ジャンル: ROCKアーティスト情報
ZETROSPECTIVE
2009.11.09
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ishiatama-zizo
2009.11.09
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メンバー:
阿久根 哲也 (GUITAR)
臼井 敏朗 (DRUMS)
高木 裕治 (BASS)
芥川 勝則 (VOCAL, GUITAR)
熊本発!突然変異?!鋭角ノーウェーヴバンド!
現在のポストパンク、ノーウェーヴリバイバルにモロ、ストライクするコード感、鋭利なギターリフ、歌い回し、このトレブリーでソリッドなサウンドメイキングは紛れもなく、アーリ-80sのあのパンクの感じだ。そして熊本発、メンバー全員40代(PUNKリアルタイム世代?!)オーバー、つまりリバイバルではない(!)。と謎だらけながらも3,4年前から都内でもウワサになり始め、Less Than TV系のパンク・ハードコアバンド、特にデラシネとの交流があり、また熊本在住のバンドと言うことで、福岡のロレッタセコハン(現東京)などとの交流も深い。
熟成の狂気ということではゆらゆら帝国やあぶらだこ、文学的なところでfoul、eastern youth、また遡ってINU~町田康などとかなり感触が近い。08年のCANのダモ鈴木との熊本でのセッションも話題を呼んだ。
PCD-24228 Know Better Learn Faster
2009.10.23
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本国アメリカではディアフーフと並ぶキル・ロック・スターズの新しい看板アーティストになった新鋭シンガー・ソングライター、タオによる待望のニュー・アルバム!
◯ベス・オートンやリッキー・リー・ジョーンズも引き合いに出される魅力的なヴォーカルと肩肘張らないリラックスした歌い口、彼女も含めてトリオとなったバンド「ゲット・ダウン・ステイ・ダウン」の息もぴったりなアンサンブルはそのままに、アンドリュー・バードや4ADの注目新人チューン・ヤーズ、ホース・フェザーズのメンバーもゲストに迎え、さらに自由な広がりを増したサウンドが素晴らしい。
◯プロデュースはビル・フリゼール、ディセンバリスツ、スフィアン・スティーヴンス、マッドハニーらとの仕事で知られる鬼才タッカー・マーティン。
PVCP-8262 Don’t Stop
2009.10.23
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北欧ノルウェイが生んだガール・アイコン、アニー。
4年ぶりの新作は日本盤だけボーナス・アップ、ラヴリー&カイリー(激似?)な09年仕様ポップ・エレクトロ・ニュー・マスターピース!
フランツ・フェルディナンドのアレックスやポール・エプワース、データロックも参加!
「チューインガム」で世界を席巻したノルウェーのガール・ポップ・エレクトロ・アーティスト、アニーのセカンド・アルバム!
世界中が待ち焦がれた新作は、フランツ・フェルディナンドのフロントマン、アレックスやデータロックもゲスト参加、プロデューサーとして新たにブロック・パーティーやプライマル・スクリーム等でおなじみ、人気コンピ『キツネ・メゾン』にも参加するポール・エプワースを起用したフレッシュな傑作!もちろん、前作を手掛けたリチャードX(シュガー・ベイブスetc)もまた全面バックアップ!
カイリー・ミノーグやマドンナを思い起こさせるバブルガムな80’sフィーリングを、現在進行形のエレクトロ・ミュージックを通じて蘇らせたユニークなサウンドは、レディ・ガガやラ・ルー、リトル・ブーツなど、台頭する新世代のガール・エレクトロに先駆けたもの。
シンガーであり、プロデュースもこなし、さらにはDJとしても活躍、そのマルチな才能は、ロイクソップやセイント・エティエンヌ、シザー・シスターズからスティーヴ・アオキまで、世界中のトップ・アーティストたちを魅了している。
【ゲスト/プロデュース】
アレックス・カプラノス(フランツ・フェルディナンド/ギター)
フレデリック・ソロエア(データロック/Vo.)
リチャードX(prod.)
ティモウ・コーコランピ(prod.)
ポール・エプワース(PHONES/KITSUNE/prod.)
★ANNIE インタビュー★
Q: デビュー・アルバム『アニマル』のリリースからもう4年がたちます。その間は何をしていたのでしょうか?DJやギグ、制作で忙しかった?
アニー(以下A): 前作を完成させて、ツアーに出たり、DJをやったり、合間にレコーディングしたりしていたんだけど、実はアイランド・レコードと契約のことで色々あって。サインしたのに全然リリースしてくれなくて、延期、延期でズルズルと時間だけがたってしまったの。仕方なく彼らとの契約を破棄して、スモールタウン・スーパーサウンドの助けを借りて、自分のレーベル<トータリー>からリリースすることにしたのよ。だから、そういうペーパーワークにたくさんの時間を取られていたというのも、あるわ。ギグやDJの合間は、ほとんどそういった契約関係の処理に追われていたという感じ。
Q: 新作のレコーディングは大変だった?
A: そうね。いま言ったみたいな、契約のゴタゴタもあったけど、それだけじゃなくて、私は割と完璧主義的なところがあって、あまり妥協したくないって、いつも思っているの。根を詰めすぎちゃうのかな。だから、プロデューサーについてもらって客観的に見てもらうことによって、いいバランスがとれるんだと思う。今回も前作同様に、いいプロデューサーとの素晴らしいコラボレーションができたと思うの。大変だったけど、おかげでいいものができたと思うの。
Q: 新作には、これまでにないプロデューサーの名前として、ポール・エプワースがありますが。
A: 彼は素晴らしいドラマーよ。ビートの感覚がハンパないの。音楽のテイストも共通する部分が多くて、ポールと一緒に仕事できたのは、本当にいい経験だったわ。
Q: 新作のタイトル『ドント・ストップ』の意味を教えてください。
A: 私の周りでも、クリエイティヴなアーティストはたくさんいるんだけど、必ずしも、彼が自分のやってることで生計を立てられているというわけではないのね。でも、あきらめずに前進し続けましょう、というメッセージ的な意味を込めて「ドント・ストップ」というわけなの。
Q: どんなアルバムを目指した?
A: ソングライティングを重視したの。実際、300曲くらいは、書いたと思う。ダンス・ミュージックというよりは、ポップ・アルバムを目指したつもり。色々な要素が入り交ざっていると思うけど、より多くの人に聞いてもらえるようなものに仕上がったと思う。
Q: 元々はベルゲンの出身ですが、今はベルリン在住と聞いています。ベルリンでの生活はどう?
A: 素晴らしい街よ。ノルウェーで暮らしていたとき、ある日、突然手紙が来たの。住んでいたアパートを取り壊してホテルに改築するから、一か月以内に立ち退いてくださいって。ノルウェーは物価も高いし、普通に引っ越すのもなんだかバカげてる、って思って、思い切ってベルリンに移ることにしたのよ。ベルリンはアパートの家賃も安いから、外国からたくさんのミュージシャンがやってきて、住んでいるのよ。ステキなレコード屋もあるし、いいレストランも多いし、大きな都市だけど人口過密、っていう感じでもなくて、本当に住みやすい街だと思う。
Q: アーティスト・アルバムのほかに、ミックスCDも出していますよね。曲を作るのとDJをするのと、どっちが好き?
A: 私が好きな曲をみんなが聞いてくれて、ダンスしてくれる。DJって本当に楽しいわ。でも曲を書くのはもっとチャレンジング。特にいい曲がかけた時は、本当に達成感がある。だから、曲を作ってるほうが好きかもしれないわ。
Q: どうやってDJするようになったの?
A: 昔からレコードをたくさんコレクションしていたのよね。ベルゲンに、カフェ・オペラっていうバーがあって、ある時そこのオーナーが、私のレコード・コレクションを気に入ってくれて、次の金曜日にレコードをまわしにこないか、って誘ってくれたの。ビックリして、でもやってみたら本当に楽しかった!そのときのことが忘れられなくて、それからしばらくして、「ポップ・ティル・ユー・ドロップ」っていうイベントを自分ではじめたの。ピーチズとかティム・ラヴ・リーとか、色々なアーティストを呼んだわ。
Q: 最後に、日本のファンにメッセージを、お願いします。
A: また東京を訪れることができて、本当にエキサイトしているの。来年はぜひライヴをやりに、また戻ってきたいわ。ぜひギグで会いましょう!
PCD-17310 TO MANER
2009.10.23
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ノルウェーのフォーク音楽を刷新する超新星トリオによる待望のセカンド・アルバム! 独特の音色を持つ民族楽器ハルダンゲル・フィドル3本の合奏が牽引する強靭なグルーヴは圧巻!
◯結成は2002年ながら、全員がまだ20代半ばという若さ。ロック、ジャズ、ブルース、ソウルなどの要素も取り入れつつ、新しいトラッドの形を追求している。紅一点トゥーヴァのヴォーカルも、清濁併せ持つハルダンゲル・フィドルの音色に呼応するかのような、従来のトラッドの定石にとらわれない奔放な歌唱が魅力的。
◯ヴォーカル、ハルダンゲル・フィドル×3、ドラム、ベースというユニークなバンド編成はノルウェー中を熱狂させたデビュー作と変わらないが、本作ではさらにアグレッシヴで濃厚なアンサンブルを聴くことができる。トラッドやオリジナルに混じって、ヘンリック・イプセンやオーラフ・H・ハウゲといったノルウェーを代表する作家のテクストが歌詞となっているのも興味深い。
<ゲスト参加>
Anders Roine:口琴(Track 2, 4)、ランゲレイク(Track 4, 7)
Mikael Lindqvist:オルガン(Track 12)
Oskar Lindberg:フェンダー・ローズ(Track 8)
Aslak Dorum:ベヒシュタイン(Track 10)
AIHA HIGURASHI
2009.10.22
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2002 年、SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER 活動休止後、ソロ活動スタート。
2003 年、Ki/oon Records からシングル「NEW LIFE」にてソロデビュー。アルバム「Born Beautiful」始め3 枚のアルバムをコンスタントにリリースしていく。
2005 年より、ニュープロジェクトとして、秋山隆彦(drs: downy/Fresh!/KAREN)、岩谷啓士郎(gtr,mpl.:KIB, トクマルシューゴ, フラバルス,golfer)と自身のバンドLOVES. を結成。都内を中心に精力的にライブ活動をスタート。
2007 年LOVES. 名義での1st ALBUM「LUCKY ME」をリリース。同年10月には松尾スズキ監督脚本の映画[クワイエットルームにようこそ]の主題歌『NAKED ME』を含むsplit single「 NAKED ME」をリリース。
2008 年にマンスリーライブを6ヶ月にわたり開催。9 月に自身で立ち上げた新レーベル
chance!dance!record から2nd アルバム「NOW IS THE TIME!」をリリース。
現在、ソロとして執筆、楽曲提供を手がけながら自身のバンドLOVES.( 日暮愛葉 and LOVES!) のニューアルバムに向けREC 準備、先日10年振りに伝説のユニット!愛葉× TSUTCHIE( シャカゾンビ) とのRAVOLTA も活動を再開し、ライブ、そしてコンピレーション『PUBLIC/IMAGE.SOUNDS』へも新録にて参加。
LOVES.のプロフィールページ
http://p-vine.jp/artists/loves
VALKYRIEN ALLSTARS
2009.10.22
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トゥーヴァ・リーヴスダッテル・シーヴァッセン(Tuva Livsdatter Syvertsen):ヴォーカル、ハルダンゲル・フィドル
オーラ・ヒルメン(Ola Hilmen):ハルダンゲル・フィドル、ヴォーカル
エーリック・ソーリッド(Erik Sollid):ハルダンゲル・フィドル、ベース・フィドル(アップライト・ベース)、ヴォーカル
ヴァルキリエン・オールスターズは、まだ20代半ばの3人の若者――トゥーヴァ・リーヴスダッテル・シーヴァッセン、エーリック・ソーリッド、オーラ・ヒルメン――から成るノルウェーのフォーク・ミュージック・グループである。彼らは国民的な楽器であるハルダンゲル・フィドルを演奏し、歌う(リード・ヴォーカルは、唯一の女性メンバーであるトゥーヴァが担当している)。ヴァルキリエン・オールスターズとしての活動が始まったのは2002年からだが、音楽家としては子供の頃から練習を積んでいる。マグヌス・ラーシェン(ベース)とマッティン・ラングリー(ドラムス)が、ヴァルキリエン・オールスターズ・バンドの編成を完全なものにしている。
彼らの音楽の基礎は、ノルウェーの伝承曲(トラッド)にあるが、彼らはそのサウンドに新しい次元を与え、より現代的で視野の広い楽曲を生み出した。彼らは、他のジャンルや文化に根ざした音楽を取り入れて実験することを楽しんでいる。このやり方によって、彼らはフォーク・ミュージックを新しい段階へと進めることに成功しており、その分野においてはアヴァンギャルドとみなすこともできる存在である。トゥーヴァのヴォーカルは音楽にさらなる広がりを与えているが、彼らの歌い方はノルウェー本来の歌の伝統に基づいたものでもある。
ヴァルキリエン・オールスターズの最初のCD録音は、2007年のノルウェー版グラミー「スペルマン賞」にノミネートされた。また、ノルウェー国営放送局(NRK)の音楽コンペティション「シェンペヤンセン」でも投票によってファイナルまで進んだ。さらに、2008年9月には、「フォークアラーム」からノルウェーの「年間最優秀フォーク音楽アーティスト賞」を授与されている。
過去数年間の間に、彼らはノルウェー中のみならず、アイルランド、スウェーデン、オランダ、デンマーク、ロシア、ウクライナといった国々もツアーしており、2009年12月には日本ツアーも決まっている。
音楽は生きた活動であり、ただ聴かれるだけでなく、演奏しているところを観られるべきものだ、とはよく言われることである。この主張の真実は、ヴァルキリエン・オールスターズのコンサートに行くことで自ずと証明される。音楽には囲いも年齢もない、ただ偏見にとらわれない誠実さがあるだけだ。