リリース情報
ノルウェイが世界に誇る超絶ドラマー、ポール・ニルセン・ラヴ、ブッケ・ヴェッセルトフトのベーシストとしてもお馴染みのインゲブライト・フラテン、そしてソニック・ユース~ジム・オルーク関連のコラボでも素晴らしいブロウを披露するスウェーデン人サックス奏者のマッツ・グスタフソンの三人からなるジャズ・トリオ、ザ・シング。カトー・サルサ・エクスペリエンス、ブラック・ジャズ・レジェンドのジョー・マクフィー、シカゴ・アヴァンの奇才ケン・ヴァンダーマーク、ジム・オルーク、サーストン・ムーア、大友良英などなど、様々な異種格闘により数多くの名場面を演出してきた北欧屈指の(番外)ジャズ・ユニットによる、待望の最新スタジオ・アルバムが、リンドストロームの発売以降急速にプロップスを高めつつある名門インディ<Smalltown Supersound>傘下のアヴァンアヴァン・レーベル<Smalltown Superjazzz>(何度も言いますが、「z」はみっつ!)から登場。オリジナル・スタジオ作品としては第三作。これまでもジャズのワクをはみ出たユニークなサウンドで話題を呼んできたトリオだが、今回は何とシカゴまで出向き、スティーヴ・アルビニのエレクトリカル・オーディオ・スタジオでレコーディングを敢行、ミックス&マスタリングはシェラックのボブ・ウェストンが担当。PJハーヴェイ、ヤー・ヤー・ヤーズにホワイト・ストライプスなど、これまでも驚くようなカバーのチョイスでファンを楽しませてくれたが、今回は巨人デューク・エリントンの名曲「Mystery Song」を粉砕!ほか、オリジナルもカバーも、またもどれもが壮絶、そして悶絶。