リリース情報
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Freddie
愛しいの神戸 フレディーの世界
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フレディー
『My World My Music』 - 2011/01/19
- CD
- PCD-25121
¥2,625(税抜¥2,500)
演歌とソウルでエンソル。・・・それ以上
フレディー待望のフルアルバム完成
「関西空港」から旅立ったフレディーのとてつもない魅力満載!
住み慣れた神戸の観光案内ともなる「愛しいの神戸」が凄いです。
メチャ美味しい老舗のコーヒー・ショップとは!?
外国人でありながら、ニホンの婦人参政権運動を讃えた社会派ソングとは!?
美空ひばりに捧げた、名曲「悲しい酒」のフレディー流アンサーソングとは!?
70 年代のメンフィス・ソウルばりのアッパーなエンソルとは!?
頭もクラクラする異国情緒溢れるカーニバルと言うより摩訶不思議な「お祭り」ソングとは!? 「心の兄貴」はやはり「ブラザー」だろ、と突っ込んでみたくなる曲!?
等など、、、、 愛娘アンちゃんの成長したボーカルも聞きモノです。黒人シンガー、フレディーからのニホン賛歌、日本人には考えられない悲喜こもごもなあらゆる情景がジンワリと浮かび上がる、今の混沌としたニホンだからこそ、政治家~お役人様まで必聴ともいえるアルバムの完成です。
エンソル(演歌+ソウル)を完成させた、フレディーがエンゴス(演歌+ゴスペル)、エンブル(演歌+ブルース)を駆使してニホンでの日々を歌う。横山剣、宇崎竜童そして誰をも魅了する2011 エンソル魂を聴け。
■フレディー・プロフィール
本名、フレディー・スネディコー。62年1月23日、米アラバマ州バーミンガム生まれ。
一家揃って、ゴスペル、ジャズ、ソウルと幅広い音楽環境の中で育ち、幼い頃から複数の楽器を演奏。20歳前に海軍の仕事で単身来日。
それ以降、日本でさまざまな演奏活動を続け、現在は神戸在住。05年からは兵庫県尼崎市、JR駅前の温泉施設「あま湯」を拠点にライヴ活動を開始。ここで知り合った演歌歌手、渡辺要の助言もあり「日本語のオリジナル・ソング」を発表。それが07年「ちょっと待って」、08年「関西空港」として自主制作盤で発表される。
■ファースト・アルバム『愛しいの神戸 フレディーの世界』
筆者はこの2枚でフレディーを知った。これらの名曲、特に「関西空港」をひとりでも多くの“好き者”に聞いて欲しいと願った。09年10月、Pヴァイン・レコードから(カラオケを含む)7曲入りミニ・アルバム「関西空港」として全国発売。宇崎竜童、クレイジーケンバンド横山剣らの推薦もあり、未だ一部ではあるものの、熱狂的な支持を受けた。
演歌+ソウル=エンソルとはフレディーが自らの音楽に冠した惹句。「関西空港」のリリースと共に彼に「もっとエンソルを」とリクエストした。10年の春先から、徐々に新曲のデモが届き始めた。「愛しいの神戸」(これで、いとしの、と読んでください)に「21世紀の女」、「心の兄貴」と、曲目からもただならぬオリジナリティーが放電していた。熱いR&Bシャウター「No Wrestling, No Beer」にぶっ飛んだ。美空ひばり「悲しい酒」へのアンサー曲「寂しい焼酎」にひっくり返った。「忘れられない」の詩情に心を揺さぶられた。10年春に配信のみで発表された「Sakura」(アルバムにはKyoto Mixを収録)、フォーク・ロック「Kimi to Deatte Yokatta」や、愛娘アンちゃんの歌声をフィーチャーした「PecchanのTheme Song」、RUSH好きを証明するパワー・バラード「心の兄貴」、お経も飛び出す「自由」など、「もっとエンソルを」という希望を遥かに越えた、フレディーの豊潤な音楽語彙に満ちた、凄い曲が延べ20曲揃った。
ギター・オーケストレーションの「INTRO」に始まり、「Youkosou Minna」の煽りから、「愛しいの神戸」、「21世紀の女」と立て続けに繰り出すオープニングから、じっくり聴かせる中盤を抜け、「関西空港」で締め、更にアンコールという趣でバンド演奏(4us)での「No Wrestling, No Beer(日本語)」…という構成は、彼が夢想するフレディー・ライヴのワン・ナイト・スタンドを象っている。
本秀康によるジャケ画はポール・デイヴィス、矢吹申彦を想起させる力作だ。その器に相応しい、アルバムらしいアルバム、名盤らしい名盤だと確信する。
これを画期的と呼ばずして…。
(安田謙一@フレディーの“2日前”に神戸で生まれたロック漫筆家)
- DISC 1
- 1. INTRO
- 2. Youkosou Minna
- 3. 愛しいの神戸
- 4. 21世紀の女
- 5. 忘れられない
- 6. いつくしみ深き
- 7. Vanilla Ice Cream
- 8. 寂しい焼酎
- 9. My Destiny
- 10. 心の兄貴
- 11. No Wrestling,No Beer
- 12. Kimi to Deatte Yokatta
- 13. 自由
- 14. Sakura( Kyoto mix)
- 15. PecchanのTheme song
- 16. いてもいい?
- 17. 気にせんとって
- 18. 楽しい祝い
- 19. 関西空港
- 20. No Wrestling,No Beer(日本語version)