リリース情報
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Yoichi Aoyama
ブルーズ・フォー・トマト
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青山陽一
『Blues for Tomato』 - 2011/10/19
- CD
- PCD-25138
¥2,625(税抜¥2,500)- 歌詞付
ブルースやソウル、ファンクをベースにしつつも、オルタナ~ポスト・ロック以降の世代や、キリンジなどの邦楽リスナーもすんなりと受け入れられるロック/ポップ・ソングを作り上げるその才能、センスはまさしく唯一無二!シンガー/ソングライター/ギタリスト、青山陽一、じつに5 年ぶりのフル・アルバム!楽曲、アレンジ、歌、演奏、すべてがすばらしい傑作!
たとえばM3。明らかにブルージー。だが、ブルースに縁のない人には、ポップなメロディを備えたロックにしか聞こえないかもしれない。
こうした楽曲を作り上げる手腕は見事としか言いようがない。青山陽一、5 年ぶりの待望のニュー・アルバムは、本人のブラック・ミュージック指向(嗜好?)とポップ・センスが絶妙のバランスで融合したすばらしい作品となった。青山が敬愛してやまないスティーヴ・ウィンウッドはもちろん、トッド・ラングレン、スティーリー・ダン、ピーター・ゴールウェイ、ザ・バンド、アラン・トゥーサン、はっぴいえんど、鈴木茂、キリンジ、ペトロールズ……といった名前を彷彿させるが、そのどれとも似ていない、圧倒的なオリジナルな音楽を作り上げている。
しかも、いわゆるオヤジ臭さはまったくなく、あくまでも現在進行形のロック/ポップに仕上がっているのだ。そのあたりは、青山と交流の深いジム・オルークとも通じるところかもしれない。the BM’s―伊藤隆博(key /キリンジ、加藤ミリヤ等)、中原由貴(ds /現タマコウォルズ、元サイクルズ)、千ヶ崎学(b /キリンジ、土岐麻子等)―による演奏も最高の一言。そしてなんといっても、青山のハスキーで憂いを帯びたヴォーカルと卓越したギターがすばらしい!長いキャリアがかもし出す風格と瑞々しさが同居した傑作である!鳥羽修(現タマコウォルズ、元カーネーション)による録音/ミックス/マスタリングも非の打ち所がない。何度か共演している長谷川健一、さらにスフィアン・スティーヴンス、トクマルシューゴといったアーティストのファンにもぜひとも耳にしてほしい!
- DISC 1
- 1. 炎とは何のことか
- 2. お花見ブルー
- 3. Empty Song
- 4. Claytown
- 5. 毎度の調子
- 6. Blues For Tomato
- 7. Life Is Very Short
- 8. 新しいカメラで
- 9. Cloudy Hazy
- 10. 25時
- 11. 夏は喧騒なり
- 12. Can't Find My Way Home