リリース情報
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JOANNA NEWSOM
The Milk-Eyed Mender
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ジョアンナ・ニューサム
『ミルク・アイド・メンダー』 - 2004/05/07
- CD
- PCD-23504
¥2,415(税抜¥2,300)- レーベル: Drag City
ドラッグ・シティからとてつもない才能が登場した! ハープ弾き語り女性シンガー・ソングライター、ジョアンナ・ニューサム、鮮烈にデビュー!
●シカゴきっての頑固一徹異色個性派レーベル、ドラッグ・シティが久々に新たな才能を発掘した。ハープ弾き語りという、そのスタイルだけを取ってもきわめてユニークな女性シンガー・ソングライター、ジョアンナ・ニューサム、ここにデビュー!
●現在サンフランシスコ在住のジョアンナ・ニューサム(詳しいバイオグラフィは、下記のドラッグ・シティのプレス・リリースを参照のこと)は、これまでに二枚のCDを自主制作でリリースしており、そのうちの一枚をたまたま手にし、大きな衝撃を受けた(文字通り、ぶっ飛んだそう)ボニー“プリンス”ビリー(ウィル・オールダム)は、彼女をツアー・サポートに抜擢。その他、キャット・パワーや友人でもあるデヴェンドラ・バンハートのサポートを務めたり、ディアフーフのドラマー、グレッグ・ソーニアとヘラのドラマー、ザック・ヒルのドラム・デュオ・ユニット、ナーヴァス・コップのアルバムに参加したりしている。
●ジョアンナ・ニューサムは、テキサス・グラッデンの作品や、映画「最後のユニコーン」へのサウンドトラック(作曲はアメリカ)、ルース・クロフォード・シーガーおよびロマックス兄弟が採集したアパラチア山脈の子供の歌をとりわけ敬愛しているという。その他、ドノヴァンやカレン・ダルトン、パティ・スミス、ビリー・ホリデイなどなど、おなじみのアーティストも。ちなみに、彼女の好きなクジラはイッカク(角があり、鳴き声を上げる勇猛なクジラ)で、彼女は彼(彼女?)についての曲も作っている。
●というジョアンナ・ニューサムのデビュー・アルバム、『ミルク・アイド・メンダー』(ミルク目の修繕人?)はまさしくぶっ飛びものだ。心の奥底にまで響き渡ってくる繊細でリリカルなハープの音色、ほのかにサイケデリック感覚を漂わせた、どこかイノセントで無垢な味わいを持ったビョーク的と言えなくもないヴォーカル……。どこを取ってもとびきりにユニークでパーソナルな、他に類を見ないじつにじつに個性的な音楽でありながらも、とっつきにくさや難解さはまったく感じられない。素直に向き合って耳を傾けてくれさえすれば、誰もが心を揺さぶられるに違いない。本当にとてつもない才能である。鮮やかな、衝撃の、ジョアンナ・ニューサム弱冠21歳の、奇跡のデビュー・アルバムである。どうか心して、しかし肩の力を抜いて楽しんでほしい。信じてほしい。これは魔法である。
- DISC 1
- 1. Bridges and Balloons
- 2. Sprout and the Bean
- 3. The Book of Right On
- 4. Sadie
- 5. Inflammatory Writ
- 6. This Side of the Blue
- 7. En Gallop
- 8. Cassiopeia
- 9. Peach, Plum, Pear
- 10. Swansea
- 11. Three Little Babies
- 12. Clam, Crab, Cockle, Cowrie