リリース情報

ヒーローズ──ベルリン時代のデヴィッド・ボウイ
トビアス・ルター(著) 沼崎敦子(翻訳)
ヒーローズ──ベルリン時代のデヴィッド・ボウイ
Tobias Ruther , Atsuko Numazaki
『HEROES DAVID BOWIE AND BERLIN』
2017/03/17
BOOK
ISBN-978-4907276768

¥3,780(税抜¥3,500)
レーベル: ele-king
※四六判/並製 ※416ページ

ハリウッドの地獄から西ドイツ・ベルリンへ、
多くの謎に包まれた1975年から1978年までのデヴィッド・ボウイを追う。
ベルリン3部作の背後に横たわる物語がいま明かされる──

 

デヴィッド・ボウイが、2016年1月10日、自らの死を想定して作られた新作『ブラックスター』をリリースした2日後に他界し、世界中に衝撃を与えたことは記憶に新しい。
さて、長いキャリアのなかで、多くの名作を残しているデヴィッド・ボウイだが、70年代のなかばアメリカに渡り、そして強度のコカイン中毒のなかで衰弱しながら、そしてベルリンへと移住して生まれることになる、通称「ベルリン3部作」──『ロウ』、『ヒーローズ』、『ロジャー』──は、ボウイのキャリアのなかのもうひとつのクライマックスとして知られる。
本書は、そのベルリン時代にスポットを当てた評伝である。じつに深い内容の、ファン待望の1冊と言える。