リヴァイヴァル、1996年以降のダフト・パンクを生んだフレンチ・タッチとムーディーマンを生んだデトロイト・ハウス……

 激動の1990年代を経てからの2000年以降のディスコ・ダブ……そして、北欧、東欧、南米、日本にも拡散していったハウスの種子たち……、そし て、いちど死んだハウスが見事に蘇る、2008年のカイール・ホールの登場。あるいは、UKガラージ/ベース・ミュージックからのハウスへのアプローチ。

悲 しいことに、この本が刊行される前に、その父親であるフランキー・ナックルズは他界してしまったが、その日3月31日~4月1日までの世界中のDJのタイ ムラインのすべてが彼への追悼だったことを思えば、ハウス・ミュージックが今日のクラブ・ミュージックにおける偉大なる故郷であることはたしかなのだ。 ディスクロージャーで踊っている世代から往年のハウス/テクノ世代にまで、幅広く手にとって欲しい一冊です。

■監修者/著者プロフィール

西村公輝
古くはバロン・レコードからシスコ・ハウス店、ジェットセットなど勤務。Dr Nishimuraとして、Discosession、悪魔の沼に参加。

三田格
ライター。『TECHNO definitive 1963 – 2013』、『AMBIENT definitive 1958 – 2013』監修。

Alex Prat
NY在住。DJ/プロデューサー。レーベル、world famous主宰。Tokyo Black Starとしても数多くの作品を残している。www.alexfromtokyo.jp

Alixkun
フランス生まれ、日本在住。DJ/パーティ・オーガナイザー。ジャパニーズ・ハウスのコレクター。

木津毅
1984年大阪生まれ。音楽/映画ライター。2011年よりele-kingに寄稿。

島田嘉孝
ディスクユニオンのハウス・バイヤー。シカゴ・デトロイトを中心とした新譜ディストリビューションや再発制作も行っている。

野田努
web ele-king編集長。

水越真紀
ライター/編集者。

森本益司
DMRを経て、現在ジェットセットに勤務。