FENNESZ フェネス

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フェネス(FENNESZ)

シーフィールが初めて取り入れ、フライング・ソーサー・アタックやエクスペリメンタル・オーディオ・リサーチ等、数え切れないほど多くのイギリスのアーティストに影響を与えたアイデア。それを継承し、発展させているオーストリアのウィーンを拠点とするギタリスト/ラップトップ・アーティスト、クリスチャン・フェネスは、大胆に加工したギター・ドローンとノイズでそのキャリアを築いてきた。

フェネスは、1995年にオーストリアの痙攣電子音響レーベル、ミゴから12インチ「Instrument」でデビュー。ギターをコンピューターで加工し、再/脱構築した綿密なスタジオ・ワークで注目を集める。以降、1997年のデビュー・アルバム『Hotel Paral.lel』(MEGO)、1998年の7インチ・シングル「Plays」(99年にジム・オルーク主宰のモイカイよりCDシングルでリイシュー)、1999年のセカンド・アルバム『Plus Forty Seven Degrees 56’37” Minus Sixteen Degrees 51’08』(TOUCH)、2000年のライヴ・アルバム『Live in Melbourne』(TOUCH)と、順調にリリースを重ねてきた。

そして2001年、フェネスはサード・アルバム、『エンドレス・サマー』(MEGO)でにわかに脚光を浴びることになる。「Plays」をさらに発展させた、コンピューターで加工したアコースティック・ギターの音色と、温もりのあるグリッチ・ノイズを絶妙のバランスで編集/ブレンドさせ、叙情感溢れるサウンドスケープを完成させ、各方面から絶賛される。

その後、2002年秋にはUKのタッチより、現時点での最新作となるデビューから現在に至るまでを包括したコンピレーション・アルバム、『Field Recordings 1995 : 2002』をリリース。03年2月には待望の再来日を果たし、素晴らしいステージを披露してくれた(間違いなく、03年度のベスト・ライヴのひとつ)フェネスは、5月にリリースのデイヴィッド・シルヴィアンのニュー・アルバム、『Blemish』に参加(他にデレク・ベイリーらが参加)。夏には待望のニュー・アルバム、『Venice』(デイヴィッド・シルヴィアン参加)をUKのタッチよりリリース。

フェネスはまた、ジム・オルークと、ピタことピーター・レーバーグとのトリオ、フェノバーグや、キース・ロウのエレクトロアコースティック・プロジェクト、MIMEOへの参加などのコラボレーションでも知られている。

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