リリース情報
-
KUMBIA QUEERS
Kumbia Nena
-
クンビア・クイアーズ
『クンビア・ベイビー』 - 2008/12/05
- CD
- PCD-93192
¥2,415(税抜¥2,300)- 解説付 ※解説:大石始
「クンビア版スリッツ!または裏CSS!?」
★ クンビア+パンク=クンビア・クイアーズ!
コロンビアが生んだ脱力トロピカル・ダンス・ビート「クンビア」で中指おっ立てながらパンクするメキシコ&アルゼンチン出身の骨太ガール・バンド、クンビア・クイアーズ、デビュー!M.I.A.生みの親として知られるディプロを始めとしたクラブ・シーンの先端クリエイターたちが今もっともアツい視線を送るラテン・グルーヴ「クンビア」をベースに、中南米ならではのホロ苦い哀愁と怒れるパンクのアドレナリンを絶妙なサジ加減でミックスさせた、まさに「クンビア版スリッツ、または裏CSS」とでも呼びたくなるような驚きのサウンドを奏でるナイス・バンド、しかも全員女性!
★ マドンナ、ブラック・サバスにラモーンズなど、カバーも痛快!
クンビア独特のエンヤコラな2ビートをのらりくらりと乗りこなしながら、コケティッシュなヴォーカルと共にエキゾチックな南国ムードを届けてくれるマドンナ「ラ・イスラ・ボニータ」を筆頭に、ブラック・サバス、ラモーンズ、ザ・キュアー、ナンシー・シナトラなどキラーなカバーを連発、「クンビアって何!?」な~んてビギナーの掴みもバッチリな底ナシのパーティー・アルバム『クンビア・ベイビー』!その猛威はカリブ海を越えて北米をも侵食中、ワールドワイドでのブレイクに向けいよいよカウントダウン開始!
【クンビア・クイアーズ・ショート・インタビュー】
Q1:まずは簡単にメンバー紹介をお願いします。
ALI: 私はALI、グイロ(中をくりぬいたヒョウタンの外側に刻みを入れ、棒でこすって音を出す打楽器)とボーカルの担当。
他のメンバーはチャランゴ(南米のフォークロレでよく使用される小型のギター)のJUANA、ベースのPAT、ドラムとパーカッションのINES、ギターとコーラスのPILARがパーマネントで、サポートで場合によってキーボードのOCTAVIAとFERNANDAに入ってもらってる。
Q2:メキシコとアルゼンチンの混成バンドということですが、それぞれどうやって知り合ったんですか?
ALI: 私はメキシコのベラクルス出身。クンビア・クイアーズを始める前からバンドをやっていて、エレクトロとロック、両方のバンドを掛け持ちして、コロンビアとかペルーをよくツアーしていたの。ロックンロールとクンビアがずっとお気に入り。あるときアルゼンチンのフェスでSHE DEVILSに出逢ったのよ。SHE DEVILSはPILARのバンド。PILARとす
ぐに意気投合して、お互いやってることや知ってることをミックスした新しいことができないか、ってハナシになって。JUANAと知り合ったのもちょうどこのときだったわ。
今ではクンビアにも色々な種類があって、例えばアルゼンチンだと"VILLERAS"、メキシコでは"SONIDERAS"、コロンビアだと"REBAJADAS"とか。各地のクンビアと、PILARたちがSHE DEVILSでやってきたみたいなロックンロールを混ぜ
合わせたらどうなるか、そうして出来たのがクンビア・クイアーズというわけ。
Q3クンビアという音楽について軽くレクチャーをお願いします。
JUANA:クンビアは1950年代にコロンビアで生まれたラテン音楽。でも今では中南米全域でその地域独自のクンビアを聞くことができるわ。ダンサブルだけど、国によって微妙に違うのよ。
ALI:あと歌詞がとてもセクシー。ダンス・ミュージックだけどパートナーとふたりで組んでステップを踏んでもよし、ひとりで踊ってもよし。
Q4:でもあなたがたの音楽は典型的なクンビアではないと。
ALI:そうね。私は別として、他のメンバーたちはロック出身だから、あまりクンビアの演奏の仕方とか、わからなかったのね。だからってワケじゃないけど、最初からカバーだった。ラモーンズやってナンシー・シナトラやってサバスやってキュアーやって… みんなとりあえずやりたいものをやっていたって感じ。トラディショナルなクンビアを知ってる人からしたら変に聞こえるかもしれないけど。気にしないわ。
Q5:で、いまでは北アメリカにまでツアーをするようになって。他にはどこらへんの国をまわってるのですか?
ALI:クンビア・クイアーズは2007年に結成したんだけど、最初は地元のアルゼンチンとメキシコ、それからウルグアイやチリあたりで演奏していた。今年に入ってCDが北米にも輸出されるようになって、アメリカ合衆国とカナダのイベントからも声をかけてもらったの。
JUANA:来年の夏はヨーロッパね。まだ具体的にはフィックスしていないけど。
Q6:日本には来たことありますか?どんな印象?
ALI:一度も無いわ!究極のファンタジー、って感じかしら。メキシコとかアルゼンチンのミュージシャンたちにとっては憧れ以上の土地だと思うわ。みんな私たちと違って働き者なんでしょ?普段みんながどんな生活してるのかとか、全然想像できないわ。
ALI:何の縁か、こうやって日本でCDが出ることになって本当にエキサイトしてるの。クンビアは私たちにとってのソウル。それを少しでもわかってもらえたら嬉しいわ。
PILA:マンガ、サムライ、サケ、あとギター・ウルフ!早く日本でライヴしたいわね!
- DISC 1
- 1. Intro Mix
- 2. Chica de Calendario
- 3. Que no quede Huella
- 4. Kumbia dark
- 5. El Veraneo
- 6. Mis Botas
- 7. La isla con chicas
- 8. Chica de Metal
- 9. La Chia es Cumbianchera
- 10. Kumbia Zombie