リリース情報
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Spangle call Lilli line
PURPLE
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スパングル・コール・リリ・ライン
『パープル』 - 2008/11/12
- CD
- PECF-1006
¥2,625(税抜¥2,500)
カラーはパープル、スパングル。
紫の眠りから目が覚めた、ビターでスウィート、10周年のリリ・ライン(わずかに)。
10周年のスパングル、3年振りのニューアルバム(5th)が遂に完成!
9月に発売したピアノ・アルバム「ISOLATION」が好評を博す中、待望のフルアルバム「PURPLE」の発売です。
オリジナル・アルバムは3年振り、長い沈黙(紫の眠り)を破り活動再開。と同じにスタートダッシュをキメる積極性が◎。
メモリアル・イヤー、結成10周年を迎えて、いつになく制作意欲旺盛なスパングル。
そんな汲めども尽きぬ情熱を丹念に、けれども手際良く掬い上げる様な・・・前作「ISOLATION」と同じく吉田仁(サロンミュージック)によるサウンドプロデュースがクールな感触で纏め上げています。
9月にリリースされたクラシックピアノアルバム「ISOLATION」と対を成すかたちで制作された「PURPLE」は、スパングル的レイドバック感あふれるメロウなサウンド満載のニューアルバム。前作のクラシカルでモノクロームな雰囲気とは打って変わって、本来の持ち味でもあるバンドアンサンブル中心の曲構成と、大坪加奈のペンによる独特の言語感覚。リリカルでありながら同時にシニカルな側面も見え隠れするドライ(w/少し湿り気)でポーカーフェイス(になりきれない?)な作風に増々磨きを掛け、ラフ&エッジなストリート感をも増殖させたヒップな内容。
トミーゲレロやアメリカの西海岸文化のようなメロウでソウルなビーチ&サウダージ感と、ヨラテンゴや北欧エレクトロニカ勢などの鬱蒼とした音のレイヤード感覚が、絶妙にブレンドされたスパングルの新たな定番。
前作同様、プロデューサーとして迎えられているのは吉田仁。それだけに、同時期に録音されたこの2枚。地続き的な面持ちでサウンドは整理されています。
しかし、今作の特徴はやはり、前作、ピアノ盤と趣きを異にするバンドアンサンブル。いつもながらの飄々とした、それでも10年選手ならでは、の演奏。楚々とした風情を漂わせながら濃やかなグルーブを紡ぎ出していて、滑らかに心に沁み入り、じんわりと体に効いて来ます。
冒頭、イントロ無しでいきなりカットインするM1「mai」に始まり、あたかも海辺のガレージでリラックスして臨んだ如き味わいの、結成以来、初めてのインスト曲、M3「nm」。
MVも好評だった前作のリード曲「roam in octave」をバンド・アレンジで料理、サラリと、リリカルに生まれ変わった、M4「rio」。また、音響ポップスの誉れ高い代表曲「nano」をアコースティックなタッチでデュエット・バージョンにアップデートしたかの様な、M5「cast a spell on her」も新鮮な響き。更に微熱ファンクとでも言いたくなるM8「shell for mew」は妙に後を引く印象的なナンバー。
抑えの効いたクールでファンキーな、バンドの新境地と言える楽曲でしょう。
そんな×こんなのサウンドスケープ。3年振り5枚目のニューアルバム。名前は「PURPLE」。
音源は勿論、アートワークやMVまで、自ら手掛けるD.I.Yなスピリット。自由な気風と進取の気象で独自のスタンスを獲得した彼らのクラフツマンシップが産み出した新定番。傑作です。
- DISC 1
- 1. mai
- 2. unknown
- 3. nm
- 4. rio
- 5. cast a spell on her
- 6. a portrait
- 7. sea
- 8. shell for mew
- 9. early monsoon
- 10. when we were
- 11. screen