リリース情報
日本語ラップ黎明期から幾度かの活況を迎えた今日に至るまで、時流に流されないマイペースな活動でクラシックスをリリースし続けるECD。2000年代以降の、彼のこれまでとなる歩みをコンパイルした2枚組のベスト・アルバム『21世紀のECD』が本人の完全監修の元、リリース!
日本のヒップホップ黎明期よりコンスタントに活動を続けながら、いまなお現役第一線としてのリアリティを失わないアーティスト、ECD。1996年、日比谷野外音楽堂にて歴史的ヒップホップ・イベント<さんピンCAMP>のプロデュースを務めて数々のクラシックスを世に送り出し、2003年作『失点 in the Park』から今日に至るまで、自主制作で精力的なリリースを続けている。2015年には16枚目となる現時点での最新作『Three wise monkeys』をリリース。日本のヒップホップ・シーンという括りのみならず、シーンをクロスオーバーした活動で音楽ファンを魅了し続け、ここまで作品をリリースし続けるアーティストは他にいるだろうか。
そんなECDのリリース作品・客演作品より、2000年代、2010年代を区切りに2つのディスクにコンパイルし豪華2枚組としてパッケージングしたベスト盤、題して『21世紀のECD』!
「今聴いても古さを感じさせない」それは最高の褒め言葉だ。
しかし僕は前作を古いものにするために新作を作り続けてきた。
つまり、この「21世紀のECD」と題されたベスト盤のようなものはいわばECDの地層である。
収録されている曲のひとつひとつは化石だ。ECDの化石を聴いてくれ。
―――― ECD
- DISC 1
- 1. TSUCCHIE - ダイアル Q-エスト feat. ECD
- 2. Freeze Dry
- 3. DJは期待を裏切らない
- 4. Mizo
- 5. 東京を戦場に
- 6. CD
- 7. A.C.I.D.
- 8. E.C.D.
- 9. U.G MAN - セシオン (With ECD)
- 10. FINAL JUNKYのテーマ
- 11. In The Place To Be
- 12. BORN TO スルー
- 13. 天国ROCK
- 14. マイクアキラ - Keep On and Go ft. ECD
- DISC 2
- 1. How's My Rappin
- 2. Time Slip
- 3. Sight Seeing
- 4. MINT & ECD - 想定外(BLACK SWAN CASE #3)
- 5. soakubeats - ラップごっこはこれでおしまい ft. ECD
- 6. 憧れのニューエラ (Extended Version)
- 7. エキスパンダー
- 8. RIKKI - Trouble Makker feat. ECD
- 9. LUCKY MAN (for Fans & Relativities REMIX)
- 10. GEBO - ただの直感 feat. ECD
- 11. S/ & ECD - 2030
- 12. ECDECADE