ジャンル: ROCKリリース情報
PCD-93129 The Lucky Ones
2008.06.06
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吼えまくるマーク・アーム! 弾きまくるスティーヴ・ターナー!マッドハニー、結成20年の節目を飾る待望のニュー・アルバム。録音期間は、オーヴァーダビングを含めてもわずか3日あまり、というバンド史上最短記録! 1曲目から「I’m Now!」とばかりにラフなガレージサウンドをこれでもかとぶつけてくる本領発揮の大傑作。
○プロデュースはビル・フリゼール、ザ・ディセンバリスツやスフィアン・スティーヴンスも手がけてきた鬼才、タッカー・マーティン。マッドハニーの本質的な魅力を見事に抽出している。
○マーク・アームが敢えてギターを弾かずにヴォーカルに徹しており、マッドハニーのライヴのアンコールを支配する驚異的なテンションがずっと持続しているような11曲。スティーヴ・ターナーがリード・ギターもリズム・ギターも全てのパートを見事に弾きたおしている。
PCD-20024 Elliott Smith
2008.06.06
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1995年7月発表。一度聴いたらサビが耳にこびりついて離れないエリオット屈指の名曲「Needle In The Hay」で幕を開けるセカンド・アルバム。
後々までエリオットの基本的なスタイルとして定着したヴォーカルとアコースティック・ギターの多重録音による独特なハーモニーを備えたサウンドが印象的。9曲目「St. Ide’s Heaven」には友人のレベッカ・ゲイツ(スピネインズ)がゲスト参加している。
エリオット・スミスがキル・ロック・スターズに残した不朽の傑作アルバム2枚を待望の国内盤化!
メジャー移籍後の作品では、ともすればポップな意匠の陰に隠れがちだった、異様なまでに生々しいエモーションと痛みは、いま聴いても十分すぎるくらい衝撃的。
彼の歌は大仰さからは程遠いものだが、聴けば聴くほど心に沁みわたってくる。
SALVOBX-406 Anthology 1966-1972
2008.06.06
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PCD-93105 Real Emotional Trash
2008.06.06
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スティーヴン・マルクマス(ex.ペイヴメント)、ザ・ジックスを率いての約3年ぶりのニュー・アルバム! 似つかわしくない(失礼!)かもしれないけど、堂々の、圧巻の大傑作! これはマジでヤバイ!
ペイヴメント解散後のこの男の充実ぶりはいったいなんなのだろう?
スティーヴン・マルクマス、ジャネット・ワイス(クワージ/ex.スリーター・キニー)を新たにドラマーに迎えたザ・ジックスを率いての通算第4作、『リアル・エモーショナル・トラッシュ』! 自らタイトルに”クズ”と銘打っているのは、彼がいかにこの作品に自信を持っているかの表れだろう。
ブルー・チアーかブラック・サバスかと聴き紛うほどヘヴィなアルバム・オープナー「Dragonfly Pie」から、一気にマルクマス・ワールドへと引きずり込まれる。
この男には、レコード・コレクターの耳にだけ届くようなマニアックなサウンドを、誰もが引きずり込まれずにはいられない平易な表現へと音訳する不思議な才能が備わっているのかもしれない。
このアルバムにも、ニール・ヤングやオールマン・ブラザース、リチャード・トンプソン、テレヴィジョンといった先達からの影響が見え隠れするが、そのすべてをマルクマス印に仕上げてしまうその手腕は見事というほかない。さりげなくすごいギターも相変わらずすばらしい。最高傑作!
※録音:T.J.ドハーティ(ソニック・ユース、ウィルコ、ルース・ファー等)
※ミックス:ニコラス・ヴァーネス(アニマル・コレクティヴ、ブラック・ダイス等)
DC(CD)-379 I Want To Go Where Things Are Beautiful
2008.06.06
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伝説のバンジョー・プレイヤー、マイク・シーガー(ピート・シーガーの弟)が惚れ込み、82年にレコーディングされたニムロッド・ワークマンの貴重な音源集が登場!1895年にケンタッキー州で生まれ、14歳から42年間アパラチア山脈の炭鉱で働き、その後は伝統的なアパラチアン音楽のミュージシャンとして活動。その活動は高く評価され、1986年には出身民族固有の民俗芸術に寄与してきたアーティストを顕彰する「National Heritage Fellowship」(日本でいう人『人間国宝』)を受賞。自身の経験を中心とした内容の曲がアルバムとしてまとめられ、初めてニムロッド・ワークマンという偉人の人生が描写された今作は皮肉にも1994年、99歳で他界してしまった後の初ソロCD作品となります。全てのフォーク・ミュージックのファンへ是非聴いてもらいたい1枚です。
PCD-23877 Can Cladders
2008.06.06
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PCD-22286 Englaborn
2008.06.06
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SFIRE-017XS Deep Fried Fanclub
2008.06.06
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90年のレコード・デビューから約20年…当時から今まで衰えぬ人気を誇り現役バリバリで活動中のイギリス/スコットランドのギター・バンド、ティーンエイジ・ファンクラブ。91年に名門レーベル<クリエイション>と契約してリリースした名盤『The King』で日本での人気も爆発した彼らが、その契約以前にリリースしていた数々のシングルをコンパイルした編集盤『Deep Fried Fanclub』が嬉しい再発!オリジナル・リリースは95年。初期の荒々しいプレイが聴ける本盤には、彼らの人気を決定づけた初期の名曲M1“Everything Flows”やM6“God Knows It’s True”等を収録!さらにM5“The Ballad Of John And Yoko”(オリジナル:ビートルズ)を始め、M10“Don’t Cry No Tears”(オリジナル:ニール・ヤング)、M11“Free Again”(オリジナル:アレックス・チルトン)、M12“Bad Seed”(オリジナル:ビート・ハプニング)辺りの絶妙なカバー曲も人気高し!
PCD-22305 嘘の館
2008.06.06
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80年代ノイバウテンの総決算的な傑作! 1989年発表の5thアルバム。
クラシカル/アンビエントな要素が色濃く出ていた前作と比べると、『ハルバー・メンシュ(半分人間)』的なインダストリアル・ロック/ノイズへの揺り戻しも感じさせるような内容。
冒頭の「Prolog」から「Feurio!」の流れにそれが如実に表れているが、アルバムの真ん中に位置する長尺の「Fiat Lux」などは、逆に前作の路線をさらに突き詰めたようなところもあり、一筋縄ではいかない。
いずれにせよ、ノイバウテンのディスコグラフィのなかでも最も音楽的に整理されて聴きやすい作品のひとつであり、なおかつ強烈なインパクトを保ちえているところがポイント。