ジャンル: CLUBアーティスト情報
JOHN LORD FONDA
2008.09.10
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2005年、クラブ・シーンで大きな成功を収め、以来エレクトロ・シーンの看板アーティストとして確固たる地位を確立したヴィタリック。彼の主宰するレーベル〈Citizen〉の第一弾アーティストとして2006年にアルバム『DeBaSer』で鮮烈なデビューを果たしたフランスはリヨン在住のクリエイター、DJ、ジョン・ロード・フォンダ。ヴィタリック直系とも言えるノイジーでパンキッシュなエレクトロ・サウンドは、既存のテクノやハウスの枠を大きく逸脱した新しい流れとして新鮮な話題を呼び、当時シングルは石野卓球やジュノ・リアクターなどをはじめとした各国のトップDJたちによってプレイされ、世界中のダンスフロアでピークタイムを飾った。ヨーロッパを中心にDJとしても精力的に場数をこなしている。
BOB SINCLAR
2008.09.10
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FENNESZ
2008.09.10
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シーフィールが初めて取り入れ、フライング・ソーサー・アタックやエクスペリメンタル・オーディオ・リサーチ等、数え切れないほど多くのイギリスのアーティストに影響を与えたアイデア。それを継承し、発展させているオーストリアのウィーンを拠点とするギタリスト/ラップトップ・アーティスト、クリスチャン・フェネスは、大胆に加工したギター・ドローンとノイズでそのキャリアを築いてきた。
フェネスは、1995年にオーストリアの痙攣電子音響レーベル、ミゴから12インチ「Instrument」でデビュー。ギターをコンピューターで加工し、再/脱構築した綿密なスタジオ・ワークで注目を集める。以降、1997年のデビュー・アルバム『Hotel Paral.lel』(MEGO)、1998年の7インチ・シングル「Plays」(99年にジム・オルーク主宰のモイカイよりCDシングルでリイシュー)、1999年のセカンド・アルバム『Plus Forty Seven Degrees 56’37” Minus Sixteen Degrees 51’08』(TOUCH)、2000年のライヴ・アルバム『Live in Melbourne』(TOUCH)と、順調にリリースを重ねてきた。
そして2001年、フェネスはサード・アルバム、『エンドレス・サマー』(MEGO)でにわかに脚光を浴びることになる。「Plays」をさらに発展させた、コンピューターで加工したアコースティック・ギターの音色と、温もりのあるグリッチ・ノイズを絶妙のバランスで編集/ブレンドさせ、叙情感溢れるサウンドスケープを完成させ、各方面から絶賛される。
その後、2002年秋にはUKのタッチより、現時点での最新作となるデビューから現在に至るまでを包括したコンピレーション・アルバム、『Field Recordings 1995 : 2002』をリリース。03年2月には待望の再来日を果たし、素晴らしいステージを披露してくれた(間違いなく、03年度のベスト・ライヴのひとつ)フェネスは、5月にリリースのデイヴィッド・シルヴィアンのニュー・アルバム、『Blemish』に参加(他にデレク・ベイリーらが参加)。夏には待望のニュー・アルバム、『Venice』(デイヴィッド・シルヴィアン参加)をUKのタッチよりリリース。
フェネスはまた、ジム・オルークと、ピタことピーター・レーバーグとのトリオ、フェノバーグや、キース・ロウのエレクトロアコースティック・プロジェクト、MIMEOへの参加などのコラボレーションでも知られている。