ジャンル: ROCKリリース情報
TRCP-312 The Fateful Symmetry
2025.05.29
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先駆的で、今もなお多大な影響を与え続けるアーティスト、マーク・スチュワートが、2023年4月に急逝する直前に完成させた渾身のソロ第8作目となるアルバム『The Fateful Symmetry』を発表。The Pop GroupやMark Stewart & Maffia、そしてソロ名義での革新的なキャリアの集大成といえる最重要作品!
「(好き嫌いの)好みというのは、一種の、自身による検閲行為だ」――マーク・スチュワート
『The Fateful Symmetry』によって、ガーディアン紙が“敬愛されるカウンターカルチャーのミュージシャン”と評したスチュワートの遺産はさらに確かなものとなった。本作は、彼の代表作と並ぶほど大胆かつ先見的な作品である。
先行シングルでありアルバムのオープニングを飾る「Memory of You」は、Youth(Killing Joke)との共同プロデュースにより制作され、ホリー・クックのバッキングボーカルもフィーチャーされている。推進力に満ちたポスト・ディスコのトーチソングであり、欲望に満ちたボーカルとスタイリッシュで威圧感あるシンセサウンドによって構成されたネオ・ノワールな楽曲で、スチュワートの最も劇的かつ心を打つパフォーマンスのひとつとなっている。
スチュワートの多くの作品と同様に、この曲も常識や期待を覆すものである。
「ラブソングをトロイの木馬のように使う方法がある。毒に砂糖をまぶして、人々の心に侵入するんだ。一見すると“もし愛していたなら”という内容だけど、実はより良い世界への憧れと夢を歌っている。僕にとって“愛”は政治的な行為なんだ。」
Youth はこう語る:
「『Memory of You』は、マークが素晴らしいシンガーであるだけでなく、優れたソングライターであったことを示している… メロディと歌詞は、ウォーカー・ブラザーズや1950年代のクローナー、たとえばフランク・シナトラのような時代を超えた魅力があるのに、それでいて最先端なんだ。」
この楽曲のショートフィルムは、映像作家ピーター・ハリスとヒューゴ・グレンディニングによって制作された。ハリスは2020年にマーク・スチュワートと出会い、Radio Alharaで「BOMBART」という番組を共同で開始し、以後、複数のアートワークと音楽でのコラボレーションを行った。彼はまた、リー“スクラッチ”ペリーとのアート・コラボレーションでも知られている。
スチュワートの尽きることのない創造力を証明し、彼の最も内面的で力強いメッセージのひとつを示す本作『The Fateful Symmetry』は、驚異的な表現力と革新性に満ちた作品である。より良い世界への、激しくも美しいマニフェストなのだ。
唯一無二で圧倒的な存在だったマーク・スチュワート。常に“普通”であることを拒み、常に特別だった。
『The Fateful Symmetry』は、長年のパートナーであるレーベルMuteから、彼の友人であり魂の同志ダニエル・ミラーの手によって、2025年7月11日にリリースされる。
「マーク・スチュワートは俺のヒーローだ」――ダディ・G(マッシヴ・アタック)
「恐るべきボーカリストであり、信じられないほど刺激的なフロントマン。彼には深く恩義を感じている」――ニック・ケイヴ
「マークの影響がなければ、ブリストルの芸術や政治はまったく違ったものになっていただろう」
――ジェフ・バーロウ(ポーティスヘッド)
PCD-25483 Mamogi 2(仮)
2025.05.29
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PCD-25482 Mamogi
2025.05.29
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PCD-26144 Crashbox
2025.05.28
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現代最高のスティーリー・ダン・フォロワー=モンキー・ハウス、約3年ぶりとなる待望のニュー・アルバム! 楽曲もサウンドも過去最高のクオリティに到達した傑作! 全AORファン必聴!
「日本リリース5作目にしてモンキー・ハウス最高傑作。従来のスティーリー・ダン偏愛をベースにしながら、より広範なサウンド・テクスチャーを提示。ジャズ・ファンクやアコースティック・サウンドへのアプローチに加え、ホーン使いはドン・ブラウトハウプトがリスペクトするもうひと組の大物シカゴを髣髴させたりも…」――金澤寿和
カナダの作編曲家/鍵盤奏者/シンガーにして、スティーリー・ダン研究書『Aja(邦題:スティーリー・ダン Aja 作曲術と作詞法)』の著者でもあるドン・ブライトハウプト率いるモンキー・ハウスによる、通算第7作となる最新アルバム。前作『リメンバー・ジ・オーディオ』(2022年)以上の洗練と深みを見せる傑作。残念ながら、これがドリュー・ジング(g)の生前最後の録音となってしまった。
PCD -27091 Ode To Quetzalcoatl
2025.04.21
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キング・オブ・ダウナーことデイヴ・ビクスビーが1969、1970年に発表した2枚の激レアプライベート・プレスが最新リイシュー!
トラビス・スコットが2023年に発表した「パラセイル」でも大胆にサンプリングした、あまりにも孤独でそして寂寥に満ちたサウンドと歌声が現代に蘇る!
デイヴ・ビクスビーはミシガン州グランド・ラピッズで十代の頃に1960年代のフォーク・シーンから影響を受け、地元のコーヒーハウスで演奏活動を始めるが、当時広まりつつあったサイケデリック・カルチャーの影響でLSDに耽溺。連日のアシッド・トリップの結果、自らが「地獄だった」と語るどん底に堕ちていく。そんな彼を救ったのが、たまたま通りがかったキリスト教会だった。神を見出した彼は宗教グループに参加、演奏活動を始める。その支持者が数百人となったときにレコーディングされたのが、彼の初のアルバム『Ode To Quetzalcoatl』だった。
古代メキシコ・トルテカ文明のケツァルコアトル神に捧げられた本作。デイヴは「ガンジーやダライ・ラマに通じるキリスト的存在」と語るが、彼自身の歩んできた道を辿る自伝的アルバムともいえるコンセプチュアルな作品となっている。地獄のドラッグ体験から脱して神の救済を求めて歩み始めながら、周囲から理解されず、「今度はカルト教団にはまった」と家族にも疎外される孤独。それでも神を信じ続け、最後に心の平安を得るという、デイヴの溢れ出る感情が描かれている。アルバム2枚分の曲(と多くのアウトテイク)をわずか1ヶ月半で書いたという、歌わずにいられなかった彼の切実なエモーションが込められているのが本作だ。
本作はデイヴの住むアパートの居間で、4トラック機材を使ってレコーディング。彼のアコースティック・ギターの弾き語りを中心として、12弦ギター、フルート、ハーモニカをフィーチュアしている。さらに友人のブライアン・マッキネスがギターとバック・ヴォーカル、ジェイン・シミーがバック・ヴォーカルを務めているが、デイヴの唯一無二の世界観に吸い込まれていく。
「歌(song)ではない。賛美歌(psalm)だ」とデイヴが主張する本作。彼の音楽はそのレコード(500枚とも1,000枚ともいわれる限定プレス)、そしてグループ・ミーティングでの演奏などで、数多くのベトナム戦争帰還兵たちをPTSDから救った。その結果、彼自身も徴兵対象となりながら、兵役を免除されたという曰くつきのアルバムだ。
PLP-7583CB Aseurai
2025.04.21
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Yumi Zouma、Fazerdazeなど良質なインディ&ドリームポップを産出するニュージーランドのシーンで新たに注目を集めるドリームポップバンド、PHOEBE RINGS待望の1stアルバムがUSインディシーンを牽引し続けるCarpark Recordsからリリース決定!
The BethsのJonathanがエンジニアとして参加した1st EP『Phoebe Rings』同様に、リード・シンガー、チェ・クリスタルの柔らかで包み込まれるような優しい歌声にジャズやボサノヴァといったニュアンスからディスコやシティポップのテイストも含んだ浮遊感のあるドリーミィー・サウンドを展開!
2025年3月にはThe Bethsとのオーストラリアツアーを敢行! さらには台湾公演も実現させるなど本国ニュージーランドやUSだけでなく、アジアのシーンでも最注目のアーティストがついに日本国内盤デビュー!
PCD-25477 Aseurai
2025.04.21
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Yumi Zouma、Fazerdazeなど良質なインディ&ドリームポップを産出するニュージーランドのシーンで新たに注目を集めるドリームポップバンド、PHOEBE RINGS待望の1stアルバムがUSインディシーンを牽引し続けるCarpark Recordsからリリース決定!
The BethsのJonathanがエンジニアとして参加した1st EP『Phoebe Rings』同様に、リード・シンガー、チェ・クリスタルの柔らかで包み込まれるような優しい歌声にジャズやボサノヴァといったニュアンスからディスコやシティポップのテイストも含んだ浮遊感のあるドリーミィー・サウンドを展開!
2025年3月にはThe Bethsとのオーストラリアツアーを敢行! さらには台湾公演も実現させるなど本国ニュージーランドやUSだけでなく、アジアのシーンでも最注目のアーティストがついに日本国内盤デビュー!
PCD-26142 The Works
2025.04.21
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マーティン&ガープ~ドーン・パトロールのシンガー、ロー・ヴァン・ガープ、待望のセカンド・ソロ・アルバム! スティーリー・ダン直系の洗練されたAORが存分に楽しめる傑作!
「スティーリー・ダン愛、ここに極まれり! マーティン&ガープ、ドーン・パトロールへの参加や、パピックpresents シー・ブリーズとの邂逅はダテじゃなかった。待ち侘びた5年ぶりのソロ2作目は、都会の光と影をあぶり出し、ガープ自身のインナー・ワールドへと踏み込んでいく」――金澤寿和
マーティン&ガープ、ソロ、ドーン・パトロールと、傑作を連発してきたシンガー/サックス奏者ロー・ヴァン・ガープによる、コンセプト・アルバムとなるセカンド・ソロ作。ウェルメイドな楽曲、ハイ・クオリティなサウンド、そしてなによりも、あたたかく味わい深い歌声、すべてが文句なしの傑作。
PCD-26141 In The Beginning
2025.04.21
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ELOやテイク・ザットのバンド・メンバーを務めていたミュージシャンたちがコロナ禍中に結成したバンド、ビッグ・ホライズンのデビュー・アルバム! 熟練ミュージシャンたちによる極上のヨット・ロック・アルバム!
「コイツはヨット・ロックなんて軽いモンじゃないッ! ジェフ・リンズELO、10cc、テイク・ザットなどをサポートしてきた実力派ミュージシャンたちが集った、リアルでキャッチーな英国産アダルト・コンテンポラリー。爽やかだけど骨太なサウンドが、聴く人の感性を問う」――金澤寿和
テイク・ザット、ELO、アニー・レノックス、アデル、10cc、イエス等、そうそうたるアーティストをサポートしてきた世界最高のセッション・ミュージシャン5人が、ロックダウン中に結成したバンド、ビッグ・ホライズン。映画にもなった英国南ウェールズの伝説的スタジオ、ロックフィールドで録音されたキャッチーでクラシックなポップ・ソング集。
PCD-25472 Pleasure
2025.04.02
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現代最高のAORデュオ、ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス待望の最新作が遂に完成! 甘くソウルフルな歌声に心地よいコーラス、美しいメロディーとライト・メロウなフィーリングに溢れた極上の現在進行形AOR~ブルーアイド・ソウル決定盤!
もはや現在進行系のAORシーンを語る上で決して欠かすことはできない現代最高のAORデュオ、ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスが、前作『チケット・トゥ・シャングリラ』から3年振りとなる待望の最新作『プレジャー』のリリースを決定! UKを代表するネオ・ソウル・バンド、ママズ・ガンのフロントマンであるアンディー・プラッツと、トミー・ゲレロやエイミー・ワインハウスなどの作品を手掛けるなどプロデューサー/マルチ・ミュージシャンとして幅広い分野でその才能をいかんなく発揮しているショーン・リーによる鉄壁のチームワークは健在で、1stアルバム『ウエスト・エンド・コースト』(2015)から前作『チケット・トゥ・シャングリラ』(2022)まで世界中のリスナーを虜にしてきたメロウで爽快なサウンドを今作でもたっぷりと聴かせてくれています! 本作のリリースとなる今春から地元UKはもちろんのこと、ドイツ、オランダ、ベルギーなど周る大々的なヨーロッパツアーが予定されており、そのメロウなフィーリングで世界中のリスナーをさらに魅了していくことでしょう!