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アナンダ・プロジェクト、オフィシャル・インタビュー公開!
2012.10.04 MEDIA INFO

アナンダ・プロジェクト、オフィシャル・インタビュー公開!

10/3に『ビューティフル・サーチング』(PCD-93582)がリリースされたアナンダ・プロジェクト。
ユニットの頭脳であるクリス・ブランのオフィシャル・インタビューを公開します!

※『ビューティフル・サーチング』、iTunesのみボートラ“Heaven Is Right Here”(Ananda Touch The Sun Mix)収録!

[Beatiful Searching – ANANDA PROJECT]
Beatiful Searching - ANANDA PROJECT

※収録曲「ヘヴン・イズ・ライト・ヒア フィーチュアリング・AK」はFM長野、Hi-Six(FM高知)で10月度パワープレイのほか、10/16~22に全国・約8900店舗のファミリーマートで店内放送予定です!

《オフィシャル・インタビュー》
クリス・ブラン オフィシャル・インタビュー
質問作成:Nagi (Dazzle Drums)
翻訳:Yugo F (King Street Sounds)

─このアルバムのコンセプトや、全体のストーリーがありましたら教えてください

実はストーリーやこれといったコンセプトは無いんだけど、いくつかのテーマがあるんだ。例えば自分の作曲のアプローチの仕方は、アブストラクトな、もしくは具体性を排除した観点からの見解に基づいているんだけど、テレンス(・ダウン)は非常に個人的な事柄やそこにおける自分の素直な感情なんかを作曲に反映させたりしている。特に“Hangin On”なんかは良い例だね。
 

─以前のインタビューで「ソングライティングはハウスミュージックを制作する中で僕にとって最も大切で興味深い部分」と答えてらっしゃいましたが、今回のアルバム収録曲について、ソングライティングで特にこだわった部分はどこですか?

まず、すべてのひとにとって、その曲のソングライティングの後ろにある本当の何かを見つめる事が大切だと思う。つまり、自分の人生やライフスタイルにおいて、自分がソングライターとしてどこにいるのかを見極めるという事なんだ。例えば自分の場合だと、ある時期非常に内向的になっていて、森の中でかなりの時間を過ごしたときがある。そしてその時は、その時の感情を作曲に反映させたいと強く思うんだね。“A Second”や“Truth Comes Shining Through”なんかはまさにその時に作られたものだよ。イマジネーションを持つのは素晴らしい事だ、だけど、本当に必要なのはイマジネーションの裏にあるインスピレーションで、それがあってこそ真に特別なものが作れるんだと思うよ。

─あなたは自身名義、P’taah、Wamdue Projectなど多くの名義で活動しておられますが、アナンダ・プロジェクトと他の名義の大きな違いは何ですか?

アナンダ・プロジェクトにはシグネチャー・サウンド的なものがあって、それがアナンダの美学に直結しているんだ。アナンダの核になるものはヒーリング(癒し)とセンタリング(心を集中させる事)。自分はあまりニューエイジ・ミュージックやヨガの時に聞きそうなワールド・ミュージックを聞かないんだけど、ディープ・ハウスの形で「癒し」の音楽を聞くのは好きだよ。

─以前は「人生の大半はキース・ジャレットの音楽しか聞いていない」なんておっしゃっていましたが、最近特に好んで聴いている、ハウスやクラブ・ミュージック以外のアーティストを教えてください。

あまり良く知られていないんだけど、ギタリストのスティーヴ・チベッツもキースに並ぶほどのお気に入りだよ。スティーヴ・カーン、ヤン・ガバレクら[ECM]のミュージシャンも 。他ジャンルで影響を受けた人達はケイト・ブッシュ、デヴィッド・シルヴィアン、坂本龍一、スティーヴ・ライヒ、ジェイムズ・ブレイク、トレヴァー・ホーン、プリファブ・スプラウト、トーマス・ドルビー、フォー・テット、フェラ・クティ、アントニオ・カルロス・ジョビンかな。

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