リリース情報
耳を澄ませば今日も聞こえる港街から、夜の帳も。モノラル・ラジオ的戦前歌謡に今だからこそド直球でアプローチ!
笹山鳩の直立不動なしなびた幻想歌謡世界、映像作家/ ギタリスト武村篤彦による卓越したギターが織り成す時空を超えた夜の港街世界。信じられない奇蹟のデュオ登場。
◎泊について: 「泊(とまり)」は2002年に大阪で結成された武村篤彦と笹山鳩による異色歌謡ユニット。枯れた味わいの武村のギター演奏とオールドスクールな笹山の唱法は、昭和の前半にかつて存在したようで存在しなかった、「架空の歌謡」といえるかも知れません。
◎唄声の港: 「唄声の港」は泊の第一回制作アルバムです。かつてのラジオ歌謡のような、人間の営みを邪魔しない音楽。昭和歌謡、ジャズ、モンドミュージック、それらのリスナーのジャンルをこえて老若男女が楽しみ、口ずさめる全く新しい歌謡アルバムになっています。
◎参加ミュージシャン: ドラムに「ストラーダ」「New Residential Quarters」「ふいご」の中尾勘二、ベースに「PAAP」「BRAZIL」の稲田誠、アコーディオン・フルートに「PAAP」「歌声酒場」の香取光一郎らを迎え、彼らの強力なサポートによりシンプルなれど腰のある音楽を表現しています。
◎ジャケットイラストは鈴木博文「凹凸」(メトロトロンレコード)のジャケットを担当した漫画家山田参助。
◎ブックレットには山田参助描き下ろし新作漫画、凸凹コンビ「こぶ山作造」と「坂道すべっ太」が繰り出す愉快な騒動を描いた「水兵のんき節」掲載。目と耳で楽しめる内容になっています。
- DISC 1
- 1. 夜行《霜篇》
- 2. 蜜蜂の唄
- 3. 襟首
- 4. マリア
- 5. 花咲く港
- 6. 帰って来た男
- 7. 恋文
- 8. 僕もう我慢できない
- 9. 淡雪
- 10. 波止場のあいつ
- 11. 夜行《星篇》
- 12. 五月