マイ・モーニング・ジャケットのフロントマン、ジム・ジェームスが現在発売中の初ソロ・アルバム『リージョンズ・オブ・ライト・アンド・サウンド・オブ・ゴッド』の壮大なオープニング曲、「State Of The Art (A.E.I.O.U)」の最新ライブ映像が、Pitchfork TVとのコラボレーションとして到着！！

ニューヨークで開催されている話題の新感覚劇、Sleep No Moreの会場で行われたライブとして披露されたものです。

Jim James performs
"State of the Art" at Sleep No More
http://youtu.be/x8E5a1VUorY
（実際のライブ映像は3:30あたりから）

バンド形式で表現されたソロ曲も、ライブだと実に迫力満点ですね！
後半のギター・ソロも必見！

そして、冒頭のインタビュー部分の訳は以下になります：

ー Sleep No Moreについて ー

Sleep No Moreについて話す時、あまり詳しい事は話さない方がいいんだ。（あまり詳細を知らなかったから）僕にとって実際の体験はより感動的だった。マクベスに何となく沿った劇を見に行く、ということだけを知って入ったけど、中に入った瞬間から、今まで経験した中で最も素晴らしいアーティスティックな冒険の一つだったよ。

ー ここでライブを行うきっかけ ー

周りから、宇宙から、色んなメッセージを我々は日々受けていると思うんだ。こうした方がいいんじゃない、あれをやった方がいいんじゃない、といったようにね。僕はなるべくそういった声やメッセージを聞き入れようとしているんだ。だから、このSleep No Moreを通って歩いている時に、ここで演奏した方がいいんじゃない、ここにまた来なよって言われているような気がして。多分ここを通った多くのミュージシャンも同じ事を感じたんじゃないかな。凄くインスピレーションを受ける場所だしね。ここで使われる音楽も素晴らしいし、使われ方も素晴らしいんだ。だから、その聴いた声を大事にして、実際運営している人たちに連絡したら、意気投合出来て、是非実現しようってなったんだ。僕がこのSleep No Moreの一部になって、それがまた僕らの一部になる、って感じだったかな。

ー 「State Of The Art」について ー

色んな意味を持つ曲だとは思うんだけど、簡潔に言うと、テクノロジーに依存しなくて、自分たちにとって良い人生を築くことかな。テクノロジーはもちろん大切だとは思うし、自分も並の現代人と同じく、かなり依存している部分も強いと思うんだ。でもインターネットと人間は、何か、一回デートしただけで、もう子供作ろう、結婚しよう、一緒に住もうって、瞬時に決めちゃったような感じ。だから、いつか振り返って、うわー、早く物事を進め過ぎたって気付くと思うんだ。この曲は、電力が無くなった時に、どれだけ誇りに思える人生を築く事が出来るか、テクノロジーから解放されたものを築けるか、についての曲なんだ。

まもなく到着する独占インタビューもお楽しみに！